カオスこそが命の源……カオスは無限なのだ
―――という事で本日は、今月のランク戦(遊戯王マスターデュエル)で使用した【ヌメロン】デッキのレシピをご紹介!
いつもは新パックに収録されたテーマから選ぶようにしていましたが、今回はちょっと色々あって《リミッター解除》や《ライトニング・ストーム》を3枚作ってしまったので、折角の機会なのでBO1における後攻ワンキルデッキの強さを体験してみる事としました。
「BO1のヌメロンとか絶対に強いだろ!楽勝ジャン!」
……そう思っていた時期が私にもあったんですが、想像以上に沼ってしまいました……(白目)。
マスターデュエルダイヤ1達成『ヌメロン』デッキレシピ
1枚:エフェクト・ヴェーラー
3枚:ヌメロン・ウォール
3枚:増殖するG
3枚:灰流うらら
3枚:惑星探査車
1枚:溶岩魔神ラヴァゴーレム
3枚:怪粉壊獣ガダーラ
1枚:ハーピィの羽根帚
1枚:テラ・フォーミング
3枚:強欲で貪欲な壺
3枚:ライトニング・ストーム
3枚:ヌメロン・ダイレクト
3枚:ヌメロン・ネットワーク
3枚:リミッター解除
3枚:禁じられた一滴
3枚:無限泡影
エクストラデッキ
3枚:No.1 ゲート・オブ・ヌメロン-エーカム
3枚:No.2 ゲート・オブ・ヌメロン-ドゥヴェー
3枚:No.3 ゲート・オブ・ヌメロン-トゥリーニ
3枚:No.4 ゲート・オブ・ヌメロン-チャトゥヴァーリ
1枚:CNo.1 ゲート・オブ・カオス・ヌメロン-シニューニャ
1枚:無限起動要塞メガトンゲイル
1枚:召命の神弓-アポロウーサ
何の変哲もないヌメロンデッキなので、レシピに関していう事は特になりです。今回は《スモールワールド》等も採用しない純度の高いヌメロンで挑みました。
採用カードプチ解説
エフェクト・ヴェーラー
相手の先攻展開が良い感じで止まるかどうかも重要なので、4枚目の《無限泡影》的なノリで1枚採用しています。実際、これに助けられた試合は多かったです。
ヌメロン・ウォール
確定3枚。ネットワークが無いと始まらない。
増殖するG
引けば引くほど強くなるデッキなのでコチラも3枚。烙印が多いので2枚位しか引けない事が多いです。
灰流うらら
増Gは怖くないデッキなので、相手の妨害用に投げます。今期はとにかく《烙印融合》や《ふわんだりぃず・いぐるん》or《ろびーな》に投げてました。
惑星探査車
確定3枚。ネットワークがとにかく欲しい。ラヴァゴとの噛み合いがイマイチ。
溶岩魔神ラヴァゴーレム
相手のモンスター制圧を無にする無慈悲なる魔神。探査車との相性が悪いので1枚にしました。
怪粉壊獣ガダーラ
相手のモンスターをpakupaku。【ふわんだりぃず】が《烈風の結界像》を出してくるのでが仕方なくガダーラを使っています。レギュレーション適用後はガメシエルにチェンジですね。
ハーピィの羽根帚
ワンキルを通す為のバック除去要因。いつも握っていたい。
テラ・フォーミング
ネットワーク以下略。
強欲で貪欲な壺
最初動で発動する場合は、ネットワークやダイレクトが飛ばない様にお祈りしながら発動しよう。なお、今期ランクマでの全飛び記録は4回でした(白目)。
ライトニング・ストーム
ワンキルサポート以下略。
ヌメロン・ダイレクト
強貪を採用しているのでこちらも3枚。それでも全飛びする事が稀にある。素引きしてもそこそこ強いシーンがあるので1枚までなら素引きも許容できる。
ヌメロン・ネットワーク
これが無いと始まらない。本デッキは合計10枚体制となっております。
リミッター解除
相手の場にモンスターがいない時。または相手の場にモンスターがい過ぎる時に無理やりワンキルを通す為の1枚。相手のケアプレイを無にする無慈悲なる倍化!
