『遊戯王マスターデュエル』向け(BO1)の【ふわんだりぃず】対策・攻略法を徹底解説!
本記事は、『遊戯王マスターデュエル』のランク戦環境で流行るであろう【ふわんだりぃず】の対策・攻略法を解説した記事となります。有効な対策札の紹介を中心に、初心者でも分かり易いように要点だけを掻い摘んで解説しているので、気軽にお読みいただけると幸いです。
ふわんだりぃずの倒し方・対策
ふわんだりぃずの特徴を知る
今回対策するのは、マスターデュエル環境で大流行するであろう新テーマ【ふわんだりぃず】。
他の環境デッキとは色んな意味で一線を画すデッキなので、ちゃんと知識・デッキの両面で対策しておかないと痛い目を見ることに…。最強のメタ札《ディメンション・アトラクター》にも要警戒!
星1/水属性/鳥獣族/攻 600/守1200
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからレベル4以下の鳥獣族モンスター1体を手札に加える。
その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。
(2):表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
(3):このカードが除外されている状態で、
自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。
このカードを手札に加える。
ディメンション・アトラクターに要注意
星6/闇属性/魔法使い族/攻1200/守2200
(1):自分の墓地にカードが存在しない場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。次のターンの終了時まで、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。この効果は相手ターンでも発動できる。
マクロコスモスに要注意
(1):このカードの発動時の効果処理として、
手札・デッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚できる。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
《ハーピィの羽根吹雪》:その強さ、ターンジャンプ級
自分フィールドに「ハーピィ」モンスターが存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):自分フィールドに鳥獣族・風属性モンスターが存在する場合に発動できる。
ターン終了時まで、相手が発動したモンスターの効果は無効化される。
(2):魔法&罠ゾーンのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「ハーピィの羽根帚」1枚を選んで手札に加える。
《烈風の結界像》:元々特殊召喚しないテーマなので自分たちは問題ない
星4/風属性/鳥獣族/攻1000/守1000
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いは風属性モンスターしか特殊召喚できない。
《霞の谷の巨神鳥》:いぐるんからの万能妨害
星7/風属性/鳥獣族/攻2700/守2000
このカードの効果は同一チェーン上では1度しか発動できない。
(1):魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
自分フィールドの「ミスト・バレー」カード1枚を対象として発動できる。
その自分の「ミスト・バレー」カードを持ち主の手札に戻し、その発動を無効にし破壊する。
《烈風帝ライザー》:大量バウンスからのドローロックや再利用がエグイ
星8/風属性/鳥獣族/攻2800/守1000
このカードはアドバンス召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合、
フィールドのカード1枚と自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動する。
そのカードを好きな順番で持ち主のデッキの一番上に戻す。
このカードが風属性モンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功した場合、
その時の効果に以下の効果を加える。
●フィールドのカード1枚を対象として持ち主の手札に戻す事ができる。
先攻でとれる対策
王宮の鉄壁
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いにカードを除外できない。
除外させない事で無限リソースを断つ!
ちょっと過剰な気もしますが、ついでに【幻影】【勇者】【電脳堺】等も見れるから環境的にはマッチしてるかも?
