マスターデュエルにて、あの伝説のモンスター《焔征竜ブラスター》が遂に解禁!!
―――と言っても、四征竜が禁止になって、かれこれもう10年近く前の話(2015/4/1)なので、そもそも「ブラスターって誰さ?」って人も結構いらっしゃるのではないでしょうか?
それこそ、マスターデュエルから遊戯王を始めた人なら【征竜】自体知らない可能性すらあると思うので、今日は解禁記念も兼ねて《焔征竜ブラスター》の特集でもやっちゃいますかねぇ~
「焔征竜ブラスター」とは?本当に強いの?
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
自分の手札・墓地からこのカード以外の
ドラゴン族または炎属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと炎属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・炎属性モンスター1体を手札に加える事ができる。「焔征竜-ブラスター」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
収録:【LORD OF THE TACHYON GALAXY】
ブラスターの効果をチェックする前に、とりあえず【征竜】全体のおさらいから!
それでは早速行ってみよう( `ー´)ノ
まず最初に【征竜】のおさらいから!
【征竜】は、2013年2月16日発売『LORD OF THE TACHYON GALAXY』に収録されたカテゴリで、炎・地・風・水の四属性竜と、それに対応する子征竜の計八体で構成されたテーマです。
―――その後、子征竜が全て禁止カードに指定されたりしたんですが、それでも止まらなかった為、最終的には四征竜全てが禁止される事で、その歴史に幕を閉じる事になりました。
まぁ、冷静に考えて、完全に構築不能になるまで規制されるって異例中の異例ですからね。未だに恐れ続ける人がいるのも納得と言えは納得なカード群です。
全盛期からは少しずれてはいますが、征竜たちがギリギリ使えた時代の記事が残っていたので、おさらいの補完情報として上の記事もチェックしていただければ嬉しいです(……ただ、古い記事は恥ずかしくて見直せないので、管理人は読みません!)。
1つ目は手札・墓地を除外して手札・墓地から特殊召喚する効果
▲比較的新しいグラム君ですら、コストは墓地限定ですからね。やっぱり征竜の緩さは凄い!
この特殊召喚効果の凄い所は、手札・墓地の両方からコスト(除外)を支払える上に、特殊召喚自体も手札・墓地から行えるって所にあると思ってます。
―――これ要するに、100%墓地リソースのみで動ける可能性があるって事なので、極論、手札0からでもワンチャンを狙える可能性を秘めています。
当時は、コストで他の征竜を巻き込みまくっていたので、まぁそりゃお得と言わざるを得ません。今思い返してみると、相手のエンドフェイズに手札に戻るのも意味不明だったなぁ(遠い目)
2つ目は炎属性コスト指定のエルドリッチの様な除去効果
星10/光属性/アンデット族/攻2500/守2800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカードと魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札に加える。
その後、手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは相手ターン終了時まで、
攻撃力・守備力が1000アップし、効果では破壊されない。
二つ目の効果は、炎属性をコストとして墓地に捨てる事により、対象のカードを破壊する除去効果。
これに関しては、現役バリバリの《黄金卿エルドリッチ》さんの効果がかなり酷似していて、あちらはコストが魔法・罠カードと受けが広く、除去自体も墓地送りと更に強力になっています。
この固有効果が、他の禁止されている2体よりも問題なさげなのが、今回解禁された最大の理由だと思うんですが、まぁ、それはそれとして強い効果なのは間違いないですよね?
―――とりあえず、ブラスターと比較しても全く遅れをとらないエルドリッチさんが凄いって話。
3つ目は除外されるとドラゴン族・炎属性モンスターをサーチする効果
星3/炎属性/ドラゴン族/攻 500/守1700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ドラゴンメイド・ティルル」以外の「ドラゴンメイド」モンスター1体を手札に加える。
その後、手札から「ドラゴンメイド」モンスター1体を選んで墓地へ送る。
(2):自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動できる。
このカードを持ち主の手札に戻し、
自分の手札・墓地からレベル8の「ドラゴンメイド」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
▲新たなサーチ先として《ドラゴンメイド・ティルル》が加わってました(地味)
3つ目は、除外される事でドラゴン族・炎属性モンスターをサーチできる効果なんですが……
――――大方10年経ってるのに、サーチできるカードがほとんど増えてなくて笑っちゃいました。
マジで《ドラゴンメイド・ティルル》&《フランメ》、《炎獣の影霊衣-セフィラエグザ》の2枚位しか候補増えてないんですよねぇ……”(-“”-)”それはそれで逆に凄い
影響を受けそうなデッキはこれだ!
