昨日、公式ツイッターで公開された《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》…これは良いッ!
他にも新規が存在する事はほぼ間違いないのでそれらの公開を待っても良かったのですが、思いのほか書きたい事が多かったので単発で触れる事にしました。
サポート豊富・既存の「サイバー」との兼ね合いも良好。「サイバー」デッキの今後に期待を馳せられる魅力的な一枚です。
サイバー・ドラゴン・ヘルツ
効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 100/守 100
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。 このカードのレベルをターン終了時まで5にする。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。 自分のデッキ・墓地からこのカード以外の「サイバー・ドラゴン」1体を選んで手札に加える。
あらゆるサイバーに対応できる器用な一枚
一枚の新規にこれ程までの要素を盛り込んで来るとは…時代を感じる。
名前変更で「融合」「リンク」、レベル変更で「エクシーズ」に対応し、その流れで機能するサーチ・墓地回収効果を備えたハイスペックな一枚。
②③は同一ターン中にどちらかしか使用できないという制約はありますが、エクシーズに使うなら次のターン以降に機能するので問題なしッ!
効果注目ポイント |
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《おろかな埋葬》が「サイバー・ドラゴン」サーチ・回収になる
《おろかな埋葬》が「サイバー・ドラゴン」サーチ・回収になる。…実にシンプルで堅実な効果ですが、ここで注目すべきは墓地から回収する際の処理。
デッキからサーチする際に手札に加えられるカードは《サイバー・ドラゴン》オンリーですが、墓地から回収する場合は、墓地で《サイバー・ドラゴン》扱いとなる《サイバー・ドラゴン・コア》《サイバー・ドラゴン・ヘルツ(同名カード)》等も手札に加える事が出来ます。
《サイバー・ドラゴン・コア》は墓地から除外する事が多いので毎度落ちている訳ではありませんが、そういう状況下で回収する選択肢があるという事実は知っておくに越した事はないでしょう。
エクシーズに使用すると制約が発生する設計
《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》は、②効果使うと機械族しか特殊召喚できなかったり、②③効果はいずれか1つしか使用できないという制約が色々と織り込まれたカードでもあります。
ここが引っかかっている人が割と多いようですが、②効果で発生する制約は「サイバー・ドラゴン」ならばどうにでも出来る特殊召喚制限ですし、②後の③効果問題はエクシーズに使用する事で次ターン以降に機能するという親切な設計になっています。
《ヘルツ》を厚く積むなら汎用レベル5エクシーズ(プレアデスを含む)が少しだけ使いにくくなるかもですが、《銀河戦士》は引き続き使われるだろうしちょっと悩み所。まぁ、状況に応じて使い分ければ良いし、《プレアデス》を抜くほどではないかな!?
…《銀河戦士》のコストを《ヘルツ》で支払うと2枚サーチになる凄いですね…。
特殊召喚方法を如何に確保するか?
《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》はレベル1。ならば《ワン・フォー・ワン》を使おうというのは自然な流れ。しかし、制限カード1枚だけではちょっと薄い。
《サイバー・ドラゴン・コア》の除外効果でデッキからリクルートするのを合わせても4枚か…。
もう一体の「サイバー・ドラゴン」モンスターに特殊召喚系の効果がある可能性は高いですが、もしもの時はここを何かしらのカードで埋める必要は出てきそうですね。
まぁ、現状の大盤振る舞いの流れを見るに心配する必要はなさそうですけどね(笑)。
機械複製術すると出て来るのは《サイバー・ドラゴン》
そうだ《機械複製術》しよう!そう考えた人はおそらく多い事でしょう。
攻撃力も種族もマッチしているので問題なく使用する事が出来ますが、使用する際にはとある「サイバー・ドラゴン」デッキの宿命に注意しなくてはなりません。
このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
「サイバー・ドラゴン」としても扱うのではなく、「サイバー・ドラゴン」として扱うなので、《ヘルツ》に《機械複製術》を使用して《ヘルツ》2体特殊召喚という動きは出来ません。(コアと同じ)
それでも、《リンクリボー》+《ノヴァ》⇒《インフィニティ》の場に繋がる動きなので充分に強いですけどね。
