今日のお昼辺りから話題になっているルール改訂に関するあれこれについて。
twitterのトレンドに挙がるレベルだったので見かけた人も多いと思いますが、《クリッター》と《D.D.クロウ》の誤解拡散が本当にひどかったので注意喚起として記事にしました。
発動した《クリッター》の効果が《D.D.クロウ》の除外で無効になると思っている人は是非読んでいって下さい。
関連記事：【ルール改訂に伴う処理内容の変更点】4月以降のマスタールールの変更点【D.D.クロウが強化される可能性】
クリッターの効果がD.D.クロウで無効になると思っている人が読む記事
何のことを言ってるのか分からない人は上記のルール改訂記事をお先にお読みください。
他にも色々公開されていますが、今回は『効果の発動前に、発動する場所に存在しなくなったカードの効果の発動について』解説していきます。
そもそも、効果が無効になるとか今回は関係ない
テキストには、そのカードの効果が発動する条件と、その効果が発動する場所が記されています。
（例えば、自身が召喚に成功した場合に発動するモンスターの効果であればフィールド、自身が墓地へ送られた場合に発動する罠の効果であれば墓地でその効果が発動します。）
効果の発動前に、発動する場所に存在しなくなった場合には、その効果を発動する事ができなくなります。（必ず発動する効果も同様です。）旧処理の例
「クリッター」をコストとして発動した「死のデッキ破壊ウイルス」の発動にチェーンして、「D.D.クロウ」の効果が発動し、墓地から「クリッター」が除外された場合でも、「クリッター」の効果は一連のチェーン処理後に発動します。（この場合でも、「クリッター」の効果は墓地で発動した扱いとなります。）
新処理の例
「クリッター」をコストとして発動した「死のデッキ破壊ウイルス」の発動にチェーンして、「D.D.クロウ」の効果が発動し、墓地から「クリッター」が除外された場合、「クリッター」の効果は一連のチェーン処理後に発動しません。
twitterでは、何故か《クリッター》の効果が無効になる的な勘違いを多く散見しましたが、そもそも今回の変更に関して、効果の無効とかそんなことは一切関係ありません。
この変更は、発動条件を満たしたカードが、効果を発動する前に発動条件である場所から移動してしまうと、効果を発動出来なくなってしまうという変更です（必ず発動する効果も同様。）。
※発動した《クリッター》にチェーンして《D.D.クロウ》を発動し、その発動した《クリッター》を除外する事で効果が無効になるなんて事は絶対に無いのでご注意ください。
その他の例について
墓地効果以外の判例がリンクスの告知であったので、そちらについてもチェックしてみましょう。
例１
リバース効果を発動する前に再び裏守備にされてしまった例。リバースしたのに発動する前に裏側に戻っちゃった（白目）。対象をとらない効果が絡むとこういうのが結構起こりやすくなってるはずです。
例２
リバースしたけど発動する前にデッキに戻されてオワタ。リンクスのエイリンはとっても強そう。
例３
一連の処理過程で一度特殊召喚されてはいますが、一連のチェーン処理後にフィールドに《サイバー・プチ・エンジェル》がいないので効果の発動ができない。このパターンは割とあるので要チェック。
無効とか関係ないんでそこんとこよろしく！
あくまで、効果を発動出来るor出来ないに影響する変更であって、発動した効果を無効に出来るor出来ないとかには全く関係ありません。
確かに、結果的に《D.D.クロウ》が強くなるシーン（または刺さるデッキが出てくる）はありますが、《D.D.クロウ》が対墓地効果最強カードになるようなルール変更ではないのでお気を付けください。
twitterを見ていたらあまりにも誤解している人が多かったので、注意喚起として記事にさせていただきました。
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コメント
「発動」する前に所定の場所を離れるか、非公開情報になったら発動できない
捨てて発動や発動済みには無意味なのは変わらないので、チェーン後に発動させたく無いやつは事前に動かすように意識すれば良いのですね
