
年末箱特集第三弾は《水晶機巧ーハリファイバーP》に注目!
禁止カードに指定されている《水晶機巧-ハリファイバー》がリンク3になって再登場!
―――するんですが、これ、状況やプラン次第では本家のハリファイバーよりも器用な可能性すらないですか……!?

流石に取り回し易さは圧倒的にオリジナル版の方が上ですけど、これはこれでちゃんと独自性が用意されてていい感じですねぇ……。
『水晶機巧-ハリファイバーP』効果考察

リンク3/水属性/機械族/攻1500
【リンクマーカー:左下/下/右下】
チューナーを含むモンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがL召喚した場合に発動できる。そのL素材としたモンスターの元々のレベルの合計以下のレベルを持つチューナー1体をEXデッキから守備表示で特殊召喚する。
(2):相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、フィールドのこのカードを除外して発動できる。自分フィールドに「水晶機巧トークン」(機械族・水・星1・攻/守0)3体を特殊召喚する。このトークンはリリースできない。
収録【DUELIST BOX -PRISMATIC SUMMON-】
- リクルートの自由度をとる為にはレベルの合計が重要になる
- リンク2を混ぜるなら高レベルのチューナーが必要になる
- ①効果で展開するのはシンクロチューナーが基本だが、チューナーの融合モンスターやペンデュラムモンスターも選択できる
- ②効果で非チューナーが供給できるのでアクセルシンクロし易い

アクセルシンクロにフォーカスした性能って感じですが、相変わらずリンクを伸ばすカードとしても長けています。やっぱハリファイバーは凄いや!
素材としたモンスターの合計レベル値が強さに直結する仕様
エクストラデッキからチューナーを特殊召喚できるという強力な効果だが、素材としたモンスターのレベル合計を参照する必要がある為、テキトーに使っても駄目なのが特徴。
リンク3である事もストッパーとしてうまく機能しており、高レベルのチューナーを混ぜない限り、レベルを持つモンスターを複数体しっかりと混ぜる必要があります。まぁ、特殊召喚したいモンスター次第ではありますが、②効果を考慮するなら出来るだけ高レベルのモンスターの方が融通が利きますからね。
▲シンクロ召喚扱いではないのでフォーミュラー・シンクロンで1ドロー刻むとかは無理
なお、①効果は単なる特殊召喚なので、シンクロ召喚に成功した場合に発動できるタイプのシンクロモンスターとの相性はイマイチです。ただ、シンクロ・チューナーは基本的にアクセルシンクロ効果を持っている為、そちらとの噛み合いは良いです。
トークン生成効果でシンクロチューナーを綺麗に活用できる
▲トークンを3体ばら撒く所にラドン味を感じました
②は自身を除外してトークンを3体生成する非チューナー供給効果!
①でシンクロチューナーを特殊召喚していた場合、このトークン生成で綺麗にチューナーと非チューナーが揃い、アクセルシンクロまで繋がるという設計です。
本系のハリファイバーはとにかくチューナー特化って性能でしたが、パワーアップしたハリファイバーは自前で非チューナーも供給できるようになったんですね。
調整版ハリファイバーではあるが独自性もちゃんとあるのが良い

取り回しの良さとかを考えると、流石に元祖ハリファイバーの方が圧倒的に強いとは思うんですが、非チューナーを供給できるって独自性もしっかり用意されていて単なる調整版になってない所は良いなーって思いました。
まぁ、ハリファイバーの名を冠している時点で半端なカードは出せないって事なんでしょうね。間違いなく今回の目玉の1枚でしょうし!






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