禁じられた一滴
羽根等のバック除去を引けなかった場合、【烙印】の《赫の烙印》からの《ガーディアン・キマイラ》ムーブがかなり重くなる為、そこをうまく通す為に重宝しました。打点が下がる事でワンキルが可能になるって事も多く、【ヌメロン】からは切っても切れないカードだと思います。
無限泡影
相手の先攻展開を妨害したり、ワンキルを通す為に使ったり等。先攻後攻を問わない最強札!名称ターン1が無いのもとにかく強いです。
無限起動要塞メガトンゲイル
エクシーズモンスター、魔法、罠以外にやられない最強の要塞。【烙印】相手に展開すると一気に泥試合化が加速します。結構粘りますが、早めに倒せないと解決札を引かれて負けるので要注意。
召命の神弓-アポロウーサ
刺さる相手を見極めて展開しよう。強いけど展開してしまうとキルが遠のく傾向があります。個人的にはメガトンゲイルの方が今の環境にはあってる気がしますね。
差し替え候補のカードたち
スモール・ワールド
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札のモンスター1体を相手に見せる。
見せたモンスターの種族・属性・レベル・攻撃力・守備力の内、
1つのみが同じモンスター1体をデッキから選んで確認し、
手札から見せたモンスターを裏側表示で除外する。
さらに確認したカードと種族・属性・レベル・攻撃力・守備力の内、
1つのみが同じモンスター1体をデッキから手札に加え、
デッキから確認したカードを裏側表示で除外する。
双穹の騎士アストラム
リンク4/光属性/サイバース族/攻3000
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
EXデッキから特殊召喚されたモンスター2体以上
(1):リンク召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードは相手の効果の対象にならず、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
(2):このカードが特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、その相手モンスターの攻撃力分アップする。
(3):リンク召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。
フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。
『ヌメロン』デッキの強み
勝っても負けてもゲームがシンプルで基本的には早い
勝っても負けてもゲームがシンプルで基本的には早いッ!
この考え自体は間違いでは無いと思うんですが、正確には自分のターンが爆速ってだけなんで、ゲームの長さは相手のデッキに依存します。
また、【烙印】相手にメガトンゲイルを出す等、泥試合化してしまう動きもいくつかある為、使用前と使用後ではかなり印象は違います。
……でも、やる事自体はシンプルなので、頭空っぽで駆け抜けたい人にはお勧めです(ずっとやってるとちょっと飽きてくるかもしれませんが……)。
モンスターによる制圧・罠ビ等に有効なカードを大量投入できる
モンスター制圧への回答……
- ラヴァゴーレム
- 壊獣
- 禁じられた一滴
- 無限泡影
罠ビへの回答……
- ハーピィの羽根帚
- ライトニング・ストーム
ネットワーク1枚でワンキル火力を叩き出せる為、上記の様な各種回答カードを大量投入する事ができます。まぁ、これこそが【ヌメロン】最大の強みって言って良いんじゃないでしょうか?
メインギミックのスロットがたったの13枚で完結するってマジで凄い事です。
『ヌメロン』デッキの弱点
ワンキルをプレイングでケアされる事がある
(1):自分フィールドの全ての機械族モンスターの攻撃力は、ターン終了時まで倍になる。
この効果が適用されているモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
自ら後攻をとる為、相手にデッキを悟られてしまう事がほとんどです。
―――そういった場合、相手にワンキルし難い盤面を構築されたり、そもそも何も展開されなかったり等、プレイングである程度こちらのワンキルをケアしてくる可能性が非常に高いです。
特にモンスターを何も立ててこなかった場合、ワンキル手段が《リミッター解除》に限られてしまう為、こちらも動くか止まるかの判断を迫られる事になります。
―――なので、やっぱり《リミッター解除》はとっても重要!URだけど3枚作ろう!
ヌメロン・ウォールの誤爆、強貪事故等
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「ヌメロン・ウォール」以外のカードが自分フィールドに存在しない場合、
手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから「ヌメロン・ネットワーク」1枚を選んで発動する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、そのダメージステップ終了後にバトルフェイズを終了する。
これは管理人だけかもしれませんが、ワンキルを狙いに行くシーンで手札に《ヌメロン・ウォール》を持っている場合、最初の反射ダメージで《ヌメロン・ウォール》を誤爆してしまう事が何度かありました。これをしてしまうと、マジで全てを失うので絶対にやめましょう(白目)。
あと、強貪でネットワークやダイレクトが全飛びする事もあるので、ケアできる時はケアして発動しましょう!
ヌメロン一本ってのは結構大変かもしれない……
間違いなく強いデッキではあるんですが、引きに左右される部分がどうしてもあるので、長く続ける必要があるランクマでずっと使い続けるってのは結構きついかもしれませんね。でもまぁ、除去って殴るってシンプルさは魅力的なので、サブデッキとして使うのはオススメです( `ー´)ノ
コメント
ヌメロンは早いけど使っててあんま面白くないんだよな
まくりふだ来なかった時のストレスもあるし
ワンキルが失敗した次のターンの保険兼モンスター除去要員に、ライトニング・ストームを抜いてブラックホールはどうでしょうか?(攻撃を凌いだ自分のウォールも破壊できる)
全体の割合で言えば魔法・罠よりモンスターに比率を置いているデッキの方が現代遊戯王は圧倒的に多いと思いますし。
ウォールは確かに邪魔になる時が結構ありますもんね
差分の候補としては全然アリだと思います。参考にさせていただきます。
使ってみようと思っている人たちへ
使用するときはAボタンを連打して自ターンに壁の2の効果を発動しないよう
マウスでカチカチ頑張りましょう