登場時演出がヌルヌル動いて僕満足ッ!
―――という事で本日は、マスターデュエルランク戦season35にて、管理人が実際に使用してマスター1を達した【光の黄金櫃】のデッキレシピと回し方の要点をご紹介します。
【光の黄金櫃】は、初代『遊戯王』(※漫画アニメを含む)の主人公である武藤遊戯をイメージした新規テーマで、物語の終盤のキーアイテムである『光の黄金櫃』を軸とし、ガンドラ、ガジェット、サイレントシリーズ等の表遊戯が使用したモンスターを纏めたファン垂涎のテーマです。
光の黄金櫃やガジェットを軸としたサーチ・サイレントシリーズ2種による無効効果等、細かい動きを積み重ねていく実直なテーマではあるんですが、実はその先に待っているのは”過剰なる破壊”。
虚弱な部分も多いテーマではありますが、常にギリギリな攻防が楽しめる様相は、正に少年漫画の主人公そのもの!押し引きが色濃く出るデュエルを欲している人に特にオススメしたい逸品です。
マスター1達成『光の黄金櫃』デッキレシピ紹介
■3枚:増殖するG
■3枚:灰流うらら
■1枚:クシャトリラ・ライズハート
■1枚:サイレント・ソードマン・ゼロ
■1枚:サイレント・マジシャン・ゼロ
■3枚:トリコロール・ガジェット
■2枚:ディメンション・アトラクター
■1枚:クシャトリラ・フェンリル
■2枚:クシャトリラ・ユニコーン
■1枚:クシャトリラ・オーガ
■1枚:破壊竜ガンドラG
■1枚:強欲で金満な壺
■1枚:金満で謙虚な壺
■1枚:六世壊他化自在天
■1枚:仲間の絆
■1枚:六世壊=パライゾス
■1枚:クシャトリラ・バース
■3枚:光の黄金櫃
■2枚:墓穴の指名者
■1枚:抹殺の指名者
■1枚:時の沈黙-ターン・サイレンス
■3枚:未来への沈黙
■3枚:無限泡影
■1枚:サモンリミッター
■1枚:クシャトリラ・プリペア
エクストラデッキ(15枚)
■1枚:No.41 泥睡魔獣バグースカ
■1枚:エクソシスター・アソフィール
■1枚:撃滅龍 ダーク・アームド
■2枚:クシャトリラ・シャングリラ
■2枚:クシャトリラ・アライズハート
■1枚:天霆號アーゼウス
■1枚:厄災の星ティ・フォン
■1枚:崔嵬の地霊使いアウス
■1枚:照耀の光霊使いライナ
■1枚:S:Pリトルナイト
■1枚:神聖魔皇后セレーネ
■1枚:アクセスコード・トーカー
■1枚:閉ザサレシ世界ノ冥神
■クシャトリラは誘発による妨害を想定したメインウェポン級のサブウェポン
■サモンリミッターは引けたらラッキー枠(金謙でめくれた場合の優先高し)
デーモンの光来や師匠を採用していない事を不満に思う人もいるかもしれませんが、そこら辺についても記事内で語るので少し待っていただけると幸いです。
クシャトリラを囮にして黄金櫃の成立を目指す構造
【光の黄金櫃】は一見サーチカードが多い安定したテーマに見えるんですが、実はそんな事なくて、《光の黄金櫃》に触る手段が《トリコロール・ガジェット》に集約している為、ここに妨害を食らってしまうと、手札の「光の黄金櫃」指定カードが一気に”無”になるという虚弱性を持っています。
《光の黄金櫃》を素引きしていれば問題ないんですが、毎回安定して引ける訳もないので、ボトルネックである《トリコロール・ガジェット》への妨害を何とかやり過ごす必要があります。
―――という事で、その為の【クシャトリラ】出張って訳ですね。
【クシャトリラ】なら召喚権を温存しつつ、相手の妨害を確実に踏んで行けるので、サブギミックとしてこれ以上の存在は正直ないと思っています。
【ホルス】も悪くは無いんですが、アトラクターとの噛み合い・黄金櫃側に棺のコストに耐えうるカードが少ない事など、色々試してみた結果、今回は無しと判断させていただきました。
動かし方としては、とりあえず【クシャトリラ】側から入って、そっちで妨害を受けた上で《トリコロール・ガジェット》召喚から動くって感じですね。
【黄金櫃】側の想定盤面としては……
あと、まぁまぁ【クシャトリラ】側が全部通ってしまい、結果的にそっちだけで勝ててしまう事が有るんですが、「それはそれでOK!」って事でヨロシクです。
MDの黄金櫃は壺の規制やプールの影響でOCGよりも不安定
そもそもの話、『マスターデュエル』は壺が規制され過ぎてて安定化が難しいんですよね……。
―――とは言っても「《強欲で金満な壺》1枚の差だけじゃん!」って思うかもしれませんが、この1枚の差が結構効くんだよなぁ……(白目)。
あと、OCGには《時空の七皇》って神カードがあるので、そもそも《トリコロール・ガジェット》を引き込む安定感が段違いです。
何なら《時空の七皇》を引き込むギミックまで搭載できますしねぇ……(マジで段違い)。
ガンドラGは色々踏み越えた先に待っている極上のご褒美
とまぁ、こんな感じで色々踏み越えた先に《破壊竜ガンドラG》というご褒美が待っている訳です。
星8/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「光の黄金櫃」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードの攻撃力は、除外状態のカードの数×300アップする。
(3):LPを半分払って発動できる。
フィールドの他のカードを全て破壊し除外する。
その後、デッキから「光の黄金櫃」のカード名が記されたレベル7以下のモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは、この効果で破壊したカードの数だけ上がる。
先攻盤面にこそ使いませんが、フィニッシュ時や後攻からまくる時にはきっちり仕事してくれるカードなので、【光の黄金櫃】としての体裁は保てていると個人的には思っています。
実際、クシャだけでは勝てない試合をこのカードで拾った事は1度や2度ではないので、間違いなくこのデッキのエースモンスターは《破壊竜ガンドラG》であると胸を張って言い張れます。
【粛声】とか【クシャトリラ】相手に効果が通った際の気持ち良さパネェ…。
デーモンの光来、黒き魔術師-ブラック・マジシャンを不採用にした理由
記事で触れると言ったくせに全然触れてなくてスイマセン(書いたつもりになってました)。
―――という事で、《デーモンの光来》と《黒き魔術師-ブラック・マジシャン》の不採用理由について補足しておきます。
