4月1日以降のマスタールールにて、一部テキストによって適用される効果処理が変更される例が公式HPにて公開されました。
とても重要な変更点になるので、各々熟読しておくようにお願いします。これは相当大きな変更点ですね。
ルール改訂に伴う処理内容の変更点
デッキに戻った、または、エクストラデッキに裏側表示で戻ったことによる、モンスター効果の発動について
テキストに記載されているものを除き、デッキに戻ったモンスターの効果や、エクストラデッキに裏側表示で戻ったモンスターの効果を発動する事はできなくなります。(必ず発動する効果も同様です。)
旧処理の例
「強制脱出装置」の効果が適用された「E・HERO アブソルートZero」の『このカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する』効果は発動します。
新処理の例
「強制脱出装置」の効果が適用された「E・HERO アブソルートZero」の『このカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する』効果は発動しません。
一番影響を受けるのは、例にある通り《E・HEROアブソルートZero》でしょうね。今までは出されると大体効果発動を許していた訳で、今後はバウンスする事で発動を防げるようになります。
効果の発動前に、発動する場所に存在しなくなったカードの効果の発動について
テキストには、そのカードの効果が発動する条件と、その効果が発動する場所が記されています。
(例えば、自身が召喚に成功した場合に発動するモンスターの効果であればフィールド、自身が墓地へ送られた場合に発動する罠の効果であれば墓地でその効果が発動します。)
効果の発動前に、発動する場所に存在しなくなった場合には、その効果を発動する事ができなくなります。(必ず発動する効果も同様です。)旧処理の例
「クリッター」をコストとして発動した「死のデッキ破壊ウイルス」の発動にチェーンして、「D.D.クロウ」の効果が発動し、墓地から「クリッター」が除外された場合でも、「クリッター」の効果は一連のチェーン処理後に発動します。(この場合でも、「クリッター」の効果は墓地で発動した扱いとなります。)
新処理の例
「クリッター」をコストとして発動した「死のデッキ破壊ウイルス」の発動にチェーンして、「D.D.クロウ」の効果が発動し、墓地から「クリッター」が除外された場合、「クリッター」の効果は一連のチェーン処理後に発動しません。
テキストに書かれている発動場所と実際に発動する場所が一致してないと効果が発動できなくなるという処理変更ですね。これは《D.D.クロウ》が状況次第で強くなる可能性がありますね。
墓地に送られた場合に発動する効果を持つモンスターがコストで墓地に送られたシーンとかに特に影響がありそうです。なお、既に効果を発動したモンスターを後追いで除外しても関係ないので要注意。
カードの効果を『発動するターン』に影響する、モンスターの召喚・特殊召喚について
一部のカードには、『この効果を発動するターン、自分は●●●モンスターしか特殊召喚できない』や、『このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない』など、そのターンに行えるモンスターの召喚・特殊召喚が、効果の発動条件に影響するテキストがあります。
このテキストは、記された内容のモンスターが召喚や特殊召喚に成功しているかどうかによって、その効果の発動が行えるかどうかが決まるものになります。旧処理の例
自分の「青き眼の乙女」の召喚が「神の宣告」で無効になったターンに、自分は「青き眼の激臨」を発動する事はできません。
新処理の例
自分の「青き眼の乙女」の召喚が「神の宣告」で無効になったターンに、自分は「青き眼の激臨」を発動する事ができます。
※「青き眼の激臨」の効果外テキスト”「青眼の白龍」しか召喚・特殊召喚”できない重要。
今までは召喚・特殊召喚したという事実が残って発動する事が出来なかったけど、今後は実際の結果を優先する事で発動する事が出来る様になった訳ですね。これは大きな変更点。
