『サイバネティック・ホライズン』に《嵐竜の聖騎士》が収録されるという事で、今までに登場した「聖騎士」儀式モンスターについて少しおさらいしてみましょう。
《白竜の聖騎士(ナイツ・オブ・ホワイトドラゴン)》から始まった「聖騎士」儀式モンスターの軌跡。
時代の移り変わりによって少しずつ強化されていく効果にも注目です。
ドラゴン(?)を司る「竜の聖騎士」儀式モンスターの軌跡
白竜の聖騎士
儀式・効果モンスター
星4/光属性/ドラゴン族/攻1900/守1200
「白竜降臨」により降臨。 フィールドか手札から、レベルが4以上になるよう カードを生け贄に捧げなければならない。 このカードが裏側守備表示のモンスターを攻撃した場合、 ダメージ計算を行わず裏側守備表示のままそのモンスターを破壊する。 また、このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「青眼の白龍」1体を特殊召喚する事ができる。 (そのターン「青眼の白龍」は攻撃できない。)
青眼の白龍を司る聖騎士
今から16年前のパックに収録された儀式「聖騎士」シリーズ第一弾。
この時点で攻撃力1900、戦闘にまつわるメリット効果、リリースして該当モンスターを手札・デッキから特殊召喚するという基本は出来上がっています。
しかし、《白竜の聖騎士》はシリーズ第一弾という事もあり、効果を使うと「青眼の白龍」が攻撃できなくなるデメリット等、他の「聖騎士」儀式モンスターと比べると控えめな性能に収まっています。
初収録パック・時期 |
ユニオンの降臨(2002年) |
この頃の儀式魔法は唯々該当の儀式モンスターを出す為だけのカードでした。
空に剣を掲げるあおりの利いた構図がカッコイイです。
光子竜の聖騎士
儀式・効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1900/守 800
「光子竜降臨」により降臨。 このカードをリリースして発動できる。 手札・デッキから「銀河眼の光子竜」1体を特殊召喚する。 また、このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、 デッキからカードを1枚ドローする。
ギャラクシーを司る聖なる騎士
《白竜の聖騎士》から《光子竜の聖騎士》までに11年もの空白があったので、このカードが公開された時は何だかやたら興奮した事を今でも覚えています。
リリースで該当モンスターを特殊召喚するという基本の動きは変わりませんが、制約の類もなく、戦闘破壊でドローというのは時代の流れを感じます。ちなみに管理人はこのカードを活躍する為の「銀河眼」デッキを当時組んでいましたが、使わなくても出るので結局抜いた記憶があります。
初収録パック・時期 |
レガシー・オブ・ヴァリアント(2013年) |
墓地効果を持っている所に時代の流れを感じます。
墓地効果&墓地リソースで儀式召喚って効果は地味だけど堅実で個人的に好きです。しかし、最近の儀式魔法と比較するとかなり控えめな印象を受けますね。
黒竜の聖騎士
儀式・効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1900/守1200
「黒竜降臨」により降臨。 「黒竜の聖騎士」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ開始時に発動する。 そのモンスターを破壊する。
(2):このカードをリリースして発動できる。 手札・デッキから「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
黒竜を司る聖騎士
《白竜の聖騎士》が裏側守備表示限定なのに対し、こちらは守備表示なら何でもOKと時代の流れと実力の差を見せつけてくれています。
しかも、手札・デッキから「レッドアイズ」モンスター1体ですから、《真紅眼の黒竜》以外のにも《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》とかPONと出せちゃいます。
初収録パック・時期 |
コレクターズパック-運命の決闘者編-(2015年) |
もうこの時代になって来ると、墓地除外で普通にアドを稼ぐような効果を搭載しています。
《ロード・オブ・ザ・レッド》と同時収録だった事もあり、そちらの儀式との兼ね合いも強く意識された設計になってます。
嵐竜の聖騎士
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儀式・効果モンスター
星4/光属性/サイバース族/攻1900/守 900
「サイバネット・リチューアル」により降臨。 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターに攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。 そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
(2):このカードをリリースして発動できる。 手札・デッキからレベル5以上のサイバース族モンスター1体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
サイバース族(?)を司る聖なる騎士
戦闘にまつわる効果はバウンス、リリース効果はレベル5以上のサイバース族モンスター1体と広範囲。しかし、範囲が広い事を危惧されて効果発動不可の誓約が設けられています。
また、ここに来ていきなりドラゴンじゃなくてサイバース族って一体何があったのでしょうか?
嵐竜って言葉はおそらく、ストームアクセスによって入手した《ファイアウォール・ドラゴン》を意識してるんでしょうけど、リクルート対象がサイバース族って事で「竜の聖騎士」感はかなり薄いですね。
《ファイアウォール・ドラゴン》はまだ謎な部分も多いカードですし、これからそこら辺が紐解かれていくのかもしれませんが…本当に謎です。
初収録パック・時期 |
サイバネティック・ホライズン(2018) |
《サイバネット・リチューアル》はサイバース族汎用儀式魔法ですし、何から何まで今までのシリーズとは異なる性質を持った存在です。墓地効果もトークン生成と、何から何まで異なる性質を持ったカードたちです。
キミはどの聖騎士が好きかな!?
管理人は自分で使っていた事もあって、《光子竜の聖騎士》への思い入れが強いですが、ほとんどの人はやっぱりシリーズ初代である《白竜の聖騎士》が印象に強いのではないでしょうか?
自身を糧として強大なるドラゴンを呼び出す…設定としてはこれ程までに厨二でカッコイイのは中々ないですね(笑)。
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コメント
嵐竜の聖騎士は他の奴ら考えるとメインデッキに入れられるFWDが出るかもしれない
サイバースのルーツはイグニスって事になってますけど その元がまたまた一体のドラゴンから始まったとかだったら大きくは外れてない気もしますね
そういえば黒龍リンクス入りしてましたっけ
レベル報酬でレダメ来ないかなー
レダメか…流石に強い気もするw
ファイアウォールサポートじゃないのは、ファイアウォールが、禁止になる可能性があると言うことではないかと心配です。
うーん 禁止かエラッタの可能性がゼロじゃないだけに何とも言えません( ゚Д゚)
さすがにレベル4儀式でファイアウォール出てくるのは軽すぎると思われたんだろう
ドラゴンみたいなサイバースは沢山いますしねw
電脳の聖騎士(ナイトオブサイバードラゴン)もいつか出て欲しいです。
凄くありえそうなカードw
○○アイズドラゴンシリーズを出し切ってないのに別の種類の儀式出すのはどうなんだろうかw
オッドアイズが欲しい
嵐竜はかなり異端ですよね~ オッドアイズだったら 虹彩の聖騎士(ナイト・オブ・ペンデュラムドラゴン)になるのかな?
みんな闇竜の黒騎士のこともたまには思い出してあげて、、、
彼は儀式モンスターじゃないからなぁ…
でも仲間と言えば仲間ですね…<(_ _)>
私は儀式入りレッドアイズを使っているので、黒竜の聖騎士にはおせわになってます。デーモンの降臨も入ったので、とても回りやすくなっています。
個人的には覇王眷竜の聖騎士を出して欲しいですね。
デーモンの降臨と合わせる闇儀式を探していましたが、ロードオブザレッドは確かに良さそう…。