まずは《デーモンの光来》から…。
星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「光の黄金櫃」が存在する場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
この効果の発動時に自分フィールドに「光の黄金櫃」が存在しなかった場合、
この効果でコントロールを得たモンスターは攻撃できない。
(3):自分フィールドの他のモンスターの攻撃力は、自分ターンの間500アップする。
自身で特殊召喚できる効果こそないものの、コントロール奪取・打点アップ共に地味ながらもかなり優秀な効果を持ったカードで、正直ギリギリまで採用を検討していたカードです。
じゃあ何故不採用にしたかと言うと、やはりそれは枠の関係に尽きます。
ガンドラGやサイマジゼロすら1枚の切り詰め構築なのに、その状態で初手事故に繋がるカードを採用するのは流石に一貫性が無いな……ってのが最大の不採用理由です。
環境的にコントロール奪取が有効な手合いもいないので、とりあえず今は無くても大丈夫かなーと。
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドに「光の黄金櫃」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「ブラック・マジシャン」として扱う。
(3):このカードが効果で破壊された場合、
フィールドにレベル5以上のモンスターが存在していれば発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、デッキから「ブラック・マジシャン」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。
こっちに関しては先攻ガンドラしない構築ってのがデカいですね。
先攻で《対峙する宿命》を背負うのはまぁまぁ強いんですけど、ただでさえ妨害に屈し易いデッキなのに、自ら要求値を高めていくのはちょっとないなーってのが結論です。
これに関してはドラグーンが解禁されたら考えたいと思います(笑)。
黄金櫃の前に立ちはだかる要警戒カードを紹介するぜ!
星2/光属性/サイキック族/攻1000/守 0
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドにモンスターが存在せず、相手モンスターの効果が発動した時に発動できる。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、
その発動を無効にし破壊する。
この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
エントリーNo.1:「PSYフレームギア・γ」
MDガンマ多すぎて
黄金櫃のレベルアップ効果が自動ガンマ食らい器になってるぅぅぅ(;^ω^)— きゃすと(遊戯王の軌跡) (@sangan103) November 11, 2024
管理人が思わず泣き言をポストしたくなる様なヤバ相性。
サイレント2種のレベルアップ効果が全自動ガンマ吸い器過ぎて泣けます。
星3/光属性/サイキック族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのモンスターの効果が発動した時、
またはフィールドの既に表側表示で存在している魔法・罠カードの効果が発動した時、
手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
フィールドのそのカードを破壊する。
エントリーNo.2:「幽鬼うさぎ」
コチラもサイレント2種が自動で引っかかるのでヤバめ。サイマジにコレを投げられると、ここに《時の沈黙-ターン・サイレンス》の発動を強要されます。
※時々《光の黄金櫃》に対して《幽鬼うさぎ》を投げてくる人がいます。《光の黄金櫃》はモンスター効果で破壊されないので絶対に投げない様にしましょう(黄金櫃側からするとかなり助かるので小文字で注意喚起しておきます)。
リンク2/闇属性/戦士族/攻1600
【リンクマーカー:左/右】
効果モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合・S・X・Lモンスターのいずれかを素材としてL召喚した場合、
自分か相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
このターン、自分のモンスターは直接攻撃できない。
(2):相手の効果が発動した時、
自分フィールドのモンスターを含むフィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスター2体をエンドフェイズまで除外する。
エントリーNo.4:「S:Pリトルナイト」
《光の黄金櫃》の耐性はモンスター効果による破壊にしか通用しません。なので除外してくる《S:Pリトルナイト》は要注意人物なのだ。
エントリーNo.5:「ハーピィの羽根帚」等
1回はサイマジで耐えられるけど、2回目は無いぞ!
黄金櫃がなくなると、さっきまで妨害だったものが一気に無になるぜぇ……。
勝利までのカロリー高め。ギリギリの攻防を楽しみたいあなたへ!
このデッキさえ使えばマスター1なんて余裕だぜ!
―――とはいきませんが、使ってて楽しいデッキではあります。
勝っても負けても常にギリギリ!そんなデュエルを楽しみたい方にオススメです。
コメント
黄金櫃でマス1は凄いですね
姑息な手を…(小文字の喚起文を読みながら)
「光来や師匠不採用の理由は記事内で」って書いてるのに言及されてないから凄くむず痒い…マス1到達という素晴らしい記事なので尚完全であってほしいというか
別の記事で書くのかな?って思って待ってたんですがそうでもなさそうですし
ぶっちゃけパワーとかガンドラとの噛み合いとか何となく理由は察せるんですが
管理人がどういう考えの末不採用に舵を切ったのかをぜひ聞きたいです…!
補足しました
気付くの遅れてスイマセン
どうぞよろしくお願いします
ありがとうございます
無事冥界へ帰れます