恐竜族初のリンクモンスター《リプロドクス》が『サイバネティック・ホライゾン』に収録された訳ですが、読めば読むほど恐竜族である必要がとことん薄いカードでワロタ!
…というか、属性・種族が何であろうと、このカードに課せられた役割は大きく変化しなさそう…。
驚異の汎用リンクモンスター《リプロドクス》で出来る事・狙うべき事を色々と見ていきましょう。
リプロドクス
リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/恐竜族/攻 800
【リンクマーカー:上/下】
モンスター2体 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●種族を1つ宣言して発動できる。 このカードのリンク先の全ての表側表示モンスターの種族はターン終了時まで宣言した種族になる。
●属性を1つ宣言して発動できる。 このカードのリンク先の全ての表側表示モンスターの属性はターン終了時まで宣言した属性になる。
リンク先モンスターの種族や属性を自由に変換
リンク先のモンスターの種族・属性を宣言したものに変えてしまうのが《リプロドクス》の効果。単体で何か劇的な変化がもたらされるカードではありませんが、他のカードと組み合わせる事で無限の可能性を生み出せるカードです。
ザックリ説明しても意味がないカードだと思うので、具体的にどのような動きが可能になるか?一つ一つ解説していきます。
効果注目ポイント |
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《リプロドクス》の属性・種族変化の使い方
種族変更で種族専用サポートを無理やり使う
種族を変更する利点として一番シンプルなものが、専用サポートを無理やり使用する事です。
種族を参照するカードなら基本的に何でも良い訳ですが、分かりやすさ重視で今回は《リミッター解除》を例に挙げてみました。
本来ならば機械族のみに許されし攻撃力倍加システムが実質全てのモンスター(効果を受けないなど例外もいます)に適用可能になる訳ですね。
他にも《野生解放》、《ワンダーワンド》、《ルドラの魔導書》、《バーバリアン・ハウリング》等等々、挙げだしたらきりがありません。ただし、何でも適用できるからと言って無策に何でもテキトーに差せば良いという訳ではなく、使用デッキから無理なく採用できる範囲のカードを模索するのが大切です。
属性変更で属性専用サポートを無理やり使う
やる事自体は種族変更と大差ありませんが、こちらの場合は自分だけじゃなく相手の妨害に使える可能性も一応ある事を覚えておくと良さそうです。
《リプロドクス》のマーカーは上下なので、相手がEXモンスターゾーン前方にモンスターを展開している場合、相手モンスターを巻き込む事が出来ます。
例えば相手のデッキが光属性が濃いデッキで、《オネスト》を握っている可能性が高い場合。《リプロドクス》で属性をテキトーにいじって安全に攻撃を仕掛けに行く的なノリです。
まぁ、これは出来過ぎた例なので滅多にないとは思いますが…(笑)。
【オススメ】《機械複製術》とのコンボが面白すぎる
種族を変更する事で可能になるコンボの中でも個人的に一番面白いと感じているのがコチラ。
《機械複製術》は、攻撃力500以下の機械族モンスターを参照し、それと同名のモンスターを2体まで特殊召喚する魔法カードです。
このコンボ最大のポイントは、種族が重要になるのは対象発動するまでで、その後は名前を参照して効果を解決するという所にあります。これにより、デッキ内で機械族でないカードも問題なく特殊召喚できてしまうという…。
攻撃力500以下である必要がるので何でもOKという訳には行きませんが、組み合わせると面白いカードは多いのではないでしょうか?まぁ、《機械複製術》はサーチしにくいカードですし、ガチで使われるギミックではないと思いますが、試してみたくなる魅力はあります。
【オススメ】RUM厨らしくランクアップとのシナジーを推す
「RUM(ランクアップマジック)」厨としておさえておかなくてはならない話題…。
《RUM-アストラル・フォース》や《RUM-幻影騎士団ラウンチ》等、属性や種族がカギとなる「RUM」とのシナジーも考慮に値します。
まぁ、これも実用性はそこまで高くはないでしょうけど、「RUM」好きは無謀や無駄を愛する傾向の人が多いと個人的に思っているので、そういうニッチ層の需要にはマッチしているシナジーなのではないでしょうか?(自分で書きながら自分にブッシュブッシュ刺さる)。
【オススメ】変則的なリンク召喚を実現する(《サモンソーサレス》や《ライトロード・ドミニオンキュリオス》等に繋げられる)
《リプロドクス》を採用すればどんなデッキでも《サモン・ソーサレス》が使える…(衝撃)。
《リプロドクス》をEXモンスターゾーンに展開し、そのリンク先にトークン以外のモンスターを展開して恐竜族を宣言すれば準備OK。今までは不可能だったルートにも《サモン・ソーサレス》を組み込める可能性が出て来たって訳だッ!
