【閉ザサレシ世界ノ冥神（クルヌギアス）裁定】マスカレーナや星遺物の目醒めで相手モンスターも素材に出来る様です

発売前から話題になっていた《閉ザサレシ世界ノ冥神（サロス＝エレス・クルヌギアス）》に関する疑問が、公式Q＆Aで解説されていたのでお伝えしておきます。

《星遺物からの目醒め》や《I：Pマスカレーナ》の効果により、相手ターンに《閉ザサレシ世界ノ冥神》のリンク召喚を行う場合、相手フィールドのモンスターを素材にできるのか否か！？

閉ザサレシ世界ノ冥神（サロス＝エレス・クルヌギアス）裁定

リンク・効果モンスター
リンク５/光属性/悪魔族/攻3000
【リンクマーカー：上/右上/右/下/右下】
効果モンスター４体以上
このカードをリンク召喚する場合、相手フィールドのモンスターも１体までリンク素材にできる。
(1)：このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
(2)：リンク召喚したこのカードは、このカードを対象とする効果以外の相手の発動した効果を受けない。
(3)：１ターンに１度、墓地からモンスターを特殊召喚する効果を含む、魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時に発動できる。その発動を無効にする。

収録：【ブレイジング・ボルテックス】

公式Q＆Aによる解説

Question
「星遺物からの目醒め」や「I：Pマスカレーナ」の効果により、相手ターンに「閉ザサレシ世界ノ冥神」のリンク召喚を行う場合でも、相手フィールドのモンスターを素材にできますか？
Answer
できます。

クルヌギアス公式Q＆Aより引用

「星遺物からの目醒め」や「I：Pマスカレーナ」の効果について

星遺物からの目醒め
通常罠
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：自分フィールドのモンスターを素材としてリンクモンスター１体をリンク召喚する。

Ｉ：Ｐマスカレーナ
リンク・効果モンスター
リンク２/闇属性/サイバース族/攻 800
【リンクマーカー：左下/右下】
リンクモンスター以外のモンスター２体
このカード名の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：相手メインフェイズに発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターをリンク素材としてリンク召喚する。
(2)：このカードをリンク素材としたリンクモンスターは相手の効果では破壊されない。

今回の裁定にかかわるのは、目醒め、マスカレーナそれぞれの①効果部分。《閉ザサレシ世界ノ冥神（サロス＝エレス・クルヌギアス）》の効果外テキスト（このカードをリンク召喚する場合、相手フィールドのモンスターも１体までリンク素材にできる。）の処理・解釈についてです。

一見それぞれ矛盾している事を書いている様にも思えますが、《マスカレーナ》,《星遺物の目醒め》はルールに則った上での効果を書いているだけで、本来自分のフィールドからしかリンク召喚の素材にできないルールを越えている《クルヌギアス》と合わされば当然こうなるって感じの裁定でした。

Question
自分は「I：Pマスカレーナ 」の『相手メインフェイズに発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターをリンク素材としてリンク召喚する』モンスター効果を発動しました。

この効果によってリンク召喚を行う際に、手札の「マイクロ・コーダー」の『①：自分フィールドのサイバース族モンスターを「コード・トーカー」モンスターのリンク素材とする場合、手札のこのカードもリンク素材にできる』モンスター効果を適用してリンク素材とし、「デコード・トーカー」をリンク召喚する事はできますか？
Answer
質問の状況のように、発動した「I：Pマスカレーナ 」のモンスター効果によってリンク召喚を行う際に、手札の「マイクロ・コーダー」の『手札のこのカードもリンク素材にできる』モンスター効果を適用してリンク素材とし、「デコード・トーカー」をリンク召喚する事はできます。

マイクロ・コーダー公式Q＆A引用

事前に言われていた通り、《Ｉ：Ｐマスカレーナ》効果で手札の《マイクロ・コーダー》をリンク素材に使用できる裁定と同列の考え方で良かったようですね。

まぁでも、フィールド的にかなりバレバレですよね

《星遺物からの目醒め》はともかく、《Ｉ：Ｐマスカレーナ》効果で《閉ザサレシ世界ノ冥神（サロス＝エレス・クルヌギアス）》を出す盤面って、流石に大所帯過ぎてバレバレってのはありますｗ

まぁ、それでも耐性などを無視して素材とされる貫通力と奇襲性は目を見張るものがあるので、普通に強いとは思いますが、流行るかどうかはこれから先の動向次第ですかねぇ…。

今回の新規は、テキスト的に滅茶苦茶強い事がかかれた上で、なおかつ判断が難しいカードが多いような印象がありますなぁ…。