『1ターンに1度しか特殊召喚できない』モンスターの特殊召喚について
一部のカードには、『自分は「●●●●」を1ターンに1度しか特殊召喚できない』など、その同名のモンスターの特殊召喚が1ターンに1度のみと指定するテキストがあります。
このテキストは、記された内容のモンスターが特殊召喚に成功した回数を1度として数え、1ターンに1度のみ特殊召喚が行えるものになります。旧処理の例
自分の「HSRチャンバライダー」のシンクロ召喚が「神の宣告」で無効になったターンは、自分はこのターンに2体目の「HSRチャンバライダー」をシンクロ召喚や他のカードの効果で特殊召喚する事はできません。
新処理の例
自分の「HSRチャンバライダー」のシンクロ召喚が「神の宣告」で無効になった場合、自分はこのターンに2体目の「HSRチャンバライダー」をシンクロ召喚や他のカードの効果で特殊召喚する事ができます。
これもさっきの乙女の件に少し近い話で、実際の結果を優先するって事でしょう。特殊召喚が無効にされた場合は、成功してないから1度としてカウントしないって事ですね。
発動後、モンスターゾーンに特殊召喚される効果を持つ永続罠カードについて
『このカードは発動後、通常モンスター(爬虫類族・地・星4・攻1600/守1800)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う』効果を持つ「アポピスの化神」など、発動後モンスターゾーンに特殊召喚される永続罠カードは、その発動時の効果処理によって特殊召喚された際に、自身が置かれていた魔法&罠ゾーンが使用できるようになります。
旧処理の例
自分の魔法&罠ゾーンに5枚のカードがセットされている状況で、自分はその中の1枚である「アポピスの化神」を発動し、モンスターゾーンに特殊召喚しました。この場合、その「アポピスの化神」が置かれていた魔法&罠ゾーンは使用できない状態となるため、自分は新たな魔法・罠カードを、魔法&罠ゾーンに発動したりセットしたりする事はできません。
新処理の例
自分の魔法&罠ゾーンに5枚のカードがセットされている状況で、自分はその中の1枚である「アポピスの化神」を発動し、モンスターゾーンに特殊召喚しました。この場合、その「アポピスの化神」のカード自体はモンスターゾーンに置かれ、魔法&罠ゾーンが1ヵ所空いた状態となりますので、自分は新たな魔法・罠カードを、その魔法&罠ゾーンに発動したりセットしたりする事ができます。
罠モンスターによる魔法・罠ゾーンの圧迫問題を解決する変更点です。
今まではナチュラルにモンスターゾーンと魔法・罠ゾーンの計2か所を占有するカードだったので、これは良い変更点ですね。
慣れるまで大変そうだ
今までの感覚があるので、これは慣れるまで大変そうな変更点が多いですね。
しかし、慣れてしまえばこちらの方が直感的な部分が多いですし、最終的には分かり易いはずです。
とても重要な変更点なので、各々公式サイトを熟読しておくようにお願いします。【遊戯王OCG公式ページ】
軌跡ディスコード |
https://discord.gg/wveV7wv 気軽に参加( `・∀・´)ノヨロシクです |
軌跡ツイッター |
https://twitter.com/sangan103 面白かったりタメになったらフォロー&拡散ヨロシクです |
Amazon |
コメント
旧処理だと、無効にされたことで出てないから「青き眼の激臨」を発動できていたけど、新処理だと、召喚しようとして無効にされたという事実で「青き眼の激臨」が発動できなくなるって事か。…
ここ逆ですね 今回の変更で激臨がつかえるようになりました。
急いで修正しました。今は直ってます。ご確認よろしくです。
2番目の変更はノイドが一番強そう。
ディストピア貼っていれば墓地発動系のモンスターが場に出てもコスト墓地送り→除外で完封できますね。
海皇とか彼岸(ケルビーニとか)が辛いかな〜
というか今までノイドの効果って海皇に刺さらなかったんだ…。何回もデュエルしてるけど初めて知った(もう変わるけど)
あれ、これエクスクローラー達と交心との噛み合わせ悪くなってる…?
