『イグニッション・アサルト』に収録されるトロン一家強化カードの特集記事です。
特集記事第4弾は、トロン操る「紋章獣」新規《顕現する紋章/チャージ・メダリオン》をご紹介。
墓地の内容を重視する「紋章獣」的には、モンスター1体をリリースしてデッキから「紋章獣」モンスター2体をリクルート出来る効果は相当便利なはずですぞ!
顕現する紋章(チャージ・メダリオン)
通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できない。 (1):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。デッキから「紋章獣」モンスター2体を守備表示で特殊召喚する。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はサイキック族モンスター及び機械族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。 |
収録:【イグニッション・アサルト】
エクシーズをサポートする新たなメダリオン
モンスター1体とこのカードでモンスター2体を並べられるだけでも優秀ですが、特定の「紋章獣」をデッキから引っ張りだせる事を考慮すると、単なるエクシーズサポートで留まる性能ではありません。
【紋章獣】には、《紋章獣レオ》,《紋章獣ユニコーン》,《紋章獣ツインヘッド・イーグル》等、魅力的な墓地効果を持つモンスターが多く在籍している為、単なる2:2交換がそれ以上のアドバンテージを生む可能性を秘めています。
とりあえず《紋章獣レオ》を引っ張りだせば手札1枚増えますからねぇ…。
プレインコートをリリースして発動すると凄い事に!!
《No.18 紋章祖プレイン・コート/Number 18: Heraldry Patriarch》 エクシーズ・効果モンスター ランク4/光属性/サイキック族/攻2200/守2200 レベル4モンスター×2 フィールド上に同名モンスターが2体以上存在する場合、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。その同名モンスターの内の1体を選び、それ以外の同名モンスターを全て破壊する。 この効果は相手ターンでも発動できる。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手はこの効果で選んだモンスターと同名のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない。 また、このカードが墓地へ送られた場合、デッキから「紋章獣」と名のついたモンスター2体を墓地へ送る事ができる。 |
リリースするモンスターを問われていないのも利点ですが、リリースするモンスターに拘ればもっと面白い動きになるのもポイント。
特に《紋章祖プレイン・コート》のリリース手段としては有用で、2枚墓地を肥やしながら新たな展開リソースを2体確保する事が出来ます。
《高等紋章術》始動だとどうしてもEXモンスターゾーンを埋めてしまいがちなので、そこからディスアドを抑えながら可変できる動きは魅力的だと思います。
《プレイン・コート》を立てて《ブローニング・パワー》する動きは大好きですが、ルートが多いに越した事は無いので。
同名モンスター2体をリクルートする事も出来る
《紋章獣アバコーンウェイ/Heraldic Beast Aberconway》 効果モンスター 星4/風属性/ドラゴン族/攻1800/守 900 このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分の墓地の「紋章獣アバコーンウェイ」1体をゲームから除外して発動できる。 自分の墓地の「紋章獣」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。「紋章獣アバコーンウェイ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 |
同名モンスター2体をリクルート出来るのもポイントで、2体いないと機能しない《紋章獣アバコーンウェイ》等も容易に調達する事が出来ます。
基本的には《紋章獣レオ》+αのリクルート選択で問題ないとは思いますが、アバ×アバで墓地回収に緊急アクセスできる事も覚えておいて損は無さそうです。
《プレイン・コート》とかも併用すればあっという間に墓地が越えちゃいそうですね…(デッキ枯渇しそうw)。
昔はよくフォトスラ・ハルベルト・トリクラ等をエクシーズ補助に使用していましたが、そこら辺を「紋章獣」モンスター2体に変えられるのも良いですね。
効果発動後のEXデッキ選択候補
《顕現する紋章(チャージ・メダリオン)》を発動すると、その後サイキック族か機械族しかEXデッキから出せなくなる縛りが発生します。以下、それを考慮したEXデッキ選択候補となります。
各種紋章獣モンスター
《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター/Number 8: Heraldic King Genom-Heritage》 エクシーズ・効果モンスター ランク4/光属性/サイキック族/攻2400/守1800 「紋章獣」と名のついたレベル4モンスター×2 1ターンに1度、相手フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。 このカードは選択したモンスターと同名カードとして扱い、同じ攻撃力と効果を得る。その後、選択したモンスターの攻撃力は0になり、効果は無効化される。このカードの効果はエンドフェイズ時まで適用される。 |
相手フィールドのモンスターの効果・攻撃力をコピーし、コピーした対象を攻撃力0・効果無効化状態にしてしまう王様。
相手ターンに晒すと簡単にやられますが、攻める能力は中々に強いです。
PSYフレームロード・Λ
《PSYフレームロード・Λ/PSY-Framelord Lambda》 リンク・効果モンスター リンク2/光属性/サイキック族/攻1700 【リンクマーカー:左下/右下】 トークン以外のモンスター2体 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は手札の「PSYフレームギア」モンスターの効果を自分フィールドにモンスターが存在する場合でも発動できる。 (2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、このカード以外の自分フィールドの表側表示のサイキック族モンスターが除外された場合に発動できる。このターンのエンドフェイズに、デッキから「PSYフレーム」カード1枚を手札に加える。 |
サイキック族縛りに捉われないリンク2モンスター!
