幻魔デッキレシピ第一弾は「幻魔エルドリッチ」だ!
誰もが考える強烈シナジーですが、それぞれ結構枠を喰うから絶妙に噛み合わない組み合わせ。
そんな悩ましい2つのテーマを、3日という微妙な時間をかけてややじっくりコトコト煮詰めてみました。
幻魔デッキで悩んでいる人は、構築の足しにしていただけると幸いです。
幻魔エルドリッチデッキレシピ
メインデッキ(43枚)
《黄金卿エルドリッチ》と《失われしエルドランド》の2種(計5枚)を出張させた「幻魔」デッキになります。
「エルドリッチ」を採用する理由は色々とありますが、最大の理由は、「幻魔」が持ち合わせていない除去能力の補強です。
あと、永続魔法である《失われしエルドランド》が《七精の解門》で回収すると超お得という部分に着目しました。※以下、各カードの補足。
♦幻魔の種類と枚数
ウリアを強く使える構築では無いので、採用は「ハモン」2枚、「ラビエル」2枚になっています。《失楽の霹靂》がとにかく強いので、そこの安定感を上げるなら、「ハモン」を増やしたりするのもアリです。
♦召喚神、招来神の数
《暗黒の招来神》《混沌の召喚神》の2種類は問答無用の3枚採用。《暗黒の召喚神》は攻撃できないデメリットがきついので1枚しか採用していません(先攻1ターン目にしか正直使わない)。ただし、《強欲で貪欲な壺》で吹っ飛んでも保証はできません。
♦エルドリッチセット
《黄金卿エルドリッチ》2枚、《失われしエルドランド》の3枚の計5枚出張。「黄金卿」「エルドリクシル」まで欲張りたくなる気持ちはありますが、ここはグッと我慢。《エルドランド》があるとアンデット族以外攻撃できないので事前のOFFをお忘れなく。
♦強欲で貪欲な壺
《強欲で金満な壺》では無くて《強欲で貪欲な壺》を採用。最初動で発動するとリスクはありますが、回ってからうつなら最強のドロソになります。詳しい詳細は後程。
♦簡易融合
《灰流うらら》が苦手なので《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》用に採用しました。誘発の露払いは勿論、《サウザンド・アイズ・サクリファイス》による除去補強。《暗黒の召喚神》のリリース確保にも使えます。
♦墓穴の指名者
《灰流うらら》に弱いので3枚。
♦罠の選択
《覚醒の三幻魔》《スキルドレイン》を合わせて3枚になるように採用。より安定感を高めるなら、《スキルドレイン》3枚にするのもありです。罠の選択で大きく色を変えるデッキなので色々試したいです。
エクストラデッキ(15枚)
《強欲で金満な壺》を使わないので積極的にエクストラデッキも使っていきます。※以下、各カードの補足。
♦転生炎獣アルミラージ
召喚した《暗黒の招来神》《暗黒の召喚神》等を素材に展開。《暗黒の召喚神》を先んじて墓地に落としたいシーンが多いので騙されたと思って使ってみてください。《失楽園》が無い状況でも幻魔を守る手段を得られるのは有能。《スキルドレイン》下でも使えるので安心。
♦リンクリボー
《簡易融合》で出した《ミレサク》や《サウサク》を処理する用。《混沌の召喚神》も対応しています。
♦簡易融合の役割
《簡易融合》の項目に書いた通り。《簡易融合》が制限になってなかったら3枚ぶち込んでました。
♦ランク10ゾーン
安定の列車セット。《インフィニティ・ダークホープ》はおまけ感が強いですが、ぶっちゃけオマケです。でも、スキドレ下で4000でる稀有なランク10ではあります。
デッキの特徴・回し方
幻魔デッキにおけるエルドリッチの役割
エルドリッチギミックを採用した理由は以下の3つ
1、幻魔にない除去力の補強
エルドリッチの①効果で相手の盤面に干渉する。打点要員の増強でキル力も上がる。
2、エルドランドと解門のシナジー
《七精の解門》の③効果による回収先として《失われしエルドランド》は超有能。各種コストに使用した《エルドランド》を《解門》で回収すると脳汁が出ます。
3、ワン・フォー・ワンの強化
幻魔デッキにおける《ワン・フォー・ワン》は、《混沌の召喚神》の展開札として有用ですが、《暗黒の召喚神》をコストにしないとお得感はいまいちです。ハンド状況にも左右される為、墓地に落とす手段が欲しい《エルドリッチ》と併用する事でツモ札を増やしてみました。
《呪われしエルドランド》と《七精の解門》の併用はマジでヤバい。頭がおかしくなりそう。
強欲で貪欲な壺をドロソに選んだ理由
《強欲で金満な壺/Pot of Extravagance》 通常魔法 (1):自分メインフェイズ1開始時に、自分のEXデッキの 裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。 除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。 このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。 |
関連記事:【三幻魔デッキ構築案①:相性の良いドロー札】三幻魔デッキのドロソは「強欲で金満な壺」で良いのか否か?失楽園と競合するの少し気にならない?
《強欲で金満な壺》で《失楽園》のドローを阻害してしまうのが気になってしまったので、今回は《強欲で貪欲な壺》を採用してみました。パッと見狂気の構築にも思えるかもしれませんが、回してみると割と乗りこなせる印象です。勿論、闇雲に発動するとゴードン芸人になります。
ゴードン芸人がどうしても気になる人は、40枚に収めて《成金ゴブリン》や《チキンレース》にしてみると良いと思います。
最後に:幻魔デッキの弱点
最後に、幻魔デッキの弱点について言及して終わりにします。
弱点1.初動を挫かれるとマジできつい
《灰流うらら》《エフェクト・ヴェーラー》にとにかく弱いので、ここら辺へのケアは念入りに!
弱点2.純では相手に干渉する札が一切ない
テーマ内に除去効果が皆無な為、相手のシステム構造やロックに対抗する手段がありません。一気に勝負を決められるのであれば問題ないですが、ロングゲームが得意なデッキに時間を稼がれると大体負けます。
弱点3.スキドレ+打点が通用しない相手がマジできつい
弱点2にも関係しますが、スキドレ+高打点の脳筋戦法が通用しない相手が天敵です。《強欲で金満な壺》でエクストラを捨ててしまうと、ここへのガードが完全に下がってしまうのも問題です。
とりあえずここら辺を意識しながら組むと良い感じに構築できるのではないか…と思います。みんなも幻魔でエンジョイしようぜ!
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コメント
俺の中じゃエルドリッチと一番相性がいいのウリアだけどな
幻魔デッキ、研究のしがいがあるよな。
環境は無理だけど、中堅クラスには完成させたい。
ここのブログは、かなり参考にさせてもらってます。
ウリアは黄金側にシナジー無いからな
新規にはなかったけど、実はウリアだけバック割れるんだな、これが
エルドランドをコストにハモン正規SSすればハイパーブレイズでハモン蘇生できるし
エルドリッチ要素濃い目なら各種黄金郷をコストにウリア正規SSできる上、エンドフェイズでエルドリクシルセットしてループに持ち込めるから、まさにベストマッチってもんよ
欠点?ラビエルへの恩恵が薄いのと、バランス調整に死ぬほど時間かかるくらいかな(遠い目
色々試行錯誤して悩んでるから、ここでウリア主体の構築も見てみたいな