【十二獣ドラグマを使ってみた感想】会局アディンが揃うと宇宙！テトラドラグマも格段に使いやすくなります

「十二獣（じゅうにしし）」と「教導（ドラグマ）」を混ぜた「十二獣ドラグマ」の感想記事です。

「教導（ドラグマ）」が元々混ぜ物に適しているテーマってのは勿論ありますが、それにしてもこの組み合わせはかなり良い感じでした。

あと、やっぱり《十二獣ドランシア》は強いっすねぇ…(‘◇’)ゞ

十二獣ドラグマを使ってみた感想

★ザックリいうとこんな所が良相性★

◎1体で安定してEXからモンスターを立てられる
◎立つモンスターが強力（ドランシア）
◎会局アディンがバグシナジー
◎外部から制圧を採用できる（未来龍皇ホープ等）
◎天キ等の影響で初動が安定する
◎貪欲な壺を採用できる（ドロソ）

会局アディンという名のヤバ装置

制限カードである《十二獣の会局》に依存過ぎるのは良くないですが、デッキ内に超強いツモハンドが存在すると心が豊かになるのは事実です。

シナジーとしては至ってシンプルなもので、《十二獣の会局》で《教導の天啓アディン》を破壊して《アディン》効果をお得に誘発させるというものになってます。

《教導の天啓アディン》の採用率自体はそこまで高くない印象ですが、効果さえ安定して通せれば任意の「教導」モンスターに繋がるので強力です。

《教導の天啓アディン》
効果モンスター
星４/光属性/魔法使い族/攻1000/守1800
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：ＥＸデッキから特殊召喚されたモンスターがフィールドに存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：このカードはＥＸデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。
(3)：フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「教導の天啓アディン」以外の「ドラグマ」モンスター１体を特殊召喚する。

収録：【ライズ・オブ・ザ・デュエリスト】

②効果があるので破壊装置の選定は重要になりますが、《ヴァレット・トレーサー》とかなら発破装置として併用できるかもしれませんね。※ヴァレットドラグマも研究中。

十二獣エンジンで未来龍皇を立てられる

十二獣をエンジンにすれば、最近何かと話題にすることが多い「未来龍皇ホープ」を使う事も出来ます。

他にもエクシーズ以外に最強を誇る《無限起動要塞メガトンゲイル》等、他の「ドラグマ」デッキでは採用し辛いカードを採用できるのも強みの一つです。

モルモラット初動ができなかった場合はちょっと回し方で工夫する必要が出てきますが、割と安定感はある方だと思います。※最低でもドランシア保証ってのは強いです。

十二獣エンジンでテトラドラグマの運用が現実的に

《教導枢機テトラドラグマ》
特殊召喚・効果モンスター
星１１/光属性/魔法使い族/攻3200/守3200
このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1)：自分・相手の墓地の融合・Ｓ・Ｘ・リンクモンスターを合計４体対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを除外する。
(2)：特殊召喚されたモンスターとこのカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。その後、この効果で破壊した融合・Ｓ・Ｘ・リンクモンスターの数×８００ダメージを相手に与える。

収録：【ライズ・オブ・ザ・デュエリスト】

《教導枢機テトラドラグマ》の特殊召喚条件を容易に達成できるのも魅力的。

《貪欲な壺》との兼ね合い等を考慮する必要はありますが、ここぞという時に全部ッパ内蔵の3200打点をPON出し出来るのは強いです。

「ドラグマ」カードの中でも意識され辛いカードなのもあり、奇襲性もありますね。

ドローソースの選択に《貪欲な壺》が追加できる

EXからのゴリ押し展開で《貪欲な壺》を採用できるのも魅力の一つだと思います。

「教導（ドラグマ）」は採用し易いドロソがイマイチ見えてないデッキだと思うので、そこを無理やり埋められるのは良いですね。

ただし、初手で腐る事はもちろんあるので、そこを踏まえた上で採用しなくてはいけません。

ルート次第でルーク運用が難しくなる

闇属性が《灰燼竜バスタード》依存になってしまう為、ルート次第で《シャドールーク》が機能不全を起こすことがあります。

《教導の大神祇官》をキッチリルートに噛ませていれば問題はないのですが、噛ませられない場合は割り切った動きをした方が良さそうでした。

…というか、安定しないなら切ってしまうのも一つの手かな~って気もします（ミドラの制圧力は魅力的ですけどねぇ~）。

パワー×パワーの共演って感じ

『強いテーマ×強いテーマだから強い』というパワー思考ではありますが、「十二獣」の特製をうまく使って「ドラグマ」のポテンシャルを引き出している部分には好感が持てました。

練磨すればまだまだ良くなる組み合わせだと思うので、今後も地道に調整していこうと思います。