今日ご紹介するのは、8月7日発売『ストラクチャーデッキR-ロスト・サンクチュアリ』に収録される新カード《冥府の執行者プルート》!
汎用素材レベル5シンクロ期待の星として注目されているカードで、フィールドに干渉する効果を持ちつつ自身はシンクロチューナーという超恵まれた性能を持ったシンクロモンスターです。
《天空の聖域》を絡める事で更なる力を発揮する事もできるし、汎用・テーマカード両面で隙の無い仕上がりの1枚!個人的な注目度もかなり高めな1枚となっております!
冥府の執行者プルート:効果解説
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星5/闇属性/天使族/攻2300/守 0
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名はルール上「代行者」カードとしても扱う。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分の墓地からモンスター1体を除外し、
フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
フィールドまたは墓地に「天空の聖域」が存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「天空の聖域」1枚を選んで手札に加える。
汎用レベル5シンクロチューナーかつ相手の盤面に触れる性能
レベル5シンクロは、展開の起点となるモンスター(ボウテンコウ,ガーデン・ローズ・メイデン、アクセル・シンクロン等)はかなり豊富なんですが、その反面、盤面に触れる汎用モンスターはかなり少なく、更にシンクロチューナーとなれば他に類を見ない逸材です。
例えば、相手の場に《ヴァレルロード・S・ドラゴン》が存在する状態で展開し、①効果で妨害を踏みつつ更なるシンクロ召喚に繋げられるのはシンプルに凄いと思いませんか?
汎用レベル5シンクロの層はかなり厚く、周りは強豪ぞろいですが、もうこの時点で結構良い線行ってると個人的には思っています。
自分のモンスターも対象にとれるのでリバース等と併用するのも面白い
自分のモンスターも対象にとるので、リバースモンスターを裏にして再利用する事も可能です。
あとは、互いに影響を与えるタイプの永続効果持ちを一時的に裏にして、自分ターンだけその抑制を外す等の応用も効きます。本ストラク的には、自分の《大天使クリスティア》を自ターン中だけ裏にして、相手にだけ特殊召喚封じを押し付ける的なプレイが想定されてそうです。
星8/光属性/天使族/攻2800/守2300
(1):自分の墓地の天使族モンスターが4体のみの場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の天使族モンスター1体を対象として発動する。
その天使族モンスターを手札に加える。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いにモンスターを特殊召喚できない。
(4):フィールドの表側表示のこのカードが墓地へ送られる場合、
墓地へは行かず持ち主のデッキの一番上に戻る。
除外コストに拘るともっと強くなる
星8/光属性/天使族/攻2800/守2300
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「ゼラの天使」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は除外されている
相手のカードの数×100アップする。
(2):このカードが除外された場合、
次のターンのスタンバイフェイズに発動する。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
更に付け加えるなら、コストによる除外が噛み合えば言う事無しです。
定番所としては《ゼラの天使》等が挙げられると思いますが、種族・属性などを問われていないので《ジャイアント・レックス》等を使う事も出来ます。まぁ、《命の代行者 ネプチューン》が墓地に落ちているのであれば、素直にそれを除外してアドを稼げば良い話ではあるんですけどねぇ……。
星1/光属性/天使族/攻 0/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
自分の手札・墓地から「命の代行者 ネプチューン」以外の「代行者」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
フィールドまたは墓地に「天空の聖域」が存在する場合、
特殊召喚するモンスターを「ヒュペリオン」モンスター1体にできる。
相手ターン終了時まで、お互いにこの効果で特殊召喚したモンスターをリリースできない。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。
デッキから「天空の聖域」1枚を手札に加える。
天使族デッキなら天空の聖域を絡めてもっと強く使える
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
天使族モンスターの戦闘で発生するそのコントローラーへの戦闘ダメージは0になる。
《天空の聖域》が絡んだ際の強さは言わずもがな、汎用レベル5シンクロが《召喚獣ライディーン》と同等の効果を持ってるって本当に凄い話です。全ての天使族デッキで活用できる……とは流石に行きませんが、結構幅広いデッキで良いとこ取り出来るんじゃないかなー?って思っています。
天使族デッキ汎用カードという意味では、リンク2の《代行者の近衛ムーン》も良い性能しているので、そちらも併せてチェックする事をオススメします。
リンク2/光属性/天使族/攻1800
【リンクマーカー:右/右下】
天使族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「天空の聖域」またはそのカード名が記されたカード1枚を墓地へ送る。
フィールドまたは墓地に「天空の聖域」が存在する場合、
代わりに自分のデッキ・墓地から「神秘の代行者 アース」1体を選んで手札に加える事ができる。
(2):自分フィールドの天使族モンスター1体をリリースし、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
シンクロチューナーなのでハリファイバー対応
これは《天空の聖域》を絡めるデッキでこそ輝く要素ですが、シンクロチューナーなので《水晶機巧ハリファイバー》による特殊召喚にも対応しています。《ハリファイバー》から突如として生きた《月の書》が現れるという現実。……これは中々に衝撃的な展開です。
とりあえず1枚は持っておきたいカードです
『ストラクR-ロスト・サンクチュアリ』自体はゴリゴリのテーマデッキなんですが、所々汎用性が垣間見えるカードが潜んでいるので、興味ない人も1つくらいは買ってみても良いかも?
……でも、1つ買うなら折角だし3つ買って組みたい……みたいな衝動に駆られるのが決闘者のSAGAではありますよね……(;^ω^)
コメント
天空の聖域がないと相手ターンに撃てないのはちょっとハリで使うには惜しいですね。そのために聖域いれる、となると奇襲性が減ってしまいますし
相手ターンで打つ所に聖域縛りがついてるのは、専用でこそより輝く性能…っていうテーマデッキ好きとしてはとても嬉しい配慮で助かる