元々はモンスターも魔法・罠も同じ記事でまとめる予定でしたが、需要としては多少ズレがあると判断しなので別々の記事にしました。
サイクが魔法・罠除去の平均になる時代が来るなんて…数年前には想像もできなかったよ…。
魔法・罠カード1枚を破壊する魔法・罠
サイクロン
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
魔法・罠カード除去の定番中の定番
安定した1:1交換を約束してくれる魔法・罠カード除去の定番。
このカードが魔法・罠除去の平均値になるなんて誰が良そうできたであろうか…。
最近は再録されて手に入りに安くなりましたが、一時期一枚数百円していた時代がありました。あの頃はデッキが増えるごとに《サイクロン》を確保するのが大変だったなぁ…(遠い目)。
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総評 |
アーティファクト・ムーブメント
速攻魔法
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊し、 デッキから「アーティファクト」と名のついたモンスター1体を選んで 魔法カード扱いとして魔法&罠カードゾーンにセットする。 また、このカードが相手によって破壊された場合、 次の相手のバトルフェイズをスキップする。
アーティファクトを採用しないと発動不可
《サイクロン》と同様の魔法・罠破壊性能を持ちつつ、アドを稼ぎ(アーティファクトモンスターセット)、相手に破壊された際のボーナス効果まで持っている一枚。
一見、《サイクロン》の上位互換カードの様にも感じますが、そもそもデッキに「アーティファクト」モンスターを採用していないと発動する事ができないので、カードパワー的には同等位かな…と。
強み |
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総評 |
ギャラクシー・サイクロン
通常魔法
「ギャラクシー・サイクロン」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、 フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
セット破壊・表側破壊。一枚で二度美味しい!
一枚で合計二枚破壊できるカードなのでかなりお得な一枚ですが、《サイクロン》程の柔軟さはありません。「ギャラクシー」の名を持つ事が意外な利点に繋がる事もあります。
強み |
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注意点 |
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総評 |
コズミック・サイクロン
速攻魔法
(1):1000LPを払い、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを除外する。
環境によってお呼びがかかる除外の暴風
墓地効果を持っていたり、破壊される事で効果を発動できる魔法・罠を除去する為の一枚です。
ライフコストを支払う事は基本的にはデメリットですが、《活路への希望》等、ライフコストをメリットに転じる事が出来るカードと組み合わせるならデメリットではなくなります。
強み |
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注意点 |
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総評 |
ナイト・ショット
通常魔法
(1):相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 セットされたそのカードを破壊する。 このカードの発動に対して相手は対象のカードを発動できない。
チェーン不可はアイデンティティー
セットされた魔法・罠カードしか対象にできませんが、対象のカードはチェーン不可になるというボーナス効果を持っている一枚。
一見、対象を安全に破壊できるカードの様にも見えますが、実は意外な落とし穴が存在します。
《ナイト・ショット》のチェーン不可効果は”このカードの発動に対して”しか発揮しないので、対象となったカード以外のカードを間に挟む事でそれをすり抜ける事が出来ます。出くわす事は少ないでしょうけど、もしもの時の為に覚えておくと便利なテクニックです。
強み |
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注意点 |
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総評 |
タイフーン
通常罠
相手フィールドに魔法・罠カードが2枚以上存在し、 自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合、 このカードの発動は手札からもできる。
(1):フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
明確な目的を持って運用するサイド要員
相手の先行1ターン目に魔法・罠カードが場に2枚以上出るという状況を想定して採用する一枚。
主にペンデュラム潰しとしての役割が大きいですが、「EMem(エンタメイトエンタメイジ)」級のシェアを誇るPデッキが登場しないと採用検討は中々に難しい一枚かもしれません。
強み |
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問題点 |
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総評 |
醒めない悪夢
永続罠
「醒めない悪夢」の効果は同一チェーン上では1度しか発動できない。
(1):1000LPを払い、フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象としてこの効果を発動できる。 そのカードを破壊する。
表側表示の魔法・罠カードを大量破壊
同一チェーン上での複数回発動はできませんが、場に維持すれば表側表示の魔法・罠を何度も破壊できる装置として機能します。
ライフコストは少々痛いですが、維持できれば安いもんですね。
強み |
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注意点 |
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総評 |
複数の魔法・罠カードを破壊する魔法・罠
ツインツイスター
速攻魔法
(1):手札を1枚捨て、フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
汎用除去としては頭一つ抜けている印象
手札を1枚捨てる必要はありますが、それ込みでも2:2交換。墓地に置いておきたいカードや捨てたいカードを併用すればその強さは更に倍プッシュ!
