SNS等で話題沸騰中の《幻獣機アウローラドン》の話題です。
通称「ロボットリンク」って呼ばれている「ブンボーグ」からの「アウローラドン」ギミックですが、今回はその中の一つである《虹光の宣告者》ルートにフォーカスを当ててみました。
シンクロ・エクシーズだけでなく儀式サポートしても優秀な「ロボットリンク」。《虹光の宣告者》が同時再録されたのってそういう事だよね?
(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
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《幻獣機アウローラドン》ギミック
《幻獣機アウローラドン》
リンク・効果モンスター
リンク3/風属性/機械族/攻2100
【リンクマーカー:左/下/右下】
機械族モンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)3体を特殊召喚する。このターン、自分はリンク召喚できない。
②:1ターンに1度、自分フィールドのモンスターを3体までリリースして発動できる。
リリースしたモンスターの数によって以下の効果を適用する。
●1体:フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●2体:デッキから「幻獣機」モンスター1体を特殊召喚する。
●3体:自分の墓地から罠カード1枚を選んで手札に加える。
《ブンボーグ003》を使った始動ルート
ご存知ない人もいらっしゃると思うので、《ブンボーグ003》始動の《アウローラドン》ルートの触りについて少し説明します。
- 《ブンボーグ003》効果で《ブンボーグ001》をリクルート
- 《ブンボーグ003》と《ブンボーグ001》で《水晶機巧ハリファイバー》をリンク召喚
- 《ハリファイバー》効果で《ブンボーグ001》をリクルート(ここのリクル先でルートが可変する)
- 《ハリファイバー》と《ブンボーグ001》で《幻獣機アウローラドン》をリンク召喚
- 《アウローラドン》効果でトークンを3体特殊召喚
- 墓地の《ブンボーグ001》の効果がそれぞれ誘発して《ブンボーグ001》が2体特殊召喚
- 盤面に《アウローラドン》《ブンボーグ001》×2、幻獣機トークン×3(以後リンク召喚は出来ない)
途中可変ポイントはありますが、001を過労死させるルートならこれが基本になると思います。1枚からこれが出来てるって考えると…もうこの時点で相当ですよね。
このルートで《虹光の宣告者》を立ててみる
今回は《虹光の宣告者》を使うってコンセプトの記事なので、《ブンボーグ001》と《幻獣機トークン》で《虹光の宣告者》を2体立ててみます。
このまま場に残してもそこそこな嫌がらせ盤面ですが、エクシーズやシンクロリソースとして使用して儀式サーチに繋げるのも勿論アリです。
個人的にこのルート結構応用が利きそうだから好き(注目)してるんですよね!それこそラドン軸儀式デッキとか普通に誕生できそうじゃないですか?
このルートを友人に話してみたところ
実質《ダークロウ》と効果無効が×2体立ってるようなもんだし悪くないだろうけど、そもそも《アウローラドン》の効果が通ったら勝ちみたいな所あるよね!って言われました。
実際これは一理あって、リンク以外の召喚方法(シンクロ・エクシーズ・儀式・融合)に一切の制限が無いので、もっともっと強度が高くてエグイ盤面が作れちゃうんですよね…。
シンクロイヴルートにするともっとエグみを増す
《虹光の宣告者》と《ブンボーグ001》で《星杯の神子イヴ》を出すと、《星杯の神子イヴ》の効果で《星遺物を継ぐもの》をサーチして《虹光の宣告者》を蘇生できてしまう…(白目)。
《虹光の宣告者》の効果は名称ターン1ではない為、リソースにするたびに儀式モンスターまたは儀式魔法をサーチしちゃう訳です(隙が無いねぇ…)。
盤面のリソース的にもシンクロチューナーは便利でしょうし、《幻獣機アウローラドン》の話題をする時は《星杯の神子イヴ》もセットで語られる存在になりそうです。
《ハリファイバー》からのリクルート先(チューナー)を変更すれば、その後の展開全てに変化を付けられるので、バリエーションはかなり多くなるはず…(001、オライオン、ジェットロン等々)。
更に言うと、《アウローラドン》からリクルートする「幻獣機」モンスターを変えてもルートは変化しますし、とにかく可変ポイントが多いんですよね。
状況に応じて展開ルートを変化させるのは正にシンクロって感じがしますけど、ここまで柔軟なのはハッキリ言って凄いです。
ブンボーグ001にターン1が無いのが今後影響を与えそう
《ブンボーグ001/Deskbot 001》 チューナー・効果モンスター 星1/地属性/機械族/攻 500/守 500 (1):このカードの攻撃力・守備力は、自分フィールドの機械族モンスターの数×500アップする。 (2):このカードが墓地に存在し、フィールドに機械族モンスターが2体以上同時に特殊召喚された場合に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。 |
《アウローラドン》で1回、《コルトウィング》で1回、《ドラゴサック》で1回…ってな感じで1ターン中に複数回SS出来るのが相当偉いですよね。しかも複数体墓地に落ちてたらそれぞれちゃんと両方SS出来ちゃうっていう…。
比較的混ぜやすい「幻獣機」モンスターだけで簡単に3体もピックアップできるって事は、それ以外のカテゴリとか含めだしたら更に増える訳で、もう全体合わせたらもっともっといろんなトリガー要因が出てきますよね!それこそ《機械複製術》とかもあるし…。
いやはや、これは末恐ろしいカード達やでぇ…(;^ω^)
最高にぶん回った際の最強盤面って何だろうね?
実用性云々を無視したらとんでもない盤面が作れちゃいそう…(笑)。
既に沢山の人が色んなルートを開発しているようですが、今後はトーナメントシーンでも見かける頻度が増えたりするんですかね?
「IT (ラドン)“それ”が通ったら、終わり。」(死ぬ気で誘発を握れ)。
皆でワイワイ語ってます!良かったらどうぞ!
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コメント
イヴも経由すれば儀式パーツがゼロから揃うのか…
イヴ+アーデクでレベル9シンクロまで見える…
某動画では003スタートでレモンアビス、ベリアル、ナチュビ、VFDという吐き気のするような場を作ってました。
ハリファイバーとイヴ、奴等はもう終わりですね….(それとテンペスターも危ないか)
あの盤面の展開ルートを考えた人間としては吐き気を催して頂いて非常に嬉しいです
ちなみに複製あればリセットした上で制圧系を1体立たせる事が出来ます
それもこれも全部ハリファイバーってやつが悪いんだ…
といってもデッキの中身が膨れるけどアンティークリンクでも同じことできるし結局危険なレベルの実用性かどうかってことか…
そのハリファイバーを作らなければならないようなEXゾーンまわりのルールが何もかも悪いんですよ
いやルール抜きにしてもハリファイバーは純然たる失敗作では?
それがわかってるから以降の展開系リンクに「リンク素材にできない」等書かれる訳ですし