【氷結界の伝道師は餅カエル職人】シンクロが駄目ならお餅を食べればいいじゃない【デッキの種】

デッキの種というかちょっとした「氷結界」の小ネタ記事。

《氷結界の伝道師》と言えば、古より「氷結界」最強システムモンスターとして有名ですが、実はこのおじさん、エクシーズ期やリンク期を経た事によって更に実力を高めている事が判明しました。

フィールドの「氷結界」モンスターを参照して特殊召喚できるレベル2水族！

「氷結界」的には致命的過ぎるリスクを伴うカードではありますが、シンクロが駄目ならお餅を食べればいいじゃない？と言わんばかりのレベルと種族！※なおリンクも出来る。

それにしても、髭のおじさん2体で《餅カエル》が出てくるのシュールですねぇ……。

氷結界の伝道師で餅カエルが出せるという事実

《氷結界の伝道師/Prior of the Ice Barrier》
効果モンスター
星２/水属性/水族/攻1000/守 400
(1)：自分フィールドに「氷結界」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。この方法で特殊召喚するターン、自分はレベル５以上のモンスターを特殊召喚できない。
(2)：このカードをリリースし、「氷結界の伝道師」以外の自分の墓地の「氷結界」モンスター１体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

②効果が滅茶苦茶強い事で有名な《氷結界の伝道師》さんですが、今回はデメリットが滅茶苦茶重い①効果が主役です。

シンクロ召喚するしないに関わらず、「氷結界」でレベル5以上のモンスターを特殊召喚出来なくなるって結構重い縛りなんですが、状況や使い方次第では実は滅茶苦茶輝く可能性がある効果です。

《餅カエル/Toadally Awesome》
エクシーズ・効果モンスター
ランク２/水属性/水族/攻2200/守 0
水族レベル２モンスター×２
(1)：お互いのスタンバイフェイズにこのカードのＸ素材を１つ取り除いて発動できる。デッキから「ガエル」モンスター１体を特殊召喚する。
(2)：１ターンに１度、相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時、自分の手札・フィールドの水族モンスター１体を墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、破壊したカードを自分フィールドにセットできる。
(3)：このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の水属性モンスター１体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

そう、《氷結界の伝道師》は水族レベル2モンスターだったのです…………。

伝導師の縛りはエクシーズやリンクに影響は及ばさない

《氷結界の伝道師》の特殊召喚に伴うデメリットは、”この方法で特殊召喚するターン自分はレベル5以上のモンスターを特殊召喚出来ない”というものなので、レベルを持たないエクシーズやリンクには一切影響を与えません。要するに、この方法で特殊召喚してもエクシーズ等はやり放題という訳！

しかも《氷結界の伝道師》の①による特殊召喚はターン1などの制限がない為、手札に引いたら引いただけ特殊召喚する事が可能！※伝道師を参照して手札の伝道師を特殊召喚なんて事も出来る。

伝道師をコストにする事も実はできる

更に付け加えると《氷結界の伝道師》は水族なので、《餅カエル》の②効果のコストにする事も出来ます。《氷結界の伝道師》が何故に水族なのか？って疑問は置いておくとして、これもひょんなタイミングで役立つ可能性があるので覚えておくと良いかもしれません。

リンク展開ならコーラルアネモネからのバブルリーフがオススメ

状況次第ではハリファイバー⇒コーラルアネモネ、バブルリーフみたいな鉄板ルートもとれるし、リンク展開の融通も結構利く印象です。

余談ではありますが、「氷結界」をいじりだして、《海晶乙女グレート・バブル・リーフ》ってカードの魅力に取りつかれました。ヒートソウルとまでは行かないものの、この使い心地の良さは本物だぁぁぁぁ……（ドロー美味しい美味しい）。

増Gを食らってどうしようもない時とかに重宝するかも？

役立つシーンはかなり限定的ですが、相手の《増殖するG》をまんまと踏んでしまった際の落とし所として着地するってのは中々にありそうな話※バハシャよりはコンパクトだしバハシャの効果を無効にされたら大変なことになりますしね。

後はリンク展開したいけどボードのリソースが足りない際に補助として使うとかでしょうか？

まぁでも、出来る限り普通に運用したいカードではありますんね。