スキルドレイン
永続罠
1000LPを払ってこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
フィールドで発動・効果処理するモンスター効果で展開を伸ばすテーマなので効果は抜群。先攻で通ればかなり有利ですが、当然相手も対策してくるカードなので油断は禁物。
後攻でとれる対策
灰流うらら
チューナー・効果モンスター
星3/炎属性/アンデット族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
とにかくサーチしまくるテーマなので、かなり有効な1枚ではあるんですが、除外された「ふわんだりぃず」モンスターが存在する場合、サーチ効果を含む効果をチェーン①、除外からの回収をチェーン②という形でケアされてしまうので要注意。各種壺に投げるのもアリ。
エフェクト・ヴェーラー
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
(1):相手メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送り、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
【ふわんだりぃず】は、フィールドのモンスター効果を駆使して展開を伸ばしてくるデッキなので、《エフェクト・ヴェーラー》がしっかりと刺さります。ただし、先に《ディメンション・アトラクター》の効果を適用されてしまうと、《エフェクト・ヴェーラー》の発動自体ができなくなってしまうので要注意。あと、《ふわんだりぃずと旅じたく》ってカードが実装されると、対象をとる効果に対する耐性が上がる為、ヴェーラ―や泡影の信頼度は少し下がるので、こちらにも注意が必要。
ドロール&ロックバード
効果モンスター
星1/風属性/魔法使い族/攻 0/守 0
(1):相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた場合、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
このターン、お互いにデッキからカードを手札に加える事はできない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
【ふわんだりぃず】はサーチを多用するデッキなので、ドロバが効果的です。……が、こちらも《ディメンション・アトラクター》を先に適用されてしまうと発動できなくなってしまうので要注意。
PSYフレームギア・γ
特殊召喚・チューナー・効果モンスター
星2/光属性/サイキック族/攻1000/守 0
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドにモンスターが存在せず、相手モンスターの効果が発動した時に発動できる。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その発動を無効にし破壊する。この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
相手の初動にぶちかませば大体止まってくれるであろう信頼度の高い対策札。《ディメンション・アトラクター》への対策にもなります。
アーティファクト・ロンギヌス
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1700/守2300
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
(3):相手ターンに、手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。
このターン、お互いにカードを除外できない。
「ふわんだりぃず」下級モンスターの共通効果(②:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。③:このカードが除外されている状態で、自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。)を封じる事で相手のアド回復ムーブを封じる!《ディメンション・アトラクター》や《マクロコスモス》への対策にもなるのもGOOD!
ハーピィの羽根帚
通常魔法
(1):相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
後ろ(魔法・罠)が厚いデッキなので効果的。これが通ると相手の妨害力は著しく低下します。オススメ!
サンダー・ボルト
通常魔法
(1):相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
実は前(モンスター)を飛ばすのも効果的。ただし、ロングゲームになるとまたゾロゾロとアドを稼ぎ出すので、さっさと流してさっさと仕留めてしまう事をオススメします。いい感じに泳いでもらって、一番いいところでドカンと決めたいカードです。魔法・罠への対策が《霞の谷の巨神鳥》に依存していることもあり、魔法・罠が通りやすいのも〇
ブラック・ホール
通常魔法
(1):フィールドのモンスターを全て破壊する。
2枚目以降の《サンダー・ボルト》として採用する枠。よっぽど流行るようなら検討してもよさそう。
ライトニング・ストーム
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに表側表示のカードが存在しない場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
●相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
状況に応じて使い分けられる最強カード。発動条件を意識しながら運用しましょう!今期からはお守りライストが流行ると予想。
無限泡影
通常罠
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
セットされていたこのカードを発動した場合、
さらにこのターン、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される。
《ディメンション・アトラクター》の影響を受けない分、《エフェクト・ヴェーラー》よりも信頼できる。とりあえず厚めに入れておこう。
レッド・リブート
カウンター罠
このカードはLPを半分払って手札から発動する事もできる。
(1):相手が罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのカードをそのままセットする。
その後、相手はデッキから罠カード1枚を選んで自身の魔法&罠ゾーンにセットできる。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手は罠カードを発動できない。
《ふわんだりぃずと夢の町》や、強力なメタ札(マクロコスモス,虚無空間)への対策札。ロングゲームはしたくないので撃ったらさっさと倒してしまおう!
アトラクターがマジで怖い!
事が起こる前から「ヤベェ……」「ヤベェ……」言い過ぎるのはどうかとも思うんですが、《ディメンション・アトラクター》ってカードだけはマジでヤベェので、流行るのだけはどうか勘弁していただきたい!これが流行ると色んなテーマがきつくなるんです……((+_+))
コメント
召喚するだけでアドがとれて、除外に強くしかもバックも盛れる…
…Kozmoの時代きちゃいますか?w
風属性のテンプレ妨害も軒並み採用できるカテゴリだからあれだけど、似たような動きな気がするサンダー・ドラゴンや電脳堺なんかは敵対カテゴリとしてはどうなのかしらん。ミラーは嫌だけど1からデッキを作るのは面倒だが金やCPはあるみたいな人向けに。MDで除外含めてぐるぐる回ってコテンパンにされている身としての印象ですけども。
ロンギヌスはいい感じですね。ピンポイントではなく他のデッキにも幅広く対応できるし腐りにくそうです。
壊獣はありですかね?
カウンターの条件も止められるし
虚無空間を張られてない、結界像を置かれてないという条件はあるけど電脳堺も無理矢理妨害を踏み抜けるからいいかも(効果が基本手札にいる状態で発動するのでえんぺんの無効効果が刺さらない、除外札の再利用手段もある)