「星杯」ストーリーを追っている人の多くが予想していた事ではありますが、やっぱりニンギルス(ロンギルス)は闇堕ちしてしまったようですね。
「オルフェゴール」という存在の全容は未だ見えませんが、現在分かっている情報で、できる限り新テーマの背景ストーリー・モチーフを考察して行こうと思います。
「オルフェゴール」とは何なのか?
まず、名前の響きやビジュアルから、「オルフェウス」、「オルゴール」の2つの言葉が連想できます。
オルフェウス |
|
オルゴール |
|
ベルフェゴール |
|
「ベルフェゴール」は関係ない可能性も高いですが、トロイメアと無関係でない事を考慮すると、一応留意した方が良さそうでしょうか?
とりあえず妹を蘇らせるという妄執に囚われしニンギルスが、機械仕掛けの力を使ってアヴラムの前に立ちはだかるって事は間違いなさそうですね。
ちなみに、サンキョー製の30弁以上のオルゴールは、「オルフェウス」ってシリーズ名が付いてるそうです。100弁越えのオルゴールの音色ってマジでやばいね(驚愕)。
「オルフェゴール」モンスターそれぞれの特徴について
「オルフェゴール」モンスターは、それぞれが音楽に由来する名前を持っています。一部例外はありますが、それぞれの由来・モチーフについて見て行きましょう。
《オルフェゴール・カノーネ》
《オルフェゴール・カノーネ》 チューナー・効果モンスター 星1/闇属性/機械族/攻 500/守1900 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):墓地のこのカードを除外して発動できる。手札から「オルフェゴール・カノーネ」以外の「オルフェゴール」モンスター1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。 |
《オルフェゴール・カノーネ》は、同じ旋律を異なる場所から演奏する様式曲、「カノン」の意味を含んでいると考えらます。
「カノーネ」には他に大砲という意味(ドイツ語)もあるので、ラッパ部分をもしかしたら大砲に見立てているのかもしれませんね。
効果注目ポイント |
|
《オルフェゴール・スケルツォン》
《オルフェゴール・スケルツォン》 効果モンスター 星3/闇属性/機械族/攻1200/守1500 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):墓地のこのカードを除外し、「オルフェゴール・スケルツォン」以外の自分の墓地の「オルフェゴール」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。 |
「スケルツォ」とは、形式にはまらない「諧謔曲(かいぎゃくきょく)※」を意味する言葉。
骸骨っぽいビジュアルから察するに、「スケルトン(怪物)」もかかっていると思います。ビジュアルに気分屋っぽい雰囲気出てますね。
※「諧謔曲(かいぎゃくきょく)」とは、曲調や気分が急激に変化するユーモアにあふれた正に諧謔的な音楽。
効果注目ポイント |
|
《オルフェゴール・ディヴェル》
《オルフェゴール・ディヴェル》 効果モンスター 星4/闇属性/機械族/攻1700/守1400 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「オルフェゴール・ディヴェル」以外の「オルフェゴール」モンスター1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。 |
「ディヴェルティメント」とは、暗い雰囲気の曲調を避けた、明るく楽しく軽快な楽曲を指す言葉です。日本では「嬉遊曲または喜遊曲(きゆうきょく)」と訳される事が多いようです。
どことなくガーゴイルっぽい出で立ちをしているので、悪魔っぽい印象を受けている人も多いみたいですね。
効果注目ポイント |
|
《オルフェゴール・ガラテア》
《オルフェゴール・ガラテア》 リンク・効果モンスター リンク2/闇属性/機械族/攻1800 【リンクマーカー:右上/左下】 「オルフェゴール」モンスターを含む効果モンスター2体 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):リンク状態のこのカードは戦闘では破壊されない。 (2):除外されている自分の機械族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに戻す。その後、デッキから「オルフェゴール」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。 |