《リプロドクス》の素材が緩い点を考慮するとこれが一番影響ありそうですね…。
《サモンソーサレス》の他にも、《アカシック・マジシャン》、《ライトロード・ドミニオンキュリオス》、《暴走召喚師アレイスター》何かがこの動きを流用できそうなリンクモンスターです。
これはリンクに限った話ではなく、属性や種族を参照するシンクロ・エクシーズ・融合等にも流用できるので覚えておくと良いかもですね。
何と言っても素材の緩さが最大の魅力
動き自体が面白いのは勿論ですが、何よりもその素材指定の緩さが最大の魅力かな!?
まぁ、遊戯王で魅力的に映るカードって、同時に危険なカードって事が多いんですけど…。
《リプロドクス》はただ単に面白いカードなのか?それともそれを越えて危険なカードになってしまうのか?とりあえず《サモン・ソーサレス》が危険ってのは間違いないですけどね…(苦笑)。
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コメント
頭と尻尾の矢印で上下リンクマーカーってのがオシャレ。
ほ、本当だw
???「お前もドラゴン属か?」
ち、違います
ドラゴンだろ???
ドラゴンなんだよな?????なあ!!!!!!
……そうかドラゴンか……なら死ねぇ!!!!!
ち、違いますtake2
リプロドクス「じゃあ君はきょうりゅ
バスドラ「ドラゴンです」
リプロドクス「あの
バスドラ「ドラゴンです」
は、はい…( ;∀;)
属性を変更できることによって、HEROの属性融合が選ベるようになったり、a・o・jが本気をせるようになったりできますね!
種族変更は、シンクロしにくいもの(例、フィッツジェラルド)が出しやすくなりますね。
挙げだすと∞に出てきそう(流石に∞ではないけど)
これは…召喚獣の属性をコンプリートするっきゃねえ!
そういうことですな!
今回のコメントから結構学べる、ありがとう
このカードの効果は確かに便利ではあるけど、このカードの効果じゃなくて同名カード全てにターン1制限つけるほどの効果か?って感じる。
組み合わせで強いとはいえ直接アド取れる訳でもなく、1回使えれば十分仕事果たせるから蘇生して使い回すほどのカードでもない
確かにシナジー命のカードなので両方ターン1で使えても問題はない気がしますね。まぁ、何か思いもよらぬ落とし穴があるのかもしれませんが
クローラーで効果モンスター縛りのクリアと、綿毛トークンを地属性か昆虫族に変換する狙いで採用してみました。
といってもまだ決闘できてないので上手く使えるか分からないですけどね。
クローラーとの相性は結構話題になってるようですよ。イイ感じだと良いなぁ~
ワーム・ベイトからのリンク4が捗りますね。
やっぱりクローラー新規だったのか
管理人さん通りRRで使って見ました!
…試行錯誤していったのですが新しそうな動き的にはほとんどうまく回りませんでした…
きっと他の一流RR使いの方が見つけてくれるのでしょうけどw
使ってみて唯一の成果はエトランゼをドラゴン族にしてアストラルで覇王黒竜がハッスルできるようになることがわかりました
ちなみに私はアーセナル主軸のrum型です
失礼します!
RRだと見習いちゃんの方が影響でかいかもですね RRビートって可能性も出てきましたw
まさかA・O・Jの強化か!?
という側面もありますね
ドラグニティシンクロも出しやすくなるZOY
ほー そうなんですねぇ のこったリプロはそのままマーカーにしちゃっても良いのかな?