こんな重要な複数の変更点をこっそり発表する当たりがコンマイクオリティ…
罠モンスターが魔法罠ゾーンに置かれなくなるってことはサイクロンとかで破壊されなくなるのか
サイクロンは魔法罠を破壊するのであって魔法罠ゾーンにあるかどうかは関係ないです
罠モンスの裁定知らんかったわ
バジェ使いの知り合いは知ってるんかなぁ
バジェは罠カードとして扱わないのでこの裁定とは無関係っすね
バジェの優位点がちょっと減ったとも言えますが
つまりバウンスやデッキバウンスが強化されたと見て良いのかな
罠モンスターが二ヶ所占有する事初めて知った
装備カードはそのモンスターに重ねるって裁定は変更ないんですかね
装備カードを重ねるって裁定今初めて知ったわ。
実は(いつだか忘れたが)ルールブックに書かれた正式な置き方なんだ。ただ、これは裁定とは違うんじゃない?
DDクロウより戒めの龍みたいな対象取らずゾーンを移動させるカードの方が強化されるんじゃないか
戒め効果にチェーンして除去したら破壊された、離れた時の効果が発動しないんでしょ
星遺物の交信とクローラーはどうなるの!?
クラーラーデッキ終わり!?
インフェルノイドが超強化されてないですか?特にディストピア型が
相手の墓地誘発効果持ちをディストピアの効果でリリースを肩代わりしてそのままリリースしたカードを除外することで実質不発にできるようになりますよね?
これってさ…
アナコンダの効果止められても特殊召喚はできるってこと?
真紅眼融合止められても召喚・特殊召喚制限はできるってこと?
やばくね…
召喚・特殊召喚制限→召喚・特殊召喚です
真紅眼融合などの魔法罠は元々無効にされたら召喚特殊召喚できてた
その裁定にアナコンダみたいなモンスター効果が追随した感じ
アナコンダは発動したターンだから元から可能
エクストラのモンスターが裏側でエクストラにバウンスされたときって元からこの裁定だったような
サブテラー対竜星で導師で裏にしたボウテンコウを射手でバウンスした際にボウテンコウの効果は発動できない裁定でしたよね確か
裏側でってのはバウンスされる前の表示形式は関係なく、バウンスされた結果にデッキ、エクストラデッキに戻ってしまった(この場合非公開情報である場所に戻るため必然的に裏側となる)場合に発動できなくなるってことじゃないですか?
天変地異適応下でデッキトップに戻されたらどうなるんだろう?
確かにその状況は「効果は発動できない」が正解なんですが、ちょっと話が違いまして…
今回の裁定変更に関係なく、「フィールド上から離れた時or場合に発動する」効果を持つカードは、裏側表示の状態で離れた場合は効果を発動できないんです
その例ではエクストラデッキに戻していますが、たとえ破壊して墓地に送った場合でも効果を発動できないんです
castの書き方の問題
表側表示で場に存在したが、裏側除外効果で裏側除外されたモンスター、デッキ・エクストラデッキにバウンス効果によって戻ったモンスターの効果は発動しない(こちらは場での表裏問わず)が正しいです
恐らくペンデュラムが戻る時云々から「裏側表示で、」と書いたのが分かりにくい文になってしまった形ですね
星遺物の交心とエクスクローラーの相性が最悪になる裁定変更やめてくれよ……
星杯デッキの核になるイヴ禁止にするし(汎用シンクロにされたせい)、オルフェ以外の星遺物テーマほんと嫌いなんやなコンマイって
オルフェもきっちり規制はいってるし、
リイヴ貰ってスリーブ化もされて被害者づらとか不快だわ
罠モンスターに月の書打ったときに魔法罠ゾーン埋まってたらどうするの?
具体例があるから何となく分かったけれど、実際自分が使うカードがこれに該当してるのか気付かないと思うわ。
このルール変更ややこしスギィ!
終末召喚時、ダイナでチェーンして破壊した場合、終末の墓地送りの発動は無効になる。
この処理で良いのかな?
どなたか、教えて!
召喚した時点で終末は発動してるでしょ
ん?特殊召喚の件はわかったけど、通常召喚を神の宣告で無効にした場合もう一度通常召喚出来るって事?
召喚が無効になっても召喚権という権利自体は使ってるから無理
例えばカード効果で1ターンに一度しか召喚できないって状況で召喚権2回に増やしてれば
一度目の召喚無効にされたら召喚できてないからもう一回召喚できる