【@イグニスター】Ai-コンタクト、Ai-Qの効果について考える:パッと見強そうだけど本当に強いのか否か

2020年1月11日発売『エターニティ・コード』に収録される「Ai」カード2種(Ai-コンタクト、Ai-Q/アイキュー)の有用性・強さ・弱さについて考えた記事です。

同時収録される《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》にも跨る話題なので、お読みでない方は昨日の記事【ジ・アライバル・サイバース@イグニスター効果考察】ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルードとどっちを優先すべき?にも目を通していただけると幸いです。

(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
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【エターニティ・コード】に収録される「Ai」カード2種

Ai-コンタクト

《Aiアイ-コンタクト》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のフィールドゾーンに「イグニスターAiランド」が存在する場合、手札の「イグニスターAiランド」1枚を相手に見せて発動できる。見せたカードをデッキの一番下に戻し、自分はデッキから3枚ドローする。

 

テキストだけ見ると3ドローが強烈過ぎて相当強そうに見えるカードですが、その実、発動で1枚消費+見せてデッキボトムも2:3交換カードです。

1枚増えてるんだから十分と言えば十分ですが、発動条件を加味すると必ずしもただ強とは言えないカードだと思っています。

手札に腐った《イグニスターAiランド》をドローに変換できると言うと聞こえは良いですが、逆に言ってしまえば、フィールドと手札に《イグニスターAiランド》2枚を揃えないと腐るカードでもあります。

《イグニスターAiランド》 
フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合にこの効果を発動できる。手札からレベル4以下の「@イグニスター」モンスター1体を特殊召喚する。このターン自分は、元々の属性が同じモンスターを
「イグニスターAiランド」の効果で特殊召喚できず、サイバース族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地から「@イグニスター」モンスター1体を除外して発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。

 

《イグニスターAiランド》は真面目に2枚目が腐るタイプのフィールド魔法ですし、それをボトムに戻してドローできるのが相当良い動きなのは間違いありません。しかし、その為に初動で腐る可能性がある《Aiコンタクト》を複数枚採用する事によるリスクもそれ相応にあるはずです。

「Ai」魔法だから《ピカリ@イグニスター》でサーチする事は勿論出来ますが、「ピカリ」の効果をこのカードのサーチに割けるって相当ハンドが良い時限定だと思うんですよね…。

「Ai」魔法・罠のサーチの優先度で言うと、1番はやっぱり《イグニスターAiランド》、2番は《Aiドリング・ボーン》、次点で《Ai-Q》または《Aiコンタクト》って所だと思うので、この優先度を踏まえた上で、フィールド・手札に《イグニスターAiランド》を揃えつつってなると結構厳しいはずです。

要するに《イグニスターAiランド》の②効果で「1:3交換を狙え!」って事なんでしょうけど、それも安定して狙うのは相当難しいと思います。

《ドヨン@イグニスター》で回収するのも何だかんだで相手ターンSSや切り返し手段となる《Aiドリング・ボーン》が優先されそうですし、やっぱり結構難しいカードかも?

…見せるカードが「Ai」魔法・罠だったら相当良かった…(遠い目)。

Ai-Q(アイキュー)

《Ai-Q》
永続罠
自分フィールドに「@イグニスター」モンスターが存在する場合にこのカードを発動できる。
このカードのコントローラーは、自分スタンバイフェイズ毎に自分フィールドのリンクモンスター1体をリリースする。またはリリースせずにこのカードを破壊する。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、その間はお互いに1ターンに1度しかリンク召喚できない。

 

《Aiコンタクト》には結構辛口なコメントをしてしまいましたが、対する《Ai-Q/アイキュー》には肯定的というか、期待の色が強いです。

…と言うのも、「@イグニスター」の先攻展開って《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》(マスカレーナ素材)以外の選択肢がほぼない状況だったので、ここが成立しないと真面目に脆い盤面でターンを返す羽目になってました。

《増G》等の手札誘発も良い感じに効くので、それ+αまたは丁度良い落とし所が欲しいプレイヤーは恐らく沢山いるのではないでしょうか?

まぁ、このカードがその位置に綺麗に収まってくれるという確証は今の所ありませんが、割とアリよりじゃないかな?と個人的には思ってます。

まぁ、要するに「ダークフルード」じゃなくて「ジ・アライバル」+「Ai-Q」を目指すプランになるんですが、ここまでやっても相手のハンド次第では「壊獣」/(^o^)\とかライストor羽根からのヴァレソで/(^o^)\もあり得る訳で…。

真面目に「安心」の二文字を得るには、+で墓地《Ai打ち》位ないと無理かもしれない…(;^ω^)

しかもこのカードも《Aiコンタクト》と同様のジレンマ(初動で腐るから複数枚積みにくく、サーチ優先度も後回しになりがち)を抱えているって言う…。

でも、先攻Ai-Qは試す価値あると思ってます

「@イグニスター」は先攻展開の到達点が課題になりやすいデッキなので、《Ai-Q/アイキュー》の様な先攻展開の到達点となりうるカードの実装は、それだけで価値があります。

元々は《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》に求めていたポイントではありますが、あちらも立てて安心・安全というカードではなかったので、他のカードで補う他ありません。

相手ターン《Ai-Q》《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》ではできない芸当ですし、これが先攻で《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》を立てる理由になってくれる可能性も十分にあります。

…先攻《Ai-Q/アイキュー》に管理人はまぁまぁ期待しています。

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コメント

  1. 匿名 より:

    Ai-Qは今後の環境に左右されるカードですね。次元障壁も出た当初は強かったですが、リンク環境になって弱体化しましたし。
    前提条件として墓地にリンクリが必要になりますが、維持コストとしてはリンクディヴォ―ティーをリリース→トークン2体をリンクリ変換で3t維持出来るのでそれが無難かなとか思ってます。

    • cast より:

      最悪1ターンきりでも良いかなーと思ってます
      押し込む力自体は割とあるデッキだと感じているので

  2. 匿名 より:

    レベル合わせのピカリやチューナーのブルルがあるのでA iQ守れるエクストラのカードを探してみるのも面白いかもしれませんね

  3. ルーシー より:

    たらればであるのでなんとも言えないですが使いきりとしては悪くはないと思いますね

  4. 匿名 より:

    先攻でマスカレーナ@イグニスターあと1体の盤面作って、相手ターンでAiQ発動後マスカレーナ起動でダークフルード召喚すればダークフルードとAiQ両立できるのでは?

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