『マスターデュエル』のランクマッチでマスター1を達成した【ジェネレイド】デッキをご紹介!
【ジェネレイド】はOCGでも長く愛用しているテーマだけあって、ちょっと思い入れが尋常じゃないレベルに達していて、絶対に今期はこのデッキで走ろうと心に決めていました!
――――という事で、強敵蠢くランク帯を王の力で走破して参りました!
ヴァラによる初動の安定と継戦能力の強化!レイヴァーテインによる最強除去等々、新規カードの強みと魅力たっぷりでお届けします!
マスターデュエル:マスター1達成『ジェネレイド』デッキレシピ紹介
2枚:DDクロウ
1枚:エフェクト・ヴェーラー
3枚:増殖するG
3枚:灰流うらら
3枚:召喚師アレイスター
3枚:王の影ロプトル
1枚:深淵の獣マグナムート
1枚:深淵の獣ドルイドヴルム
1枚:深淵の獣バルドレイク
1枚:光の王マルデル
1枚:死の王ヘル
1枚:隠の王ウードガルザ
1枚:轟の王ハール
3枚:王の呪ヴァラ
2枚:召喚魔術
1枚:金満で謙虚な壺
2枚:暴走魔法陣
3枚:王の舞台
2枚:墓穴の指名者
1枚:星遺物の胎動
3枚:無限泡影
EXデッキ15枚
1枚:召喚獣プルガトリオ
1枚:召喚獣アウゴエイデス
2枚:召喚獣メルカバー
1枚:幻子力空母エンタープラズニル
2枚:永の王オルムガンド
1枚:神樹獣ハイペリュトン
2枚:影の王レイヴァーテイン
1枚:天霆號アーゼウス
1枚:セキュア・ガードナー
1枚:転生炎獣アルミラージ
1枚:聖魔の乙女アルテミス
1枚:混沌の戦士カオス・ソルジャー
ジェネレイドってどんなデッキ!?
デッキビルドパック ミスティック・ファイターズでカテゴリ化された「ジェネレイド」と名のついたカード群。属するモンスターは《王の影 ロプトル》・ジェネレイドトークンを除き、レベル(またはランク)9で構成されている。 《王の影 ロプトル》・ジェネレイドトークンはレベル4・天使族・攻撃力1500・守備力1500で統一されている。 また、属する全てのモンスターが同名カードは1体しか存在できない永続効果を共通して持つ。
―――と言った感じの、フィールド魔法を中心とした超大型エクシーズテーマ!
カードごとの効果はwikiを見てもらった方が早いと思うので、とりあえずテーマとしての強みと弱み・各カードの採用理由と展開例・対面別の相性について解説していきます。
新規カード二種の解説
王の呪ヴァラ
効果モンスター
星9/炎属性/天使族/攻2500/守2500
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「王の呪 ヴァラ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが手札・墓地に存在する場合、手札から他の「ジェネレイド」カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(3):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分の手札・墓地から「王の呪 ヴァラ」以外の「ジェネレイド」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
「ジェネレイド」モンスターを引けば引くほど事故る!
……そんな【ジェネレイド】デッキの常識を覆した偉大なる王の呪ッ!
コストは「ジェネレイド」カードなら何でも良いので魔法・罠・モンスターを問わない上に、手札・墓地で効果発動可能!しかも③効果も手札・墓地から特殊召喚可能!
除外されるデメリットもエクシーズ展開に使えば踏み倒せるし、マジで強すぎる王の呪ッ!
①②共に攻撃表示で出せるので、火力の底上げにも貢献してくれます。偉い!!
影の王レイヴァーテイン
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/炎属性/天使族/攻2500/守2500
レベル9モンスター×2体以上
(1):「影の王 レイヴァーテイン」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は1000ダウンする。
(3):自分・相手ターンに、X召喚したこのカードをリリースして発動できる。
EXデッキから天使族モンスター以外の「ジェネレイド」Xモンスター1体を特殊召喚する。
その後、このカードが持っていたX素材の数まで、自分または相手の、
フィールド・墓地のカードを選んでこの効果で特殊召喚したモンスターの下に重ねてX素材にできる。
エクストラデッキから天使族モンスター以外の「ジェネレイド」Xモンスター(現状は永の王オルムガンド一択)を特殊召喚し、リリースされた際に持っていたX素材の数までフィールド・墓地のカードをエクシーズ素材にするという滅茶苦茶型破りな除去効果を持っています。
素材にすることで相手のカードを幽閉したり、ティアラメンツ等の墓地効果で融合するモンスターの効果を阻害出来るなど、この効果、何故か色んな所で程よく噛み合う事が多いんですよねぇ……。
しかも、バトルフェイズ中にも発動できる為、2500で攻撃⇒オルムガンドで攻撃3000(期待値)という連パンコンボも可能な上に、相手にドローさせる事で《王の舞台》の誘発も狙えるオマケ付き!
自身をリリースして発動する性質上《墓穴の指名者》苦手ですが、盤面を掌握する能力はかなり高いモンスターです。勿論、攻守の1000ダウンもマジで馬鹿にならない強さですヨ!
