【エルシャドール・ネフィリムおかえりなさい】約3年ぶりの帰還！彼女と彼女を待ち続けた人へ

《エルシャドール・ネフィリム》が3年の時を経て、遊戯王OCGの世界にご帰還なされます。

当サイトをご愛顧いただいている皆々様の中にも、長年《ネフィリム》様のご帰還を心待ちにしていた同志たちが多数いらっしゃる事ですし、《エルシャドール・ネフィリム》の帰還を喜ばない訳にはいきません。（あ、管理人は使う側ではなく使われる側代表という事でお願いします）。

お祝いの言葉は最後に書くとして、とりあえず【デッキ融合落とされ役】や《シャドール・ネフィリム》との兼ね合い話からスタートです。

《エルシャドール・ネフィリム》復活を聞きつけて！

《影依融合/シャドール・フュージョン》
通常魔法 「影依融合」は１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：自分の手札・フィールドから 「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、 その融合モンスター１体をエクストラデッキから融合召喚する。 エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、 自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる。

時は満ちた、今こそ《影依融合》の時！

《エルシャドール・ネフィリム》の復活を聞きつけて、デッキから落とされたい血気盛んな奴らが続々集合。縁の強い面々たちや新たに加わった光の眷族たちが今か今かと待ちわびているようです。

《Emトリック・クラウン》【純粋に強い】

《Emトリック・クラウン》
効果モンスター
星４/光属性/魔法使い族/攻1600/守1200
「Ｅｍトリック・クラウン」の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「Ｅｍ」モンスター１体を対象として発動できる。 そのモンスターを、攻撃力・守備力を０にして特殊召喚する。 その後、自分は１０００ダメージを受ける。

【リンク召喚】を加速させるナチュラルパワー

当時とは違い、現在は【リンク召喚】という新たな選択肢を得た強き道化師。

デッキ融合で盤面にカードが一枚増えるというナチュラルパワーを見せ付けてやるしかありません。

このカードの強さと便利さ。流石の貫禄と言った所です。

《超電磁タートル》【絶対防御の一枚】

《超電磁タートル》
効果モンスター
星４/光属性/機械族/攻 0/守1800
「超電磁タートル」の効果はデュエル中に１度しか使用できない。
(1)：相手バトルフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。 そのバトルフェイズを終了する。

攻守一体。絶対防御の構え！

展開という攻勢の動きをとりながら墓地に絶対防御の一枚をチャージする無駄のない動き。

このカードの防御壁に阻まれ、私は何度勝機を逃した事だろう…。

展開力加速の時代に反旗を翻す、最強の盾。この動きに憧れて「シャドール」の門を叩いた者も当時多かった事でしょう。

《エクリプス・ワイバーン》【白黒シャドール懐かしい】

《エクリプス・ワイバーン》
効果モンスター
星４/光属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
(1)：このカードが墓地へ送られた場合に発動する。 デッキから光属性または闇属性のドラゴン族・レベル７以上のモンスター１体を除外する。
(2)：墓地のこのカードが除外された場合に発動できる。 このカードの(1)の効果で除外されているモンスターを手札に加える。

白黒シャドールという響きがただただ懐かしい

対応する属性のモンスターを墓地に送れる事こそ、「シャドール」の基本であり最大の強み。当時はそんな強みを最大限に活かす為の知恵と発想の集大成的なデッキが沢山ありました。

「白黒シャドール」はそんな素敵なユーザーズデッキの筆頭とも呼べるデッキだったと感じられるデッキです。今でもこの白と黒の力は環境に通用するのでしょうか？

《大天使クリスティア》【SS封じの恐怖再び】

効果モンスター
星８/光属性/天使族/攻2800/守2300
(1)：自分の墓地の天使族モンスターが４体のみの場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。
(2)：このカードの(1)の方法で特殊召喚に成功した場合、 自分の墓地の天使族モンスター１体を対象として発動する。 その天使族モンスターを手札に加える。
(3)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 お互いにモンスターを特殊召喚できない。
(4)：フィールドの表側表示のこのカードが墓地へ送られる場合、 墓地へは行かず持ち主のデッキの一番上に戻る。

