【遊戯王ラッシュデュエル】「ロード・マジック－エクスプロージョン」を強いと思う3つの理由｜ライフは投げ捨てるものでは無い世界

評価赤丸急上昇中（個人的に）のカード《ロード・マジック－エクスプロージョン》について。

最初見た時の印象は、「条件とコスト厳し過ぎでしょ…」ってのが率直な意見だったのですが、実際にラッシュデュエルを遊んでみた結果、その考えは軽率だったという判断に至りました。

「ライフアドを制す者はラッシュデュエルを制す！」

この言葉自体は管理人が勝手に考えた言葉に過ぎませんが、あながち間違って無い気がするんですよねぇ～

ロード・マジック－エクスプロージョン

通常魔法 【条件】自分フィールドの表側表示モンスター（レベル７以上／魔法使い族）がいる場合、手札のモンスター（炎属性）１体を墓地へ送って発動できる。 【効果】［相手フィールドのカードの数］×４００のダメージを相手に与える。

理由1.フィールドのレベル7以上魔法使い族参照は意外といける

条件を満たせるモンスター（レベル7以上の魔法使い族）が現状一体しか存在しない事が気がかりでしたが、《セブンスロード・マジシャン》をしっかり採用した（3積み）デッキなら、大量ドローの恩恵で条件を満たすことは十分に可能である事が分かりました。

仮に状況が整わずセットする事になったとしても、相手の魔法・罠除去カード（ハンマークラッシュ等）と1:1または1:2交換できるなら十分に仕事したと言っても問題ありません（ブラフが除去を吸う事でリベレーションの生存率が上がる寸法）。

次の弾で《ブラック・マジシャン》が来れば更に条件再現率は高まるでしょうし、フィールド参照がネックになって使えないって事は無いというのが私の見解です。

理由2.コストは「魔剣士アンサラー」が「火口の番竜」が候補

最大の課題となるハンドコスト（炎属性モンスター）についても、デッキに採用し易いモンスターが比較的多い属性であることが追い風になっています。

上級の定番アタッカーである《魔剣士アンサラー》と《火口の番竜》が揃って炎属性な上に、《貫通》とのコンボで地味に評価が高い《ファイア・ゴーレム》も炎属性です。

《火口の番竜》はドラゴン族なので候補から外れる事も多いとは思いますが、属性・種族共にマッチしているモンスターが既に2種類あるのはありがたいです。

他の「ロードマジック」に関しても、デッキに採用し易いモンスターが多い属性のものは扱いやすいと覚えておいて良いでしょうね。

…となると、超有能モンスターである《風使いトルネ》がコスト該当する《ロードマジック－テンペスト》も発動条件的には使いやすい部類って事になりそうです。

実際に使ったことはまだ無いですが、試しにピン採用すると良い仕事してくれそうではあります。

理由3.ラッシュデュエルにおけるライフアドバンテージの重要性

△カウンター・ボムみたいなカードが引導火力になりうるゲーム

お互いのライフポイントを数ターンかけて刻みあって行くラッシュデュエルと、1ターン中に8000削り合うゲームであるOCGでは、ゲーム性は大きく異なります。

アドの取り合い奪い合いという側面に関しても、大量ドロールールがある以上、OCG程の絶対的な優位性は無いと考える方が自然です。

…そこで重視されるのがライフアドバンテージによる優位性です。

こればっかりは実際にプレイしてもらうのが一番なのですが、簡単に言うと、ライフを序盤に大きく削られちゃったプレイヤーは、その後危ない橋を渡れなくなっちゃう訳です。

「返しでダメージ受けちゃうだろうけど、まだ死なないから大丈夫！」

この感覚、この選択が、ラッシュデュエルでは滅茶苦茶重要なのです。実際、序盤に大きくライフを削られたデュエルは大体負けてるような気がします（たぶん）。

火の粉は流石に厳しいかもしれないが…

《火の粉》は流石に厳しいかもしれませんが、1枚に付き400のダメージの加算なら出力的にも問題ないですし、《ロードマジック・エクスプロージョン》は普通に有用なのではないでしょうか？

プレイしていると《ルミナス・シャーマン》も実質バーンカードみたいな感覚ですし、ライフアドバンテージを意識したプレイングや、それを可能にするカードは今後評価が上がっていくんじゃないかなーって思ってます。