「ガラテア」とは、ギリシャ神話に登場するキプロス島の王「ピュグマリオン」の妻です。
「ガラテア」には、彫刻から人間に変身したという逸話があり、《オルフェゴール・ガラテア》の機械的なビジュアルにも一部マッチする部分があります。
また、「ガラテア」には「乳白色」という意味もあるらしく、「ガラテア」の肌の色とも一致するようなしないような。
手にもっているカマは、アヴラムの双剣のうちの一対が変形したものだと思われます。
イヴリースを貫いた後に消えたと思っていましたが、こんな所にあったんですね。カマの中央にオルゴールのシリンダーが入ってて凄くお洒落ですね。
折角なんで管理人のポエムをどうぞ(テレッ)
ガラテアはイヴを模した存在。その効果もイヴに似ていて、リンク状態で戦闘耐性を得るというものです。しかし、戦闘・効果・対象不可となるイヴと比べると、ガラテアの耐性は不完全。だから彼女は、本物に近付く為のコア(心)を欲するのだろうか?(オルフェゴール・コア的な意) pic.twitter.com/0pkDCVzRzN
— 遊戯王の軌跡 (@sangan103) 2018年7月12日
効果注目ポイント |
|
《オルフェゴール・ロンギルス》
《オルフェゴール・ロンギルス》 リンク・効果モンスター リンク3/闇属性/機械族/攻2500 【リンクマーカー:左上/上/右下】 「オルフェゴール」モンスターを含む効果モンスター2体以上 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):リンク状態のこのカードは効果では破壊されない。 (2):除外されている自分の機械族モンスター2体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに戻す。その後、リンク状態の相手モンスター1体を選んで墓地へ送る事ができる。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。 |
「ロンギヌス」と「ニンギルス」を合わせた造語だと思いますが、音楽絡みで「ロンド」も含まれてるかも?と深読みする人もちらほら。
どういう経緯で機械族になったのかが気になります…(どれぐらい機械なんだろう?)
効果注目ポイント |
|
《オルフェゴール・オーケストリオン》
《オルフェゴール・オーケストリオン》 リンク・効果モンスター リンク4/闇属性/機械族/攻3000 【リンクマーカー:上/右上/左下/下】 「オルフェゴール」モンスターを含む効果モンスター2体以上 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):リンク状態のこのカードは戦闘・効果では破壊されない。 (2):除外されている自分の機械族モンスター3体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに戻す。相手フィールドにリンク状態の表側表示モンスターが存在する場合、それらのモンスターは、攻撃力・守備力が0になり、効果は無効化される。 |
「オーケストリオン」とは、ロール型のパンチカードを使って機械的に演奏する大型の自動演奏機械。
名前通りオーケストラやバンドなど、複雑な演奏を一機でこなす凄いやつ。複数の楽器が付随していて、それらを自動演奏する姿は圧巻との事です。(動画でも凄いよ)。
効果注目ポイント |
|
毎度のことながら色々凝ってますねぇ
毎度のことながら、OCGのストーリー絡みは本当に凝ってますよね…。
ロンギルス兄さん…その歩みの先にあるのは破滅だよ…(悲しみ)。
遊戯王OCG デュエルモンスターズ SOUL FUSION BOX posted with amazlet at 18.07.12 コナミデジタルエンタテインメント (2018-07-14) 売り上げランキング: 30 |
コメント
ガラテアはイヴの名前が含まれて無いですし、見た目だけ似せた機械なんですかね?
死体の欠損を機械で補ってる、とかだったから怖い…
「ロンギルス」というネーミングはアウラムと袂を分かち、イヴに先立たれて「孤独(ロンリー)となったニンギルス」という意味も込められているのではないでしょうか?
リンクモンスターのイラストデザインとしてはシャドールに近いものがありますね。
今回の星遺物カードがこのカテゴリならは、メイン枠のオルフェゴール同様に墓地で発動系になりそうです。
実際に組むなら、ライトロードか芝刈りで墓地肥やしするのがメインになりそうですが果たして…。
病んだ兄貴と幼馴染究極のラストバトル
イラストカッコいい。チューナーあるからシンクロも後で出てくるのかな?あと聖遺物の話はよくわからん。KONAMIのオリジナルストーリー?