セプスロの二枚は現状フルで使えます

「白黒シャドール」と双璧を成す程のデザイナーズデッキの境地、「光天使シャドール」についても忘れてはいけません。

《光天使セプター》を供給する装置としては、蘇生札の関係上当時ほどの安定感はないと思われますが、《大天使クリスティア》を落としておいてあわよくば蘇生というのはあり得る話。

まぁ、このカードは「シャドール」が絡まずとも常に強いカードですし、普通に使われそうな組み合わせですよね。

《妖精伝姫－シラユキ》【猛るもう一つの姫伝承】

効果モンスター
星４/光属性/魔法使い族/攻1850/守1000
(1)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、 相手フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。 そのモンスターを裏側守備表示にする。
(2)：このカードが墓地に存在する場合、 自分の手札・フィールド・墓地からこのカード以外のカード７枚を除外して発動できる。 このカードを墓地から特殊召喚する。 この効果は相手ターンでも発動できる。

制限カードだろうとも…ダイレクトで落とせば問題ない！

シラユキのモチーフである白雪姫は、意地悪な継母によって何度も何度も生死の狭間を行ったり来たり。最終的には意地悪な継母に焼けた靴をはかせて躍らせるという愉快極まりないお話。

生死の狭間をさまよった（禁固刑約3年）という点で見れば、《エルシャドール・ネフィリム》は「シャドール」界の「白雪姫」と呼べる（かもしれない）存在。

そんな共通点たっぷり（強引）な二人がタッグを組んだとあれば、それはもう灼熱の靴で踊りくるう対戦相手の姿しか想像できません。

※：【硝子の棺で眠る姫君】を聴きながらノリノリで書き上げたぜ（独り言）。

《シャドール・ネフィリム》との併用も嬉しい

《シャドール・ネフィリム》
リンク・効果モンスター
リンク２/光属性/天使族/攻1200
【リンクマーカー：左/右】
リバースモンスター２体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分メインフェイズに発動できる。自分の手札・フィールドから、「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター１体をＥＸデッキから融合召喚する。
(2)：このカードが墓地に存在する場合に発動できる。手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「シャドール」カード１枚を選んで墓地へ送り、このカードを墓地から特殊召喚する。

ついに自身を素材に《エルシャドール・ネフィリム》を融合召喚できる！

《エルシャドール・ネフィリム》が眠っていた間に訪れた最大の変化。それはやはり自らの前身である《シャドール・ネフィリム》と登場でしょう。

このカードが公開された際の「シャドール」ファンたちの期待と不安。安堵感と焦燥感の入り混じったカオスな心境は、今でも手に取るように鮮明に覚えています。

リバースモンスター2体を「シャドール」デッキで確保する事の困難さは重々承知していますが、①効果で自身を素材にしながら《エルシャドール・ネフィリム》に繋げ、②効果で左右マーカーを確保するという美しい動きが可能になった事は紛れもない事実。

この美しい流れ、狙わない手はないでしょう！？

3年という時を経て、《エルシャドール・ネフィリム》はかつての自分との邂逅を果たします。

捕らわれの身から解放された彼女からすれば、また別の意味で捕らわれていた時の記憶や姿は悲しいだけの記憶かもしれない。しかしその悲しみは、変わる事無く愛し待ち続けた決闘者と共に分かち合う事ができる。だから何ももう怖くない…。思う存分、その力を振るうが良い…。

管理人「シャドール」使いじゃないのに語り過ぎだぞ！

この三年という空白の時は、「シャドール」使いでもない私が易々と語ってよい月日でない事は重々承知しています。しかし、思わず語ってしまった…。

それは、嬉々として使う人々の希望の声と喪失による絶望の声。喪失後も忘れる事無く復活を望み続けたファンたちの声を、ブログを通して管理人は常に見聞きして来たからに他なりません。

こんなにも望まれていたものが望み通りの形で帰ってくるだなんて、自分の事じゃなくったって嬉しくなるじゃないか！！

この記事は、目覚めの時を待ち続けた《エルシャドール・ネフィリム》。そして、それを望み続けた「シャドール」ファンの皆様に宛てたお祝いの記事です。

《ネフィリム》様の再誕の祝いをファンの皆さんで共有できる場になれれば幸いです(*’ω’*)ｂ

追伸：あの「返して」「返して」の声が聞けなくなると思うと…少しだけ寂しい気もしますね（笑）

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