「PSYフレーム」は《ブローニング・パワー》のコストに出来るし、《PSYフレーム・ドライバー》の除外ケアも出来そう。
《PSYフレームギア・γ》3枚、《PSYフレーム・ドライバー》1枚の出張セットが火を噴くぜ!
各種クロノダイバーモンスター
《クロノダイバー・リダン/Time Thief Redoer》 エクシーズ・効果モンスター ランク4/闇属性/サイキック族/攻2400/守2000 レベル4モンスター×2 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分・相手のスタンバイフェイズに発動できる。相手のデッキの一番上のカードをこのカードの下に重ねてX素材とする。 (2):自分・相手ターンに発動できる。このカードのX素材を3種類(モンスター・魔法・罠)まで取り除く。その後、以下を適用する。 ●モンスター:このカードをエンドフェイズまで除外する。 ●魔法:自分はデッキから1枚ドローする。 ●罠:相手フィールドの表側表示のカード1枚を選んで持ち主のデッキの一番上に戻す。 |
紋章怪盗クロノダイバーリダンって言っても良い位相性が良い(やったぜ)。
素材が乏しい時は《紋章獣ツインヘッド・イーグル》の効果で素材供給しても良いですね!
墓地の《紋章獣レオ》を素材にして効果に繋げられるのはテクいです。
ランク4・機械族エクシーズの選択肢
候補になりそうなのは以下の3体。とりあえず《No.27 弩級戦艦-ドレッドノイド》の効果を狙いに行くのは面白そう。
紋章獣クロノダイバー面白いかも?
紋章獣クロノダイバー面白そうじゃないです?
どちらもランク4エクシーズのスペシャリストですし、ランクアップも絡めればとっても面白いデッキに仕上がりそうです。
紋章獣は随分長い事放置してしまっているので、この機会に色々いじれれば良いなぁ…と考えています。
コメント
紋章クロノダイバーは他でも考えられているので期待できそうです
ユニコーンの効果利用するとメガトンケイルが採用候補に挙げられるから紋章クロノダイバーは面白そう。
ニコニコにも上がってたけどすんげ楽しそうだた
実際に新規はまだですが使っているものです。
リダン君のおかげで無理な展開をしなくても良いものの、ブレインコート を出さないと動きが鈍ることもあったのでこの新規はめっちゃ嬉しいです!
使ってると中々いやらしいながら、メガトンゲイル、ヌメロンドラゴンカオスオブアームズなど色々使えて楽しいです!
紋章クロノダイバー、クロノダイバーが出てからずっと使ってます
元々かなり簡単にメガトンゲイルまでアクセス出来て強かったのですが、スタートアップと顕現のおかげで先行からΛリダンレトログラードまで簡単に繋がるようになったのでかなり楽しいです。
後のターンからブレイズドラゴンなどを余裕を持って建てられるようになったのも大きいですね