『ライトニング・オーバードライブ』に収録された新カード《皆既月蝕の書》について!
モンスターを2体も裏側に出来る速攻魔法と聞くと滅茶苦茶強そうに感じますが、コストの有無・必ず2体対象にとる必要・強力なライバルの存在等々、このカードを取り巻く状況は中々に過酷。
未だに強いのか弱いのか微妙な立ち位置でふわふわしてる印象なので、ここらで一つ投げかけ系の記事を作成してみました。
【問】アナタは《皆既月蝕の書》を強いと思いますか?
皆既月蝕の書は強いのか否か
《皆既月蝕の書》
速攻魔法
(1):手札を1枚捨て、フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示にする。
必ず2体対象にとらないと駄目。ツイツイではない!
(1):手札を1枚捨て、フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
ツイツイみたいな月書と言われていますが、厳密に言うとそうじゃない所が《皆既月蝕の書》最大の弱点で、必ず2体対象にとらないといけないんですよねぇ……。
これが《ツインツイスター》同様、2体までの表記ならば、もっと話題になっていたはずです。
妨害として状況を選ばずに確実に発動できるかどうかって滅茶苦茶大事なので、細かいように見えて滅茶苦茶きいてくるポイントだと思います。
妨害・まくり札として見るとライバルが強い
《皆既月蝕の書》の比較対象となるであろうカードが以下の4枚
- 月の書
- 皆既日食の書
- 禁じられた一滴
- (闇の護封剣)念の為配置
それぞれ性質の異なるカードですが、用途が被る部分があるので比較されること自体は多いはず?
まぁ、《皆既月蝕の書》を捲り札として運用すること自体が相当怪しいので、厳密に言うなら相手ターンにセットして使う《月の書》が、比較対象としては一番妥当な気がします。
2枚対象にとれる《月の書》と聞くと悪くない様にも思えますが、必ず2枚対象にとらなければならない点や、コストが必要な点などを考慮すると、諸手で”強い”とは中々言い難いカードです。
このカードを《月の書》の様に使うのであれば、発動したいタイミングで確実に発動できる事がまず大前提で、更にハンドコスト・自分のカードを対象にとれる点なども重要になってくると考えます。
※皆既日蝕と違ってうららされる心配がないのは一応利点かも?
妨害しつつ自分のモンスターを裏側守備表示に出来るカード
- 必ず2体対象にとらなければならない
- 自分のモンスターも対象にとれる
この2点に注目した結果、リバースデッキの妨害兼サポート札としての採用を検討してみました。
これなら相手への妨害が手遅れになる事も回避できるし、返しのターンまで自分のモンスターが残っていればリバース効果に繋げる事も可能です。
まぁ、相手の場のモンスターを2体対象にとれそうなら、そっちの方が良いでしょうけどね。
墓地を肥やしたい・コストにして美味しいカードの有無が重要
墓地に置きたい・コストにしたい等々、ディスアドする理由が何かしら欲しいのも事実。
2枚消費して無効にされたら流石に目も当てられませんからね!
欲を言えば、何かしら捨てるメリットは欲しい気がします。ただ、コストにメリットを見出しだすと《禁じられた一滴》がゴゴゴゴゴッと頭角を現すので、そこはそこで難しい問題。
twitterで《タックルセイダー》をコストにして更にもう1枚裏にするって案を見かけましたが、正にそういう発想が求められるカードな気がしますね。
事実、シンクロやエクシーズデッキには強烈に刺さるカード
ここまで結構厳しい事を書いてきましたが、事実、シンクロやエクシーズデッキ相手には猛烈に刺さるカードではあると思います。
墓地に送られる事無く場に定着させられるって正直きついですもんね!※蘇生札で無理やり回したりする事もできない故。
うーん、コレって要するに、自分で使うと弱さが目立つけど、相手に使われると滅茶苦茶強いタイプのカード何だろうなぁ……(;^ω^)ソシテワタシハツカワレルホウナンダロウナァ……。
リバースデッキ等、シナジーを意識して採用しよう!
純粋な妨害・捲り札として採用するなら、やっぱり《月の書》,《皆既日食の書》,《禁じられた一滴》等に軍配が上がると思うので、シナジーを意識した採用は大事かなぁ…って思います。
具体的に「コレ!」ってのがパッと思い浮かぶと良かったんですが、管理人自身がリバースデッキをあんまり使ってないってのがありまして……(申し訳ない)。
これは、【ワーム】や【クローラー】を使ってる人の意見を聞いてみたいですねぇ……。
コメント
ゴーストリックも裏守備にさせるのは得意ですが、手札コストがきついかな。それなら月の書で足りるし。そもそもゴーストリックカードで充分かも。
手札コストで墓地に送ることで、発動する効果があるテーマでないと、厳しいか。
青眼カオスMAXなら、太古の白石を捨てて、相手を裏守備は良いかもしれない。ただ、青眼も手札コストのあるカードが結構あるから、ここまで使用しないか。せめて対象をとらなければ、強いと思うのだけど。
相手ターンにってなると、フレシアからも使える底無しの落とし穴が顔を出して来るんですよね
そっちは表示形式変更不可のオマケも付いてくるので、正直相当の理由が無いと採用されない気がしますね
ノーマルだしとりあえず枚数集めたけどホント使いみちが絶妙にない
SXへの妨害にしたって月の書くんでも十分感あるし、初動リンク1の止めにくさ考えるとやっぱデッキには入らねーかなぁって感じ
ティンダングルなら横にリバースモンスター並べていくので相性良いかもですね
手札コストもドールスの効果誘発に繋がるので
そもそも月の書が妨害カードとしての価値を失ってる今
手札コスト付きで月の書2枚分のカード出されてもね
手札誘殺優先
月の書と比べると小回りがきかないので、SXの素材のような確実に2体並ぶデッキの環境じゃないと微妙ですね。
自分に撃つとしても、緊急回避としては手札コストを考えると厳しそうな…
リバースモンスターを使い回すのも魔法と手札で2枚消費として考えるとそれに見合うリバースがいないというか、きんいの壺レベルじゃないとアド的にきついというか
2体「まで」なら手札コスト払ってもいいけど、2体限定の取り回しの悪さなら無料でしょう
皆既日食の逆で発動時全体表守備、残存効果で全体裏守備なら次の自ターンに制圧を残さない制圧封殺札だったのに残念。
本カードは・・・墓地効果の多いティンダングルならなんとか使えそうですね。
みんな微妙とか言うけどやられたら腹立つカードって言うことだけ分かる。
幻想召喚師だっけ
あいつなら2体裏にできるの嬉しいかも
クローラーは星遺物の傀儡あるので要らないかも… サブテラーは導師ビートだしティンダングルも階段あるしなぁ
魔神童やイントルーダーの関係で手札コストが比較的捻出しやすい悪魔族リバースでは自分リバースにも使えて良さそうですな
「2体まで選んで」だったらなぁ