「赤き竜」効果考察|アルティマヤ・ツォルキン等、意外と多いぞ赤き竜系モンスター!

今日の夜記事は、2023年4月23日発売『DUELIST NEXUS|デュエリスト・ネクサス』に収録される新カード《赤き竜》の特集です。

先にOCG化された事もあり、「赤き竜」=「アルティマヤ・ツィオルキン」ってイメージがかなり定着している印象がありますが、よくよく考えてみたら「アルティマヤ・ツィオルキン」って漫画産のカードだし、アニメの「赤き竜」ってまだOCG化されてなかったよねぇ……って(そういえば)。

サポートカードも多いし、特殊召喚できる範囲も広いし、これはマジもんのタクシーですわ……。

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赤き竜|効果考察

シンクロ・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「赤き竜」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):自分・相手ターンに、「赤き竜」を除く、フィールドのレベル7以上のSモンスター1体を対象として発動できる。このカードをEXデッキに戻し、対象のモンスターと同じレベルのドラゴン族Sモンスター1体をS召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。

収録:【DUELIST NEXUS|デュエリストネクサス】

赤き竜の注目ポイント
①相互作用するサポートカードの多さ
②対象次第で変化する展開先
③意外と多い!?赤き竜系統モンスター

くず鉄の神像等、①効果でサーチできるカードは以下の3枚

①効果でサーチできるカードは以下の3枚!

通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のレベル7・8のドラゴン族Sモンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは1になり、効果は無効化される。
このターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):自分のSモンスターが戦闘で破壊された時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
EXデッキから「赤き竜」1体を特殊召喚する。
フィールド魔法
(1):モンスターがS召喚される度にこのカードにシグナルカウンターを2つ置く。
(2):自分フィールドのシグナルカウンターを以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。
●4:自分フィールドの表側表示モンスター1体のレベルを1つ上げるか下げる。
●7:自分の墓地からチューナー1体を特殊召喚する。
●10:自分の墓地からSモンスター1体を特殊召喚する。
(3):フィールドのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
EXデッキから「赤き竜」1体を特殊召喚する。
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地・除外状態のレベル7・8のドラゴン族Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズにEXデッキに戻る。
発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。
(2):セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
EXデッキから「赤き竜」1体を特殊召喚する。

ご覧の通り3枚ともかなり有能な効果を持っているんですが、それでいて逆に《赤き竜》をサポートするテキストも持ち合わせている為、かなり噛み合いの良いカードになっています。

3枚とも特殊召喚に関する効果を持っているのも、《赤き竜》の素材の重さ意識している表れに見えますね。

掟破りのシンクロ召喚!相手ターンカラミティ等、強力コンボ色々!

②効果は、自身をEXデッキに戻し、対象としたシンクロモンスターと同じレベルのドラゴン族シンクロモンスターをシンクロ召喚扱いで特殊召喚する掟破りの効果。

対象とするモンスターはシンクロモンスターなら何でも良い為、高レベルの汎用シンクロモンスターを縛りの強いドラゴン族シンクロモンスターに変換する事が可能になります。

その中でも特に話題になっているのが、相手ターン《えん魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》!

シンクロ・効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守3500
チューナー2体+チューナー以外のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
このターン相手はフィールドで発動する効果を発動できない。
この発動に対して、相手はカードの効果を発動できない。
(2):このカードが戦闘でモンスターを破壊した場合に発動する。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(3):このカードが相手によって破壊された場合、
自分の墓地のレベル8以下のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

《えん魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》の①効果に対して相手はカードの効果を発動できない為、《赤き竜》の効果が通ってしまった時点でマジで黙るしか無いという超制圧が完成します。


▲マスラーOとか完全に汎用レベル12シンクロ

最近は、展開し易い汎用レベル12シンクロも増えていますし、かなり現実的なラインで成立するコンボになってきています。

『琰魔竜王レッド・デーモン・カラミティ』が赤き竜の影響で高騰中|超重武者とかなら余裕でやれそう?
《赤き竜》の影響で《琰魔竜王レッド・デーモン・カラミティ》が高騰中ッ! ―――って情報提供を頂いたので、Twitter等を中心に早速調べてきました。 《赤き竜》でレベル12シンクロを対象にするだけで相手ターンカラミティ! ...

