【マドルチェプディンセスール採用アダマシアデッキの構築凄い】これは素晴らしい発想だ！感動した！

オーストラリアの大会で1位だったアダマシア

雪花の光構築。海外ではブロックドラゴンの素引きが強いため3積みされてます。Gもないため墓穴を入れる必要もなく雪花構築が可能ですね〜#海外遊戯デッキ pic.twitter.com/DL60w5kEIF

— Kodai (@HwDmn) July 1, 2020

オーストラリアの大会で優勝した【アダマシア】デッキに採用されている《マドルチェ・プディンセスール》が衝撃的過ぎて、ちょっと取り上げずにはいられませんでした。

召喚権を使わずに横に並べるギミックとして確かに優秀ですし、【アダマシア】自体が、特殊召喚条件である”墓地にモンスターが存在しない”を守り易いテーマなのも良いですね。

初めて見た気がするんですが、これって海外だと割とポピュラーな構築なんですかね？

ソース：twitter

「マドルチェ・プディンセスール」採用【アダマシアデッキ】

《マドルチェ・プティンセスール/Madolche Petingcessoeur》
効果モンスター
星４/地属性/天使族/攻1400/守1400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分の墓地にモンスターが存在しない場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキから「マドルチェ・プティンセスール」以外の「マドルチェ」モンスター１体を特殊召喚する。そのモンスターのレベルは１つ下がる。このターン、自分は「マドルチェ」モンスターしか特殊召喚できない。
(3)：このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動する。このカードをデッキに戻す。

①効果によるセルフ特殊召喚にのみフォーカスを当てた出張採用！

確かに、②効果を使わなければ「マドルチェ」モンスター縛りも発生しないし、【アダマシア】なら《ブロックドラゴン》で墓地のモンスターを除外して整理する事も出来ますね。

レベル・属性共に噛み合ってるし、これはマジで目から鱗でした。

②効果を使わない限り誓約は発生しない

△PSYなら除外されてくれますもんね

②効果を使わない限り誓約は発生しない！

墓地状況には左右されますが、フィールド状況に左右されないSS要員って考えたら滅茶苦茶有用ですよね。

相手の先攻展開を妨害しても墓地に落ちない事から《PSYフレームギア・γ》採用なのか（成程）。

地属性だからブロックドラゴンの除外にも使える

《ブロックドラゴン/Block Dragon》
特殊召喚・効果モンスター
星８/地属性/岩石族/攻2500/守3000
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・墓地の地属性モンスター３体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの岩石族モンスターは戦闘以外では破壊されない。
(2)：このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
レベルの合計が８になるように、デッキから岩石族モンスターを３体まで選んで手札に加える。

地属性だから《ブロックドラゴン》のコストに使える！

当たり前の事ではありますが、これはとっても重要な要素です。

岩石族以外を混ぜる事で《魔救の分析者》のヒット率は下がりますが、こっちの方が確実だし動き手には見合ってますね。

召喚権は《コアキメイル・ガーディアン》に使って確実にニビルをケアする感じかな？

アナライザーと喧嘩しないセルフ特殊召喚効果

《魔救の分析者/アダマシア・アナライザー/Adamancipator Analyzer》
チューナー・効果モンスター
星４/地属性/岩石族/攻1500/守 700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：相手フィールドにのみモンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを５枚めくる。
その中からチューナー以外のレベル４以下の岩石族モンスター１体を選んで特殊召喚できる。
残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。

《魔救の分析者》と喧嘩しないセルフSS効果ってのが素晴らしい！

仮に《魔救の分析者》の効果を妨害されたり外した場合でも、ちゃんとレベル4非チューナーを召喚権を使わずに展開できるのが偉いです。

2体で《御影志士》を組むだけで《ブロック・ドラゴン》の除外コストを用意できるし、これは無駄も隙も少ない動きですね。

手札誘発を入れる構築にはマッチしない

相手の先攻展開に対して墓地にモンスターが落ちるようなアクションをしないことが前提になっている為、《灰流うらら》や《エフェクト・ヴェーラー》等の手札誘発との相性は良くありません。

《増殖するG》が禁止されているTCG環境ならではの構築って感じもしますね。

これは応用が利きそうなアイディアです

【アダマシア】程に噛み合いの良いテーマは中々無いとは思いますが、これは他のテーマやカードにも応用が利きそうなアイディアではないでしょうか？

手持ちの【オノマト化石】に応用できるかどうか挑戦してみます！