鎧皇竜サイバー・ダーク・エンド・ドラゴンの気になる裁定をチェック!
初報時に疑問の声が多かった装備カード無し状態での攻撃回数等、《鎧皇竜サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》の気になる裁定(Q&A)をまとめてみました。
他に類を見ない様な特殊な展開条件や効果を持っているモンスターなので、使用前に一度全ての裁定に目を通して置く事をオススメしますぞ!
鎧皇竜サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン|裁定
星12/闇属性/機械族/攻5000/守3800
「鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン」+「サイバー・エンド・ドラゴン」
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●「サイバー・エンド・ドラゴン」を装備した自分のレベル10以下の
「サイバー・ダーク」融合モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードは相手が発動した効果を受けない。
(2):1ターンに1度、発動できる。
自分・相手の墓地のモンスター1体を選び、このカードに装備する。
(3):このカードは、このカードの装備カードの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
■『このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。●「サイバー・エンド・ドラゴン」を装備した自分のレベル10以下の「サイバー・ダーク」融合モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。』は効果として扱いません。(融合召喚も『●』の方法による特殊召喚も、正規の方法によるこのカードの特殊召喚です。)
■このカードが正規の方法で特殊召喚されたのちフィールドを離れている場合でも、原則として他のカードの効果で特殊召喚することはできません。ただし、『召喚条件を無視して特殊召喚する』効果であれば、正規の方法で特殊召喚されたのちフィールドを離れたこのカードを特殊召喚できます。
■『①』は永続効果です。
■『②』フィールドで発動できる起動効果です。(対象を取る効果ではありません。装備する墓地のモンスターは処理時に選びます。)
■『③』は永続効果です。(このカードが装備カードを装備している場合、このカードは装備カードの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できます。装備カードを装備していない場合でも、通常通り1回攻撃を行うことができます。)
注目裁定【Q&A】
ドラゴン族・機械族の「サイバー」モンスターしか融合素材にできない状況で、「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」を特殊召喚できますか?
星4/闇属性/機械族/攻 800/守2100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から魔法・罠カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「パワー・ボンド」1枚を手札に加える。
このターン、自分はドラゴン族・機械族の「サイバー」モンスターしか融合素材にできず、
自分が融合召喚する場合に1度だけ、自分の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
同名カードが自分の墓地に存在しない「サイバー・ダーク」モンスター1体をデッキから墓地へ送る。
Question
「サイバー・ダーク・キメラ」の『①』の効果を発動し、『このターン、自分はドラゴン族・機械族の「サイバー」モンスターしか融合素材にできず、自分が融合召喚する場合に1度だけ、自分の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる』効果が適用されている状況です。この状況で、「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」を『●「サイバー・エンド・ドラゴン」を装備した自分のレベル10以下の「サイバー・ダーク」融合モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる』の方法により特殊召喚できますか?
Answer
その状況でも、「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」を『●』の方法によって特殊召喚できます。なお、この特殊召喚は融合召喚ではありませんが、この特殊召喚の際にリリースする『「サイバー・エンド・ドラゴン」を装備した自分のレベル10以下の「サイバー・ダーク」融合モンスター1体』は融合素材として扱います。したがって、そのモンスターの種族はドラゴン族または機械族である必要があります。(他のカードの効果でドラゴン族・機械族以外の種族として扱われている場合、そのモンスターをリリースして特殊召喚することはできません。)
特殊召喚出来る事に違和感はありませんが、鎧皇竜の特殊召喚の為にリリースするモンスターは融合素材として扱うってのは、ちょっとした躓きポイントかもしれませんね。
「サイバネティック・ホライゾン」の効果でエクストラデッキから墓地へ送ったモンスターを「エターナル・サイバー」の効果で特殊召喚できますか?
このカードはルール上「サイバーダーク」カードとしても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は機械族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(1):手札及びデッキからそれぞれ1体ずつ、ドラゴン族・機械族の「サイバー」モンスターを墓地へ送って発動できる(同じ属性は1体まで)。
デッキからドラゴン族・機械族の「サイバー」モンスター1体を手札に加え、
EXデッキから機械族の「サイバー」融合モンスター1体を墓地へ送る。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の機械族の「サイバー」融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻すか召喚条件を無視して特殊召喚する。
(2):自分フィールドの機械族の「サイバー」融合モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
Question
「サイバネティック・ホライゾン」の効果で、「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」をエクストラデッキから墓地へ送りました。その墓地の「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」を対象に「エターナル・サイバー」の『①』の『自分の墓地の機械族の「サイバー」融合モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをEXデッキに戻すか召喚条件を無視して特殊召喚する』効果を発動し、特殊召喚する処理を行えますか?