「既存のドラゴン族デッキ、炎属性デッキ全てに採用されるか?」って聞かれたらちょっと疑問ではありますが、その気なれば結構幅広く採用できそうではありますよね。
―――まぁ、欲を言うなら、除外をメリットにできるのが理想ではありますが、炎属性のデッキで除外をシナジーに出来るのって、真面目に【不知火】位しか思いつかなかったので、せめてお互いに邪魔し合わない位の噛み合いは欲しいかなぁ……。
逆にドラゴン族の方は結構除外をうまく使っている印象があるので、テンペスト君と一緒に採用される未来もあり得るかもしれませんね!
炎属性のデュエリストパックも控えているのでタイミングは良さげ!
星1/炎属性/炎族/攻 100/守 0
(1):このカードが墓地に存在する場合、1ターンに1度、500LPを払って発動できる。
このカードが墓地に存在する場合、デッキから「ヴォルカニック・バレット」1体を手札に加える。
5月には、炎属性の特化パックである『デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編-』の発売も予定されていますし、OCGでも4月改訂でワンチャンあるんじゃないでしょうか!?
これで【ヴォルカニック】が強化されたら、かつての相棒(当時一緒に使われていた)である《ヴォルカニック・バレット》と再びバディを組めそうなので、そういう意味でも解除を望んでいます!
魔導書の神判も解除されましたしね
良き好敵手であり、禁止仲間だった《魔導書の神判》も最近解禁されましたし、ブラスター君もそろそろ良い頃合いかもしれませんね。
個人的には他の征竜もワンチャンあると思ってるので、徐々に徐々に解除して行ってくれると嬉しいです( `ー´)ノ
コメント
目次1-1のおさらいの項目で「環境を席巻し」が「折檻し」に誤字ってますか、、?
実際しばかれてましたからそのままでも良いとは思いますが、、笑
修正しておきました<(_ _)>
確かにしばかれまくった記憶
大会無縁の私にとってブラスターは昔の忍者デッキの良き友でした。手札から投げて良し、超変化して良し、シンクロエクシーズ素材にも良しと、非常に器用に動いてくれたことを覚えています。
魔導征龍時代、懐かしいですね。
逆に今ならいい塩梅になるかもですね。
(当時の手札誘発が今ほど無かった)
インフェルノイドは推理ゲートが止まったり、墓地から出すにしても基本ノイドが優先されるのでさすがにブラスターは採用しないですね。
ラヴァルはラヴァルキャノンが除外からSSなのでブラスターの恩恵は大きいけどラヴァルそのものに問題ありなのが悲しいところ。
ドラメと不知火は無理なく採用できそう
あれサンドラは?って思ったけどあいつ等あの名前で雷族なのか、光の征竜が出るのを待つしかないな(どう考えても無理)
やりすぎではあったんだろうけど
デッキテーマとしては征竜は遊戯王で
1番カッコいいと思う
ドラゴン族としては歓喜だろうけど、炎属性に関してはほぼ全デッキがブラスター戻って来たところで…って感じになってしまうと思う
炎属性は転生やインフェルノイドなど、炎属性のサポートとほぼ無関係かつデッキ内でのみ限定的に強いカードしか目立ってない
サーチして美味しい炎ドラゴンも全く増えていないのもそうだし、戦士族以外の炎属性を自分で採用してメリットになるカード、炎属性で汎用的に強い切り札の両方が全く出ていないのが何より致命的
真炎の爆発が出た段階で時が止まっている癖にメタカードばかり増えてるから、現段階でブラスターが返ってきても炎属性自体に存在価値がないレベルなので、そろそろ何かこう長所となるカードを出してちゃんと炎属性を救ってもらいたい…
征竜が許される時代になったと思ったら本来の属性サポートの面だと力不足なのが時の無情さを感じる
氷水にティアラメンツと属性サポートで壊れそうなタイダル、生きた死者蘇生のレドックス
力不足ではない奴等が禁止されてるだけともいう