対象も2枚までと小回りが利き、腐る事はほとんどありません。現代遊戯王における魔法・罠除去の基本カードという印象の強いカードです。
強み |
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注意点 |
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総評 |
ダブル・サイクロン
速攻魔法 (1):自分フィールドの魔法・罠カード1枚と、 相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
自分のカードを巻き込む事が大前提
「アーティファクト」モンスター等、破壊される事が効果トリガーとなるカードとの併用が大前提の一枚。
明確な目的を持って運用すれば、他の追随を許さない程の効力を発揮してくれます。
強み |
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注意点 |
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総評 |
ハーピィの羽根帚
通常魔法(制限カード)
(1):相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
とりあえず強い!(白目)
このカードが解禁された時の驚きたるや…( ゚Д゚)
相手の魔法・罠だけを一方的に破壊するカードが弱い訳ありません。
強み |
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注意点 |
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総評 |
砂塵の大嵐
通常罠
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
驚異の1:2交換カード!
一枚で2枚まで破壊出来てしまう驚異のコスパ!
相手ターンに発動すれば、バトルフェイズを行えなくなる制約も気になりません。
強み |
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注意点 |
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総評 |
関連記事もよろしくお願いします
今回の記事を作成する際に一番迷った点は、《ナイト・ショット》を記載するかです。(今もまだ悩んでいます)。
効果的には記載に値するが、採用率的には疑問がある…(ぐぬぬぬ)。
チェーン不可というアイデンティティーやその抜け道についても書けるし、やっぱり書くべきか…?
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コメント
環境そこまで詳しくないからそこまで言えないですが
タイフーンがサイクロンと同等レベルかといえば言えないと思われる
3でいいのではという個人的意見
確かにサイクと同等はやりすぎか…
近年復帰した身としては、個人的に禁止カードの特集記事とかも欲しいところだったりします。
どういう背景で禁止になり、どういった環境になる、或いはエラッタされれば、解放されるのかといった記事って案外需要あると思うんですよね。
禁止カードのwiki見てもピンと来ないこともあるので…
以上、リクエストでした。
確かにそれ面白いかも。
わりと最近やりつづけてる俺からしても興味ある。
禁止の経緯記事か…ナルホド それは別で扱ってみようと思います。確かに面白そう
ダブルサイクロンとかもあるなら、ナイトショットも良いかと。チェーン不可は唯一ですし。
後、砂塵の大嵐とか強いかと。
ナイトショット・砂塵追加しておきます。あと、醒めない悪夢をすっかり忘れてました…。
他にリクエストとしては
・和睦、威嚇する咆哮などの防御札
・ホルアクティ、エクゾなどの特殊勝利札
とかです。
特殊勝利札特集面白いですねぇ~ なるほどなるほど
最近めちゃくちゃ忙しそうですね
お体に気を付けて!
ここでいうことではないかと思いますがいう場所がないので
汎用リンク4の記事にグリフォンちゃんを入れてあげてください、、
あと出たらガンプラもお願いします!!
グリフォン追記しておきます。ガンブラやソードはカードが出たら追記します~
そろそろ手札から発動できる邪神の大災害リメイクが来ると予想
自分の場に魔法・罠があると逆に手札から使えるとかもありえますかね?
《砂塵の大竜巻》《砂塵の大嵐》もありかと思います!
大竜巻は今だと少し玄人向きな感じなので迷いますねぇ~ 大嵐をとりあえず追記しておきます。