デッキに同名カードのいらない墓穴指名者とか最強かな
ＤＤクロウが墓穴の指名者になったｗ とか言ってる人いたもんなぁ…
暫くは絶対勘違いする人増えるぞこれ…
まるでサイクロンで無効！のようだw
ルールを理解できない人は黙って墓穴の指名者とわらしちゃん使ってればいいんだよ！って感じになりつつある
実際それが安定ですしね
いやぁ墓穴の指名者って本当に強いですよね・・・
誘発で動きが阻害される！っていうファンデッキとか古いタイプのデッキとかでも墓穴の指名者3枚とりあえず入れておけば墓地メタにもなるし
誘発メタにもなるしで、個人的には昔のサイクロンみたいな枠な雰囲気です
最初からそういうルールなら簡単に理解できるんだろうけど、前提として旧ルールが頭にあるからスルッと入ってこないんだろうな
まあそれはそれとしてほとんどの人はちゃんと新ルールを読んでないだけだろうけど
そもそもダメステで発動できる効果を把握してる人自体が少ない
アンワ貼ってドーハスーラいれば自爆特攻による効果発動止めれるとか思ってる人わりと多いですよ
新ルールに関しては、爆アドさんのYouTubeの解説がすごいわかりやすかった
これが理解できないとか世の中にはバカが多いんだなって思った
あれ？もしかして天照大神+硫酸のチラ見せ除外コンボが出来なくなった…？(絶望)
できると思うよ。禁忌の壺も同様に、硫酸で表に一度なっているので、リバース効果は可能かと。
できません。Wiki参照。
すみませんが、どこのWikiのページでしょうか。
「硫酸のたまった落とし穴」のページをみてもわかりませんでした。
念のため、コナミに問い合わせしてみましたが、「2020年4月1日(水)に適用されるルールとなり、現時点ではご回答差し上げることができません。」ということでした。
そのため、リンクスだけではないでしょうか。
ただ、この後にルール変更の追加がある可能性もございますが。
何となく、《太古の白石》と同様になったイメージがあります。
あちらもエンドフェイズに墓地にないと発動できませんし。
得られる結果が一緒なんで(無効になったので発動しない、所定の場所にいないので発動しない)つい無効って言っちゃう気持ちも分かりますけどね
ルールは複雑そうに見えて複雑だぜ！
>>9
へ〜じゃあ僕ちゃんは頭いいんでちゅね〜すごいでちゅねー！
ようするに一連の処理が終わった後にあるべき場所にいないと効果発動宣言ができないということだな
しかし、“時”という一瞬の表現と違って“場合”という日本語はすべての瞬間を含むのではなかったのか？一瞬でもあるべき場所いたなら発動できないことはないはずだが、この点だけは旧ルールの方が分かりやすい
公式の文で大事なのはここよ「墓地から「クリッター」が除外された場合、「クリッター」の効果は一連のチェーン処理後に発動しません」
発動できないのであって無効してるわけじゃない、だから発動後にddクロウ使っても止められない
個人的にはタイミングを逃してるイメージだけど…..
コストや一連の効果処理で条件を満たした誘発効果が発動するタイミング(一旦保留になってチェーン処理後に発動する)をしっかり把握しているかどうかが理解へのカギだと思う
この現象にタイミングを逃すみたいな新用語があれば少しは浸透するかな？
最強転生の予言が成り立ってしまいそうな変更だなって思いました。場から墓地に行くのが発動条件ではなく処理が終わるまで墓地に居なきゃいけない裁定にしなきゃいけない理由も無いと思うんですがね。
分かりやすい説明ありがうございます。
スペルスピード1の誘発効果(クリッター)は他の効果にチェーンできないので、条件を満たした場合は一連の処理(ウイルスとクロウ)が終わった後に新しいチェーンブロックを作って処理する(複数の誘発効果が発動する場合はチェーンを組む)ので、すでに墓地に存在しなくなっているクリッターの効果は発動できないってことですね。
こうゆう無駄にルール変えるから色々言われるんだよな、おとなしくエクストラ関係だけ戻しときゃいいのに
かえってルールがややこしくなったような気がする
墓地で発動する効果だから墓地からいなくなったら一律無効ですでいいのでは？