『マスター・リンク』で【サイバースデッキ】は格段に強化されましたが、その強化はまだまだ続きます。
お次は、《サイバース・クロック・ドラゴン》をはじめとした融合「サイバース」に注目です。
アニメでの活躍で攻撃力が超強化されるってイメージの強いカードですが、《サイバース・クロック・ドラゴン》の強みはそれだけではありません。多角的に色々と考察してみたのでご覧ください。
サイバース・クロック・ドラゴン
まず注目すべきは、そのビジュアルの恰好良さ!
黒ベースに光沢のある紫のクリアパーツ、四つの鋭い眼光と翼…恰好良すぎます。
更に効果も強いってんだから隙が無さ過ぎますよね。
注目ポイント |
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クロック・スパルトイ、サイバネット・フュージョン概要
《サイバース・クロック・ドラゴン》を支えるカードとして、《クロック・ワイバーン》、《クロック・スパルトイ》、《サイバネット・フュージョン》が担う役割は非常に大きいです。支えるカードあってこそのエースですし、それらサポートもしっかりと把握しておきましょう。
《クロック・ワイバーン》 効果モンスター 星4/風属性/サイバース族/攻1800/守1000 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。このカードの攻撃力を半分にし、自分フィールドに「クロックトークン」(サイバース族・風・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。 |
汎用性の高い《クロック・ワイバーン》については個別に解説していますのでそちらをご覧ください。
関連記事: 【クロック・ワイバーンの汎用性の高さ】絶対正義トークン生成!超融合でエクストラリンクを完全突破!!
《サイバネット・フュージョン》 通常魔法 (1):自分の手札・フィールドから、サイバース族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。EXモンスターゾーンに自分のモンスターが存在しない場合、自分の墓地のサイバース族リンクモンスター(1体まで)を除外して融合素材とする事もできる。 |
手札・フィールドから融合できるのは従来の融合と同様。このカードの真価は、《クロック・スパルトイ》や《マイクロ・コーダー》でサーチ出来る「サイバネット」魔法カードである事と、条件付きで墓地のモンスターを融合素材化できる特殊効果にあります。
《クロック・スパルトイ》 リンク・効果モンスター リンク2/闇属性/サイバース族/攻 800 【リンクマーカー:右下/下】 サイバース族モンスター2体 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「サイバネット・フュージョン」1枚を手札に加える。 (2):このカードのリンク先にモンスターが特殊召喚された場合、自分の墓地のレベル4以下のサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。 |
《クロック・ワイバーン》1枚で展開して効果までキッチリと発動できる超有能な一枚。
このカード最大の特徴は、②効果を発動しなければEXデッキからの特殊召喚に関わる誓約が一切発生しないという点。要するに「サイバネット・フュージョン」サーチ側だけ利用して②を使わないという選択がとれるという事です。
誓約発生は効果発動後なので、上手くやれば発動しつつ盤面も確保って芸当も可能です。
リンク1やリンク2でも十分な打点が確保可能
この手の打点アップ効果はそれなりにリソースを払わないと効果を最大化できない傾向にありますが、《サイバース・クロック・ドラゴン》はリンク1で3500、リンク2で4500という破格の上昇率を誇ります。
打点を上げる為に墓地を無作為に肥やすという副次効果も優秀ですし、《クロック・ワイバーン》、《クロック・スパルトイ》を使えば展開も容易と隙がありません。
リンク3や4を混ぜると攻撃力5500、6500という超次元打点に到達しますし、デッキの軸にする価値・魅力は十分にありますよね。
効果破壊で魔法カードサーチというリターンの大きさ
これ、イマイチ話題になっていない気がするんですけど、相手によって効果破壊されるとデッキから好きな魔法カードを一枚サーチ出来ちゃうんですよ!
※《ソウルチャージ》でも《死者蘇生》でも《ハーピィの羽根帚》でもなんでもOK!
相手による効果破壊と言う事で相手依存と評価さるかもしれませんが、超打点化したモンスターを戦闘突破するのは困難ですし、全てのデッキが遅滞なくバウンスや除外を扱える訳ではない事を考慮すると発動機会は多いと管理人は考えています。
超融合による巻き込みやクロックワイバーンの有用性は別記事で
関連記事: 【クロック・ワイバーンの汎用性の高さ】絶対正義トークン生成!超融合でエクストラリンクを完全突破!!
《超融合》で相手のリンクモンスターを吸収する動きについては別記事で解説しています。ガッチリ決まったエクストラリンク(イヴリースは勘弁な!)を突破する事も可能という事で、注目度もかなり高そうです。
目玉カードなので積極的にプッシュしていきますよ!
一部内容が《クロック・ワイバーン》の記事と被ってはいますが、注目カードですしガンガンプッシュしてきます。
打点アップ&味方守護&切り返し用の魔法カードサーチ… 管理人はこういうカード好きだなぁ。
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コメント
このカード強すぎますね。
クロックワイバーンとともに規制かかりそうですね。
かなり出し易いですからねぇ いいカードだとは思います
パンプ効果がちょっと簡単すぎる気がします。魔法サーチがあるので出張させたいけどできるのかな?
クロック・ワイバーンも汎用性高いので色々混ぜれば不可能ではないかな?
スパルトイの②効果のトリガーとなりつつ素材にできるスペースインシュレイターどうでしょうか?
事前に用意しておけばスパルトイ出しただけで戻ってきてくれますねぇ~ 中継に使って墓地に落としておくの良さそう
魔法サーチはホントにおまけ程度だと思う
ぼっ立ちで相手ターンに回すようなカードでもないし、っていうかコントロール奪取されたら即死だし
精々うさぎとか底知れぬ絶望の淵に沈むようなカード踏み抜く時くらいじゃない?
狙ってするもんではないですが、おまけで付いている効果としてはやっぱり破格だと思います。効果にうさぎされて魔法を万能サーチできるモンスターなんて類をみませんし
相手の効果で破壊された場合以外の条件が書かれていませんね
破壊さえされれば除外されても良し、装備カード状態から破壊されても良しですね
何気にターン1が書かれてないからギミックを組めたら複数サーチもできそうですね
失礼。墓地に送られるの一文が抜けてました。現在修正したものが正しいテキストになってます。申し訳ないです。
マジシャンがサイバー族サーチだったのでシンクロあたりが罠サーチが着くのでしょうか……
ふむふむナルホド
わりと簡単に高い攻撃力を期待できる点はちと強力とは思いますが(遊戯王Wikiでもさっそく呪文が造られていますしw)、巷でも言われているように「逆転を目指せる高い攻撃力」「仲間を守る防御性能」「後に繋げる効果」とエース向け効果が多くて使ってて楽しいそうですね。
アニメでも(3)以外の効果が現状活躍してますし、中継ぎのサイバース・マジシャンとのコンビネーションもガチではともかくカジュアルだと面白い。コード・トーカーたちと絡めても面白いですし、CMでも俺のエースってPlaymakerも言ってますし……さあ、FWDくん、とっととせめてエラッタするんだ!()
もうこのカードがエースである事に異論がある人はあんまりいなさそう…FWDくん。