▲これを受けてかカラミティも静かに高騰している模様

何気に多い!「赤き竜」系統モンスターの軌跡

ここからは、《アルティマヤ・ツィオルキン》を筆頭とした「赤き竜」系統モンスターの軌跡をご紹介。召喚条件・効果の面白さなど、ファンの多さが頷けるモンスター達です。

アルティマヤ・ツィオルキン

シンクロ・効果モンスター
星0/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
ルール上、このカードのレベルは12として扱う。
このカードはS召喚できず、自分フィールドの表側表示のレベル5以上で同じレベルの、
チューナーとチューナー以外のモンスターを1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分フィールドに魔法・罠カードがセットされた時に発動できる。
「パワー・ツール」Sモンスターまたは
レベル7・8のドラゴン族Sモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
(2):フィールドのこのカードは、他の自分のSモンスターが存在する限り、
攻撃対象及び、効果の対象にならない。
OCGでは元祖となる赤き竜。そのルーツは漫画版の5D’s!
魔法・罠カードのセットをトリガーとして発動するというかなりレアな特殊召喚効果を持っていて、往復でセットするギミックと組み合わせるなど、運用工夫も楽しい1枚。このカードを使う事を目的としたデッキを組んだことがある人は滅茶苦茶多いはず!

究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン

シンクロ・効果モンスター
星0/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
ルール上、このカードのレベルは12として扱う。
このカードはS召喚できず、自分フィールドのレベル8以上で同じレベルの、
チューナーとチューナー以外のモンスターを1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードは効果では破壊されず、
攻撃力はフィールドのモンスターの数×1000アップする。
(2):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
お互いのフィールドに同じ数だけ、「邪眼神トークン」
(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を可能な限り守備表示で特殊召喚する。
このターンこのカードは攻撃できない。
「赤き竜?」って疑問符を浮かべる人もいそうですが、ビジュアル的にはかなりそれっぽいし、原作だと墓地に《究極神 アルティマヤ・ツィオルキン》がいないと特殊召喚できない条件があったと記憶しているので、こちらも「赤き竜」にカウントしました。
効果も他の3体と比較するとかなり異質。大体先攻ワンキルに使われる印象ですよね。

決闘竜 デュエル・リンク・ドラゴン

リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻 0
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
Sモンスターを含むモンスター2体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、EXデッキから「パワー・ツール」Sモンスター
またはレベル7・8のドラゴン族Sモンスター1体を除外して発動できる。
そのモンスターと同じ種族・属性・レベル・攻撃力・守備力を持つ
「決闘竜トークン」1体をこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「決闘竜トークン」が存在する場合、
相手はこのカードを攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。
シンクロモンスターを含むモンスター2体以上の条件で出るリンク4モンスター!
一見、《アルティマヤ・ツィオルキン》の効果と割と似ている印象を受けますが、こちらで生成できるトークンは効果を持っていないので、ちょっとデカ目のトークンを毎ターン生成できる効果に止まっています。効果もコピー出来たらかなり面白いカードだったんですが、それをやってしまうと《アルティマヤ・ツィオルキン》の個性が薄れてしまうので、流石に遠慮しちゃったって感じなのかもしれません。

赤き竜にはロマンが詰まっている

きゃすと(管理人)
きゃすと(管理人)

《アルティマヤ・ツィオルキン》の頃からそうですが、ワンクッション置いて別のモンスターが出てくる効果って本当に面白いですよね。

特に今回の《赤き竜》は、用意したシンクロ体次第で展開先が大きく変わるので、今まで以上にビックリ箱感が強くてマジ最高!
《赤き竜》は、希望と共にロマンを連れてくるんだなぁ…。

 

 

コメント

  1. 匿名 より:

    ブレイバーでハンデス後、トリシューラでまたハンデス楽しそう

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