アンデット族の【熱烈プッシュフェスティバル】の到来間近という事で、アンデット族デッキを組む際に結構便利な出張セット、「眷属&使い魔」セットをご紹介します。
構築次第(芝刈りとかだと結構やらかす)では回してる間に諦めないといけないシーンも出てきたりするのですが、出張枚数も少量かつ再現度も高いので管理人は結構好きなセットです。
特に見えてる《ヴァンパイアの支配》は先行1ターン目の1手としてはかなり強力なので、よかったら愛してやってください。
ヴァンパイアの眷属&使い魔 便利セット
「デッキビルドパック-ダーク・セイヴァーズ」に収録された新規ヴァンパイアカード(ヴァンパイアの眷属,使い魔,フロイライン,支配)を使った出張セットです。
比較的緩い条件で《ヴァンパイアの支配》や《ヴァンパイア・フロイライン》を構えられるのが特徴で、手札の状況次第ではシンクロやリンクのリソースとして《眷属》,《使い魔》を使う事も出来ます。
絞れば出張枚数もスリム化できるので、汎用性はそこそこ高いと思います。
《ヴァンパイアの使い魔》は《眷属》や《フロイライン》を導く
《ヴァンパイアの使い魔/Vampire Familiar》 効果モンスター 星1/闇属性/アンデット族/攻 500/守 0 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが特殊召喚に成功した場合、500LPを払って発動できる。デッキから「ヴァンパイアの使い魔」以外の「ヴァンパイア」モンスター1体を手札に加える。 (2):このカードが墓地に存在する場合、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「ヴァンパイア」カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。 |
①のサーチは、②の特殊召喚効果と連動こそしていますが、依存はしていない為、他の要因で特殊召喚してもOKです(馬頭鬼とかワンフォーワンとか)。
サーチ候補としては《ヴァンパイア・フロイライン》が有力ですが、手札から捨てる手段があるのであれば、《ヴァンパイアの眷属》を加えるのも中々にありです。(《ヴァンパイアの眷属》はフィールドの《ヴァンパイアの使い魔》を食べながら特殊召喚し、「ヴァンパイア」魔法・罠カードに繋げてくれます)。
ただ、【芝刈り】のような雑にデッキを削る構築だと、サーチ先が全て墓地に落ちてしまうという不具合は当然発生するので要注意です。まぁ、芝刈りが通ってたら他のカードでアンデットは十分に有利な立ち回りが出来るはずなので、それはそれと割り切るのも一つの手だと思います。
管理人は【芝刈りワイト】にこのセットを採用しているので、《ワン・フォー・ワン》で特殊召喚する事が結構多いですね。(大体は《ワイトプリンス》か《ワイトキング》優先ですけど)。
《ヴァンパイア・フロイライン/Vampire Fraulein》 効果モンスター 星5/闇属性/アンデット族/攻 600/守2000 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):モンスターの攻撃宣言時に発動できる。 このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。 (2):自分のアンデット族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、100の倍数のLPを払って発動できる(最大3000まで)。その自分のモンスターの攻撃力・守備力はそのダメージ計算時のみ払った数値分アップする。 (3):このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時に発動できる。そのモンスターを墓地から可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。 |
サーチ先筆頭である《ヴァンパイア・フロイライン》は、アンデット族モンスターへの汎用サポートなので、ほぼ腐ることなく活用できるはずです。
ライフが許す限り相手をガシガシ戦闘破壊しようッ!(想像以上に強いからビックリするよ)。
《ヴァンパイアの眷属》は《ヴァンパイアの支配》を導く
ヴァンパイアの眷属/Vampire Retainer》 効果モンスター 星2/闇属性/アンデット族/攻1200/守 0 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが特殊召喚に成功した場合、500LPを払って発動できる。 デッキから「ヴァンパイア」魔法・罠カード1枚を手札に加える。 (2):このカードが墓地に存在する場合、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「ヴァンパイア」カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。 |
使用上の注意は《ヴァンパイアの使い魔》とほぼ一緒です。
ただ一つ違う点は、リソース化しても問題ない《使い魔》に対し、《眷属》はフィールドに残した方が良いシーンが起こりうるという事でしょうか?
その理由はサーチ先の第一候補である《ヴァンパイアの支配》に理由があります。
《ヴァンパイアの支配》の圧力は実際中々のものです
《ヴァンパイアの支配/Vampire Domination》 カウンター罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分フィールドに「ヴァンパイア」モンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。その後、破壊したカードがモンスターカードだった場合、自分はその元々の攻撃力分だけLPを回復する。 |
《ヴァンパイアの支配》は強力なカウンター罠ですが、「ヴァンパイア」モンスターが自分フィールドに存在するという条件を持っています。
アンデット族モンスター×2で《ヴァンパイア・サッカー》をリンク召喚する余力があるのであれば、当然そちらを使えば問題ないですが、そうじゃない場合は、場に《ヴァンパイアの眷属》を残すという選択を迫られるシーンも当然出てくるはずです。
相手はヴァンパイアの支配を腐らすプレイングを仕掛けてくるはずなので、ここで《フロイライン》とか《不知火流 燕の太刀》とかで相手の裏をかくことが出来れば、もうニコニコ間違いなしですな!
デッキは多少選びますが
多少デッキは選びますが、比較的簡単かつ少量で出張させることが可能なセットだと思います。
《使い魔》,《眷属》の二枚が自己蘇生内蔵ながらもそれにサーチ効果が依存していない事、アンデット族二体で出せる「ヴァンパイア」モンスター《ヴァンパイア・サッカー》の存在のおかげで《ヴァンパイアの支配》が腐りにくい事が出張を可能にしている大きな要因です。
本記事では紹介していませんが、「ヴァンパイア」モンスターのリクルート札である《ヴァンパイア・アウェイク》等もサーチ先としては優秀なので、そこら辺も絡めた大所帯出張も悪くないかもしれませんね。
コメント
こういう一部の除外されるアンデって王宮の鉄壁を相性が良いよね
除外で発動するカードとケンカするけど・・・
鉄壁みたいな自身のカードを除外させない効果を持つカードがもう少し欲しい!
ロンギヌスは相手ターンオンリーですしね
出張パーツ少なくてもしっかり動くのはデッキの勝ち筋も増えてロマンありますよね〜
それはそうと《ヴァンパイアの眷属》は強力なカウンター罠ですが、になってますよ
失礼しました><;
修正しておきます~
我が書き(ry
リアルのヴァンパイアデッキではホント主力
リンクスに来たから真っ先に作ろうとしたら、眷属使い魔がS Rでフライラインと支配は無しという
まぁその二枚は確かにリンクスだとまだ強すぎる気はしますけど、ちょっと物足りない感じはしちゃいますね