隠したきのみが2つ無くなるうっかり者のりすさん
今日の朝記事は、ジャンプフェスタ2025での配布が予定されている『PROMOTION PACK 2025』に収録される新カードより、モンスターカード《きのみ隠しのうっかりす》に注目してみました。
自分・相手のメインフェイズに自分の墓地の魔法・罠カードを3枚まで除外できて、うまく行けばその内1枚をセットできたり、除外したカードがデッキに戻ったりと、中々に面白い性能の1枚です。
―――が、しかし、セットする効果が自分のスタンバイフェイズ発動と遅く、その影響で全体的にもっさりとした動きのカードになってしまっています。
これ、②効果がエンドフェイズ発動とかならもう少し使い易かったんですけどねぇ。
『きのみ隠しのうっかりす』効果考察
星1/地属性/獣族/攻 200/守 100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、自分の墓地の魔法・罠カードを3枚まで対象として発動できる。そのカードを除外する。次のターンのエンドフェイズに、この効果で除外されているカードをデッキに戻す。
(2):自分スタンバイフェイズに、自分の除外状態の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを自分フィールドにセットする。
自分の墓地の魔法・罠カードを3枚まで除外できるカード
構造的には①効果で除外した魔法・罠カードを②効果でセットするカードなんですが、②効果が自分スタンバイフェイズと遅い為、単独運用する場合は墓地の魔法・罠カードを3枚まで除外できるカードとして見る方が現実的です。
その側面で見るのであれば、往復で合計6枚も墓地の魔法・罠カードを除外できるので、中々に優秀な除外トリガー役と言えるのではないでしょうか?
ただ、除外がトリガーになる魔法・罠カード自体が中々にレアな存在な上に、そういうカードを持っているテーマは自前で除外できる様になっている事がほとんどです。※相剣、クシャトリラ等。
わざわざ《きのみ隠しのうっかりす》を採用する必要がないとなると、やっぱり②効果を活かす方向で考えないと駄目そうです。
②効果を活かす為に。全力で守るか?相手ターンに展開するか?
―――という事で、②効果を活かす方向で考えて行く訳ですが、②効果でセットする魔法・罠カードは除外状態であれば問題ない為、別に①効果は一旦置いておいても良さそうですね。
②効果を活かす手段としては全部で3つのパターンがあって……
- 自分のターンに展開した《きのみ隠しのうっかりす》を全力で守る
- 相手ターンに安全に特殊召喚する
- 自分のドローフェイズに特殊召喚する
大体こんな所だと思うんですが、個人的には2が一番簡単かなーって思っています。
守ろうとするとどうしても消費が激しくなりがちで、コイツを活かす為に枚数使ってたら流石に意味ないですからね。個人的にはこれが一番無いかなぁ…(1枚で確実に守れるならコレもアリ)。
そして、3効果はシンプルに難しいのと除外をりすの効果で用意できないので別の手段が必要になるって事で、結果的に2が一番現実的なのかなぁ……って結論に至りました。
これが仮に成功したとしても、罠は即効性がないから次のターン以降になるし、よっぽど強いカードをセットしないと割あって無いです。それこそ制限の永続罠カードとかになりそう…。
そもそも、りす+通す為の札で最低2枚は使ってるので、それで1枚セットしても割に合わないって言うオチなんですけど、そんな事言い出すと元も子もないのでここでは無視します。
墓地の魔法・罠をデッキに戻せる意味合いもありそうです
一応、①で除外したカードを時間差でデッキに戻す性質もあるので、リカバリしつつワンチャンセットも狙えるカードとして見るのが一番それっぽいのかなぁ…と。
まぁ、これも中々に難しいカードだとは思いますね。キビしそ……。
コメント
>3:自分のドローフェイズに特殊召喚する
メインフェイズ限定の誘発即時効果なのでそれやっても意味ない…なくない?
相手のメイン2終了宣言時が一番安全な特殊召喚タイミングですかね
>②効果でセットする魔法・罠カードは除外状態であれば問題ない為、別に①効果は一旦置いておいても良さそうですね。