はーい!皆さん、《聖霊獣騎》楽しんでいますか!?
「聖霊獣騎 カンナホーク」の裁定で少し分かり難いものがあったので、今回はそれを記事にします。
ご存知の方も多いとは思いますが、使用していない方は結構ピンとこないと思うので~。
聖霊獣騎 カンナホーク
融合・効果モンスター
星6/風属性/雷族/攻1400/守1600
「霊獣使い」モンスター+「精霊獣」モンスター 自分フィールドの上記カードを除外した場合のみ特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):1ターンに1度、除外されている自分の「霊獣」カード2枚を対象として発動できる。 そのカードを墓地へ戻し、デッキから「霊獣」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードをエクストラデッキに戻し、 除外されている自分の「霊獣使い」モンスター1体と 「精霊獣」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。 この効果は相手ターンでも発動できる。
《聖霊獣騎》デッキで非常に重要な役割を担っているおじいさん。
墓地と除外ゾーンをグルグルしながら、デッキから「霊獣」カードを加えるテクニシャンなのだ!
問題の裁定はこちら
Q:(1)の効果解決時に対象に選択したモンスターの内1体が除外されてない状態になった場合、残りのモンスターを墓地に戻して、手札に加える処理は行われますか?
A:はい、行われます、ただし2体とも除外されてない状態になった場合は、手札に加える処理は行われません。(14/10/11)
この裁定から分かる事は、(1)の効果発動時に除外ゾーンに「霊獣」カードが存在すれば、解決時に対象に選択した「霊獣」カードが一枚でも残っていれば、効果を処理できると言う事。
これが何を意味するのか。
上の画像の様な場面を想像して下さい、このままなにもチェーンがなく処理されると、「霊獣使いの長老」と「精霊獣カンナホーク」は墓地へと戻され、デッキから「霊獣」カードを一枚手札に加えて処理が無事終了!となります。
効果は無事に解決できますが、これでは《聖霊獣騎》の得意技である、融合解除が出来ません!
この裁定により、この場面でも(1)の効果を使いつつも、融合解除する事が可能なのです。
処理は以下の通りです。
ここまでは同じですが、相手にチェーンがない事を確認して、(1)効果に「聖霊獣騎 カンナホーク」の(2)の効果をチェーンします。
こうする事により、(2)の効果が【チェーン2】、(1)の効果が【チェーン1】となります、それでは順番に処理していきましょう。
(2)の効果は自身をエクストラに戻して、除外されている二体のモンスターを対象にして発動している為、もうすでに「聖霊獣騎 カンナホーク」はフィールド上にはいません、対象に取った「霊獣使いの長老」と「精霊獣アペライオ」をフィールドに表側守備表示で【特殊召喚】します。
これで(2)の効果解決は終了です。
次は(1)の効果解決、発動時に対象にしたはずの「霊獣使いの長老」は(2)の効果処理によりすでに除外されておらず、フィールド上に表側守備表示で存在しています、(1)の効果は除外されている「霊獣」カード二枚を対象に発動する事が条件なので、解決時に対象にしたカードが2枚だろうが1枚だろうが問題なく効果を解決していいですよ!って事らしいです。(確かに対象としたカード二枚を墓地へ戻し「霊獣」カードを一枚手札に加えるとは書いてないな。)
※(1)の効果解決時に対象とした「霊獣」カードが2枚とも除外されていない状態になった場合は不発になりますのでご注意!
補足:最終的に、フィールドに「聖霊使いの長老」と「精霊獣アペライオ」、手札にサーチした「霊獣カード」、墓地に「精霊獣カンナホーク」、除外されているカードなしとなります。
これで伝えられたのか少し心配ですが、《聖霊獣騎》はただでさえカウントする要素が多い《テーマ》なので、対戦相手にきちんと理解してもらえるように説明できるようにしておかないとトラブルの元になってしまいます。除外されたターン経過のカウント用のカウンターや、そのターンの【特殊召喚】状況を示すカウンターなんかは必要じゃないかな~と思っています。
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《聖霊獣騎》デッキ考察【「トライブ・フォース」でデッキを作ろう!】
コメント
なんだか不思議な感じですね、まさにテキストの穴をついた動きのように感じます。
《聖霊獣騎》を使用する上で重要な裁定である事は間違いなさそうですが、色々と難しいですねw
つまり最終的にはフィールドには長老とアペライオ、墓地にはカンナホーク、手札にはサーチした霊獣カードってことが出来るわけですか?
ダービー弟:「Exactly(そのとおりでございます)」