ジェネレイドデッキの強み
《王の舞台》を引いていればとりあえず形にはなる
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、相手がデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。
デッキから「ジェネレイド」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):相手ターンに、自分が「ジェネレイド」モンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分フィールドに「ジェネレイドトークン」(天使族・光・星4・攻/守1500)を
可能な限り攻撃表示で特殊召喚する。
このトークンはエンドフェイズに破壊される。
強み①:ステージさえあれば形にはなる
このデッキ最大の強みはやっぱりコレに尽きるでしょう!
先攻時限定ではありますが、フィールド魔法さえ引いておけばとりあえず攻防が可能!
星9/闇属性/魔法使い族/攻3000/守3000
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「轟の王 ハール」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):1ターンに1度、相手がドローフェイズ以外で
デッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。
相手は自身の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない。
(3):魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは
魔法使い族モンスターを合計2体リリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
相手ターンに《王の舞台》の効果で《轟の王ハール》を展開するだけで実質2妨害という事実!
上振れを狙うなら《王の影ロプトル》でリソースを確保しても良いですし、手札次第では《王の呪ヴァラ》をリクルートして手札から「ジェネレイド」モンスターを出力する事もできます。
やはり、フィールド魔法を握ってるだけでとりあえず形になるってのは大きな強みだと思います。
《増殖するG》に案外強い!状況に応じて展開を抑えられる
強み②:増殖するGに対してつ弱い(強い様で弱い、弱い様で強い)
とりあえず《王の舞台》があれば形になるデッキなので、《増殖するG》を投げられたら展開を程々で切り上げるのも一つの手!あえて引かせて《轟の王ハール》や《王の舞台》の効果を狙いに行くこともできるので、相手の《増殖するG》を逆に利用するなんて事も稀にあります。
あと、《王の呪ヴァラ》の①効果にチェーンして《王の影ロプトル》の効果をチェーンする等、《増殖するG》に対するドロー数軽減の小ネタがあるのもテクくて素敵!
レイヴァーテインによる除去が環境に噛み合っている
強み③:レイヴァーテイン様がとにかく強い!
自分・相手を問わず、フリーチェーンでフィールド・墓地のカードを素材化してしまうという驚異の効果!対象もとらないのでありとあらゆる耐性を掻い潜れるのがマジで強いです。
既に効果発動済みの「ティアラメンツ」モンスターの融合効果にチェーンしても妨害として間に合うし、効果で破壊したりもしないのでかなり安全に処理する事が出来ます。
盤面に確実に干渉できる為、【スプライト】【ラビュリンス】にも効果的な除去と言えるはずです。
ジェネレイドの弱点
何だかんだで事故る!
弱み①:ヴァラというスーパーサポートを貰っても事故る時は事故る!
―――だからこそ【召喚獣】みたいな1枚から安定して展開できるギミックを採用したくなるんですよねぇ……(;^ω^)
【拮抗勝負】にご用心!トークンが残ると大惨事!
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):相手フィールドのカードの数が自分フィールドのカードより多い場合、
自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動できる。
自分フィールドのカードの数と同じになるように、
相手は自身のフィールドのカードを選んで裏側表示で除外しなければならない。
弱み②:トークンが場にいる時の拮抗勝負がやば過ぎる!
「拮抗なんてどのデッキでもきついだろ!」
……と、思われるかもしれませんが、このデッキの拮抗はマジでヤバいんです!
《拮抗勝負》って、自分フィールドのカードを選んで裏側表示で除外する事を強制される効果なんですけど、トークンって裏側で除外する事が出来ないので、絶対に場に残す事になるんですよね……。
―――なので、《拮抗勝負》を撃たれたらトークン以外は何も残らない!……以上。死。
注目採用カード・非採用ギミックの解説
召喚獣ギミックを採用する強み
勿論、純粋に妨害数を伸ばす。継戦能力を高めるという目的もあります。
テーマ外のエクストラデッキ採用について解説
王の襲来、メタバースの採用について
今回は採用してませんが、初動をもっと安定させたい場合は《王の襲来》,《メタバース》等の《王の舞台》へのアクセス札を採用する事をオススメします。
特に、MDでは《テラ・フォーミング》が禁止で使えない為、OCGよりも安定感が低くなっているので、初動の安定感が気になる人は多いと思います。
《王の襲来》を採用する場合は相性の良い《ドロール&ロックバード》を採用、《メタバース》を採用する際は《ネクロバレー》等の強力なメタ効果を持つフィールドとの併用も検討できます。
後攻は苦手なので先攻はしっかり勝ち切りましょう!
新規で緩和されたとは言え、やはり事故り易いデッキではあるので、今回は自分の動きを通す事を重視して後ろから捲るカード(拮抗勝負、超融合等)はあえて採用していません。そうなると、当然後攻がかなりきつくなってくるので、先攻をとった試合は絶対に落とさない!という気持ちが重要になって来ます。
……まぁ、《超融合》を採用して先攻後攻両方見るって手もあるんですが、【ジェネレイド】って意外とハンドがシビアなので、それも今回も見送りました。
コメント
トークンいるデッキのクリティカルな天敵ですよね拮抗
とはいえハールの効果2つとも拮抗撃つ側的にはふざけんなよお前…!ってなるのでイーブン
過去の紹介記事見てから気になっていてレーヴァテイン実装してから使ってますが面白いテーマですよね、自分は後攻意識して超融合採用した型使ってます。
毎試合ちょっとずつ調整しながら使ってますがヴァラが2枚と3枚を行ったり来たりしてる