Answer
その場合、墓地の「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」を対象に「エターナル・サイバー」を発動することはできますが、特殊召喚する処理は行えません。(エクストラデッキに戻す処理は行えます。)「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」は、融合召喚か自身の『●』の効果でのみ特殊召喚できるモンスターです。(なお、これらはいずれも正規の方法による特殊召喚です。)したがって、原則としてこれらの方法以外の方法で特殊召喚することはできません。ただし、正規の方法で特殊召喚されたのち墓地へ送られている場合に限り、「エターナル・サイバー」のような『召喚条件を無視して特殊召喚する』効果によって特殊召喚することができます。
「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」が「サイバネティック・ホライゾン」「ゲール・ドグラ」などの効果でエクストラデッキから直接墓地へ送られている場合や、『●』の方法による特殊召喚が無効になって墓地へ送られている場合、正規の方法で特殊召喚されたモンスターとして扱われませんので、「エターナル・サイバー」の効果であっても特殊召喚することはできません。また、「サイバネティック・レボリューション」などの効果により融合召喚以外の方法でエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターも同様に正規の方法で特殊召喚されたモンスターとして扱われませんので、「エターナル・サイバー」の効果で特殊召喚することはできません。
蘇生制限はちゃんと満たしてくれよな!って内容。
召喚条件無視系のカードの定番Q&Aですが、《エターナル・サイバー》はEXデッキに戻す効果もあるので、そっちの兼ね合いでちょっと戸惑う人もいるかもしれませんね。
《エターナル・サイバー》で蘇生を狙う場合は、一度正規の方法で特殊召喚してからにしましょう!
装備カードを装備していない「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」は攻撃できますか?
Question
装備カードを装備していない「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」は攻撃できますか?
Answer
装備カードを装備していない状況でも1回攻撃できます。装備カードを装備している状況では、その装備カード数まで1度のバトルフェイズに攻撃できます。
【朗報】装備カードを装備してない状況でもちゃんと攻撃できた!
流石に装備がないと1回も殴れない…ってのは笑えないのでねw
「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」が「強靭!無敵!最強!」の効果を適用した「青眼の白龍」と戦闘を行った場合、どうなりますか?
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「ブルーアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターは自身以外のカードの効果を受けず、戦闘では破壊されず、
そのモンスターと戦闘を行ったモンスターはダメージステップ終了時に破壊される。
(2):このカードが墓地に存在し、自分が「青眼の白龍」の召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
Question
相手フィールドに「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」が存在し、その『①』の『このカードは相手が発動した効果を受けない』効果が適用されています。自分フィールドには「強靭!無敵!最強!」の『①』の『自身以外のカードの効果を受けず、戦闘では破壊されず、そのモンスターと戦闘を行ったモンスターはダメージステップ終了時に破壊される』効果が適用された「青眼の白龍」が存在しています。
この2体が戦闘を行った場合、どうなりますか?
Answer
その場合、ダメージ計算時に自分は攻撃力の差分である2000のダメージを受け、自分の「青眼の白龍」は戦闘では破壊されず、そのダメージ計算後に相手の「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」は破壊されます。「鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン」は自身の『このカードは相手が発動した効果を受けない』効果が適用されている状況において、相手が発動した効果の処理時(チェーンブロックの処理時)に適用される効果を受けません。ただし、チェーンブロックの処理時以外で適用される効果は受けます。
一方で、「強靭!無敵!最強!」の『①』の『そのモンスターと戦闘を行ったモンスターはダメージステップ終了時に破壊される』効果は、「強靭!無敵!最強!」を発動したチェーンブロックの処理時に適用される効果ではなく、この効果の対象としたモンスターが戦闘を行ったダメージステップ終了時に適用される効果です。したがって、『発動した効果を受けない』モンスターに対してもこの処理を適用し、破壊することができます。
相手が発動した効果の処理時(チェーンブロックの処理時)に適用される効果を受けません。ただし、チェーンブロックの処理時以外で適用される効果は受けます。この一文、かなり重要な事が書かれていますね!
…この一文を含むQ&Aが全てなので、管理人からいう事は何一つありません!超分かり易い!
装備がなくても攻撃できて本当に良かった…
裁定担当のスタッフの方々、毎度分かり易いQ&Aを本当にどうもありがとです。
個人的には、装備カード無しでもちゃんと1回は殴れるって裁定が嬉しかったです(/・ω・)/
まぁ、装備ないから攻撃できないよー(攻撃力5000)ってのも可愛らしくはありますがw
コメント
キメラの効果後でもリリースによる特殊召喚ができるのは、わかりやすいのですが、「相手が発動した効果を受けない」は意外とわかりにくい(初心者には裁定聞いてもわかりづらいのでは)。普通に相手の効果を受けないでもよかったのでは。
完璧なようで意外と穴があるほぼ完全耐性的なものを突破するのはロマンがありますね。
「神の攻撃力は無限じゃない!デッキの枚数という限界があったのさ!」みたいな感じで。
何らかの数量を参照して攻撃回数が変わるカード、シューティングスター以外1回は保証されているように見えます
他にアウトなカードありましたっけ?
発動した効果を受けないってそんな弱点があったのか…
いわゆる残存効果なら受けるってことですね。実践に使えるかは別として、こういう穴を突くのはロマンにあふれる。
「相手のカードの効果を受けない」ってテキストなら、『強靭!〜』の処理は変わってたんでしょうね。やっぱりテキストは流し読み厳禁ですね。読まないと…