機械仕掛けの観測者ヴァイロンにどことなく似ている機械仕掛けの演奏者オルフェゴール…ヤバい雰囲気しかないぜ!
メインのオルフェゴールは属性、種族、墓地から除外して発動する効果とどこか星遺物-『星杯』と似通っていますね。リンクオルフェゴールは星遺物もデッキに戻せますし、ロンギルスがかつて星杯の一員だった名残を感じます。
コアのイラストからみると
ガラテアを核としてオルフェゴールが融合した存在がオルケストラなのか・・・
まるでシェキナーガ()
ヤバイ感じしかしないぞ!!
このままDTストーリーを辿るとガラテアを核にティエラが復活しそうなのでアヴラムに頑張って貰いたいですねー
今回のストーリーは何処と無くゼノブレイドっぽい感じがして好きです。
オルフェゴールアタックのシーンで「俺の前に立つのか!」「立つさ!何度でも!」とか言ってそう。
ガラテアの胸のマーク、機械騎士か何かでみたこと有るような
除外してまたデッキに戻すというところが復活をイメージしてるのかな?
カノーネ・・・「ナノーネ」
ロンギヌスとガラテア片方が相手の場にあれば相互リンクできますよ。(ガラテアの左上とロンギヌスの右上)
まあ敵対しないと相互リンクできないのも意味深ですけどね
かつて共に戦った仲間が最大の敵として立ちはだかるという王道展開めっちゃ好きよ?
ロンギヌスの装備が星遺物の色と一致しているので星遺物を纏った姿だから機械族に…というのは深読みし過ぎですかね?
とりあえず公式の詳細本、マスターズガイドがみたいっすね。あれでカードがついてくるからバックストーリー気になる人にはすげぇいい本ですよね。見たら売るけどw
楽器のような姿をしたオルフェゴールの中でロンギルスには楽器要素がない・・・と思いきや、よく見ると指揮者のような衣装を着ていますね。
ロンギルスは他のオルフェゴールモンスターたちを率いる立場にあるんでしょうか。
一番の問題はガラテアちゃんがイヴちゃんと同一人物であるかどうかなんですよね。
同じ人であれば実の妹を機械にしていて、別であれば妹が恋しくて模造で作って……ってどちらにせよニンギルス(ロンギルス)兄さんがヤベー人になってしまっているのは変わらないか……
ニンギルス兄さんはまだアヴラム君を憎んでいるのでしょうか?そうだとしたらアヴラム君には早く誤解を解いてほしいですね。
こうなってくると、
星遺物は何になるんでしょうね?
十字架?
聖杯、冠、と来たら聖鍵(星剣)ですかね?
剣=十字架ともなりますし。
聖杯=イヴ、 聖冠=アヴラムとなれば最後の聖遺物を巡って2人で争う感じになりますねー。
機械族って星遺物も機械だから除外サーチしたのを戻せると……?
まあそんなことより個人的にガラテアのエロさと狂気感がめっちゃ好みです
デッキコンセプトについては悩みどこだけど観賞用にほしくなりますね
ガラテア(彫像から人になった)という名前がイヴちゃんの復活フラグとも言えるのではないでしょうか
トロイメアも音楽モチーフありましたし10期の敵側のモチーフは音楽モチーフが続いていくんでしょうかね
妹を蘇らせんと兄は欲せども、ガラテアとロンギルスは手を取り合う(相互リンクする)こともできない。まるで、かつて手を取り合えた兄妹と対比するようで…
イラストからすると、武器と盾で両手が塞がっている兄さんの方が手をつなぐのを避けている様にも見えます
これは甦ったイヴとガラテアでお兄ちゃんを取り合う未来が見える……見えない?
今更ながらイヴリースの背景には五線譜らしきもの映ってたのはこのオルフェゴール達に何かしら関係があったと感じますね。
トロイメアと繋がってる気がしてなりません という事は後ろで糸を引いてるのはあのキャラなのかなぁ~とか