相手の場に依存する動きではありますが、状況によっては《コア》《ドライ》《ヘルツ》も特殊召喚範囲に入る(墓地に落ちている事が条件)《地獄の暴走召喚》も選択肢としてはありかもです。
うさぎや通告避けながらフィニッシュを仕掛けられるという強み
融合・効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2100/守1600
「サイバー・ドラゴン」モンスター×2体以上
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):このカードが融合召喚に成功した時、このカードの融合素材としたモンスターの数までフィールドの魔法・罠カードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキから機械族・光属性モンスターを2体まで墓地へ送る。このターン、このカードは通常の攻撃に加えて、この効果で墓地へ送ったモンスターの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
《キメラテック・ランページ・ドラゴン》も《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》の影響を大きく受けるカードです。
端的に言うと、【ランページ①ヘルツ②】でチェーンが組まれる事で《幽鬼うさぎ》や《神の通告》を避けながら《ランページ》の①効果を通す事が出来ちゃう。その後②を使うと《うさぎ》されちゃいますがここまで通せれば十分に働いてくれていますし、これはとても重要。
また、②効果で《コア》と《ヘルツ》を同時に落とせば《コア》をサーチできるという小技もあります。(ヘルツの②効果はターン1なので要注意)
もう一体の「サイバー・ドラゴン」モンスターにも期待です
これはポスターに描かれている紫がかった方の新規にも期待できそうですね。
…と言うか、基本パックに過去テーマがここまで手厚く収録されるのっていつ振りだろう…(ワールドプレミア枠を思い出すぜ…)
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コメント
ヘルツはサーチやエクシーズになれて器用ですね!ただ、銀河戦士のコストにすると、そのターンヘルツ自身はエクシーズ素材にはなれませんが……
残りのツヴァイみたいのにも期待したいですね!
個人的にはサイバー・ドラゴン版ガガガキッドか、パワー・ボンドサーチ効果を持ったカードがいいですね。
SSに関連した効果だと思いますねぇ この流れだと
コア以外に複製、暴走召喚対応のサイバーが出たのは嬉しいですね。さらにワンフォでリクル可能など色々使えそうですね!
見る人によっては物足りないって声もあるようですが、かなり強いカードだと思うんですけどねぇ
こうゆう強化もいいですがわたし的にはワンキル特化が良かったですね。でもヘルツの①と②の効果は重宝しますね。魔法罠も来るのかな?
もう一体に期待ですね!
紫のやつはパワーボンドサーチモンスターに違いない!そうだろ!それ以外認めないぞ!
管理人は保証できないのですよッ!
ここにきて、新たにサイバー・ドラゴン新規。サイバー・ドラゴン、愛されてますね。サイバー・ドラゴン・ヘルツも良い能力です。サイバーダークにももう少し愛がほしいところですが、、サイバー・ドラゴンには環境上位にまで登りつめてほしいですね。
ファンの多いテーマですしね 活躍して欲しいです
サイバーいい感じで強化されて嬉しい!
あともう1つの新規にも期待が持てますね。
個人的にはボンドかバーローのサーチであるとありがたいです
使われる側視点だとあの二枚のサーチは恐怖しかないんだがw
私のサイバー流ですと、強化蘇生なんかも入れてるのでもう一枚の新規がレベル4だったらさらに使い勝手がよくなるかなぁなんて思ってたり
シャトルを抜けるレベルでしたら文句なしっす
レベルを刻んでいる印象がありますし 4くるかも
ヘルツに複製→サイドラ3体→ヘルツとサイドラでズィーガ→ヘルツ効果サイドラ回収→残りのサイドラでノヴァ→ノヴァ効果サイドラ蘇生→ズィーガ効果でノヴァ攻撃力上げ→ノヴァ効果ズィーガ除外→ノヴァ攻撃力6300+サイドラ2100の合計8400ができるのは強いかなーって思いました。
複製で出せるのは2体までなので 恐らくもう一枚カードが必要になりそう…銀河戦士で成立しますね
可能な限り特殊召喚と勘違いしてました(ToT)
結構あるあるですよ(´∀`*)ウフフ
紫のは色的に融合召喚に関する効果だと予想します。リンクモンスターのは青色ですし
フィーアも公開されましたね。エクシーズ寄りだけど全体的に使えてよいカードです。
個人的に②効果はあってないようなものだと思ってますね。サイドラデッキでアドを稼げることがいかにありがたいことか。
テーマリンクのお手本のようなカードだと思います。今後はこういった既存テーマのリンクモンスターが増えて行くのでしょうねぇ