皆さんは、《マジシャンズ・ヴァルキリア》というカードをご存じでしょうか?
劇場版『光のピラミッド』で闇遊戯が使用したカードで、OCGに初登場したのは今から約20年前の『LIMITED EDITION 5』まで遡ります。
そのビジュアルの良さもあり、今もなお根強い人気を誇るカードなんですが、そんな《マジシャンズ・ヴァルキリア》が、OCGから闘いの場を変え、独自の進化を遂げようとしています。
――――という事で、今日は2022年12月1日発売『遊戯王ラッシュデュエル-最強バトルロイヤル!!-いくぞ!ゴーラッシュ!!』に付属する《マジシャンズ・ヴァルキリア》の特集です。
ラッシュデュエルで独自の進化を遂げる「マジシャンズ・ヴァルキリア」
星4/光属性/魔法使い族/攻1600/守1800
【条件】なし
【永続効果】相手はこのカード以外の表側表示モンスター(魔法使い族)に攻撃できない。
「ヴァルキリアン・コール」で蘇生&パンプ
【条件】なし
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル4/魔法使い族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
その後、自分フィールドの表側表示の「マジシャンズ・ヴァルキリア」1体を選んで
その攻撃力を次の相手ターン終了時まで1000アップできる。
このカードの良い所は、魔法使い族のレベル4なら何でもOKって所ですね!
これが名称や属性を指定するカードだったらかなり使い辛かったでしょうけど、これなら汎用蘇生札として全然やっていけるはず!
《マジシャンズ・ヴァルキリア》を参照できれば実質2600打点のモンスターを1枚で展開できる事になるし、打点アップも次の相手ターン終了時までと長いのも好印象です( `ー´)ノ
《マジシャンズ・ヴァルキリア》を引き込めて無い時もちゃんと強いのはホント偉い!
「ヴァルキリアン・ガード」で蘇生からの鉄壁の構え!
【条件】相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時に発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル4/魔法使い族)1体を選び、自分フィールドに表側攻撃表示で特殊召喚する。
その後、自分フィールドの「マジシャンズ・ヴァルキリア」を含む
自分フィールドの攻撃表示モンスターを3体まで表側守備表示にできる。
このターン、この効果で守備表示にしたモンスターは表側守備表示の間、戦闘では破壊されない。
レジェンドルールの見直しも追い風になってますね
これ、2023年1月より適用されるレジェンドカードルールの改訂も地味に追い風になってますよね。
今までのルールだと、貴重なレジェンド枠をモンスターカードに割くって構築自体がちょっと難しかったんですが、モンスター・魔法・罠でそれぞれ1枚ずつ採用できるなら話は別!
今後は、これまで採用し辛かったレジェンドのモンスターをガンガン採用できるはずです。
《マジシャンズ・ヴァルキリア》単体で見るとそうでもないかもしれませんが、《ヴァルキリアン・ガード》とかのサポートを駆使すれば、結構侮れない場持ち力を発揮してくれそうですし、そこから大型のアドバンス召喚を狙ったりする構築も捗りそうですよね。
実際、魔法使い族デッキなら扱いやすいレジェンドモンスターとして全然アリな選択な気がします。
OCGとは違った進化を遂げるのが純粋に楽しみ
ブラマジとかもそうですが、ラッシュデュエル独自の新規カードで独自の方向性を模索していくのは、見ていて純粋に楽しいですよね。《サイバティック・ワイバーン》みたいにいきなりデッキの主役級になったりするパターンもあるし、現役の決闘者は勿論、かつての決闘者へのアプローチとしても良い手法だよなぁ……。
コメント
マジシャンズ・ヴァルキリア、かっこいいですよね〜。
ラッシュは昔のカードイラストが現代風に描かれるのもまた楽しみの一つですね。