「コード・オブ・ザ・デュエリスト」に収録された《ゾンビーナ》と「エクストリーム・フォース」に収録された《ゾンビーノ》。二人は可愛らしいアンデット族の女の子と男の子。
兄妹のようにも見える二人だが、《ゾンビーノ》のフレーバーには不可解な事が書かれています。
「ふたりは とってもなかよし しんでもいっしょ よみがえってもいっしょ はなれることはない だから ふたりがであうことは もうにどとない」
この謎多きフレーバーについて本日は考えて行こうと思います。
言うまでもなく《ゾンビーナ》と《ゾンビーノ》…こういうカード管理人は大好きです( ˘•ω•˘ )
《ゾンビーノ》と《ゾンビーナ》の情報を整理
ゾンビーノ
通常モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻2000/守 0
ふたりは とってもなかよし
しんでもいっしょ よみがえってもいっしょ
はなれることはないだから ふたりがであうことは もうにどとない
森の洋館に住んでいる? | 奥に見える洋館が《ゾンビーノ》の住むお家なのだろうか? |
中身は骨である | ワイト状態のホネに肉と皮を継ぎ接ぎした体を持っているようです。手の部分は邪魔になるのでネイキッド状態なのだろうか? |
赤いリボンの毛虫 | 《ゾンビーナ》とよく似た赤いリボンを付けた毛虫が肩にのっています。この毛虫=ゾンビーナという見解もできますが、確証は何もありません。 |
茂みから見守る骸骨 | 《ゾンビーノ》を茂みから見守る骸骨の姿。この骸骨が《ゾンビーナ》という考え方もできますが、こちらも確証は何もありません。 |
たたずむ骨ネズミ | 足元には《骨ネズミ》が一体…。 |
ゾンビーナ
効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1400/守1500
(1):このカードが相手によって破壊された場合、
「ゾンビーナ」以外の自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
ゾンビーノと同じ地域? | 樹木の形状。群生するきのこ、植物の形状が《ゾンビーノ》のイラストに描かれているものと酷似する事から同じ森と考えるのが自然。 |
中身は同じく骨である | 《ゾンビーナ》の中身も骨です。こちらも指先はネイキッド状態ですね。 |
緑色の毛虫 | 《ゾンビーノ》の肩にリボンの毛虫がのっていたのに対して、こちらには緑色の毛虫がのっています。色味が違うので同一個体とは考えにくく、この毛虫が《ゾンビーノ》である可能性も…。 |
頬杖をついて見守る骸骨 | 茂みから見ていた《ゾンビーノ》側とは違い、こちらは隣で見守っているので距離が近いです。継ぎ接ぎの位置が同じなので同一個体である可能性が高いですが、こちらも確証はありません。 |
足元の骨 | あちら側で《骨ネズミ》がいた位置には骨が一本残っています。 |
「はなれることはない だから ふたりがであうことは もうにどとない」の意味を考える
「死んでも一緒、蘇っても一緒、だから二人が出会う事はもう二度とない。」
常に一緒なのに出会えない…その言葉の意味とは?
お互いに体を分け合った存在
常に一緒という点だけで見ると体を二人で分け合った存在という発想が生まれて来ます。
二人の体は青色と薄緑色の肌を接ぎ合わせて形成されていますが、それぞれの体を接ぎ合わせたのならば色が違う事にも説明が付きます。
しかし、そうなるときちんと二人とも存在できるので二度と出会えないという理由が分からない。
どちらか片方しか修復できず…もう片方は並行世界的なビジョンという可能性もあるが、イラストからではそれを読み取る事は出来ません。ただ、それだと見守る骸骨の存在に理由を付ける事は出来そうです。(外皮を得られなかったそれぞれ)
一つの体に二つの魂が宿っている説
一つの体に二つの魂が宿っていて、片方が覚醒するともう片方が眠りに付き、その間浮いた魂は毛虫の中に一時的にリザーブされる説。
言うなれば意思疎通が不可能だった序盤の遊戯状態とでも言いましょうか…。
でも、魂のシフトでビジュアルまで変わる…そんな都合のいい事が許される世界なのだろうか?そういう細かい事をつついてる無粋と言われそうではありますが、納得いくかどうかと言われるとやや微妙…ってのが本音。
毛虫に入っている時は意思疎通できないので会う事が実質できていないというのも分からなくもないが、見守る骸骨も余っちゃうしなぁ~( ˘•ω•˘ )
ゾンビーナの効果に対するアンサー
《ゾンビーナ》は相手に破壊されて墓地に送られた場合に墓地のレベル4以下のアンデット族を蘇生する効果を持っています。
《ゾンビーナ》が墓地に送られる⇒墓地の《ゾンビーノ》を蘇生する⇒一瞬墓地でニアミスするがすれ違い出会う事が出来ない。という見解も一応可能です。
ただ、これだと蘇っても一緒の部分に説明が出来なさそうなのが気になります。
結局の所、全ては推測の域をでないのです
色々と仮説を立ててはみましたが、結局のところ…推測の域を出るものはありません。
個人的には、ニコイチになったがゆえにいつも一緒で出会えないってのが切なくて好きかな…( ˘•ω•˘ )
髑髏と毛虫の存在をどう捉えるかで意味合いが大きく変わってくるので、人によって推測も大きく変化する事でしょうね。
皆さんのご意見ご感想を心待ちにしております(*’▽’)
コメント
悲しい2人・・・これはぜひ 通常モンスターを含むアンデットモンスター2体でのリンクを・・・ワイト救済にもなるし
ユニゾンビ的な存在が誕生しそうw
ワイトが2体…来るぞ管理人!
やったぞ攻撃力2000確定だ!
ゾンビーナの効果と「しんでもいっしょ よみがえってもいっしょ」の部分が合わないんですよね。フィールドと墓地にそれぞれいるから一緒、というのも考えられますが、あまりしっくりきませんし…
わたし、気になります!補完するイラストのカードが来てほしいところ。
同一個体なら全部納得できるような
やっぱり同一個体なんですかねぇ~
単純な事言ってしまいますが、ゾンビーノのフレーバーテキストの縦読みで「ふしは◯だ」に何か意味ないかなーと思います
一行余白があるのでそこに何か入りそう
確かに不自然な余白がありますね。あぶりだしかな?
あー縦読み…気付きませんでした(*´ω`*)
一つの体に二つの魂が宿っている説推し。
こういう話、好きだけど悲しい。
切ないですよねぇ~ 管理人も好きだけど悲しいです。
実は体が一つになっていて場合如って入れ替わるのかも
裏表って事?それはそれで凄い…
この2人に関係性があると思いたいのは思いたいですがやっぱりフレーバー自体はゾンビーナに関係なく、ゾンビーノが2里の人間の身体から作られている。
という解釈するのが1番スマートなんですよねぇ…
全て妄想に過ぎませんからね… 今後の展開に期待です。
まったく関係ないですがその猫の絵がかわいい・・・
管理人のお気に入りです。いらすとやさんありがとう
ゾンビーナがスコップであるのに対してゾンビーノの頭には斧が刺さっており、ゾンビーナのイラストよりゾンビーノのいる森は開拓されているように見えます
また、大きな屋敷とお坊っちゃんのような見た目からゾンビーノは開拓者側の家の御曹司あたりなのでは、と想像してしまいます
つまりは平和な森で暮らすゾンビーナ→開拓後の森の屋敷で暮らすゾンビーノって事で時系列が出来てるのでは
そう言われるとゾンビーナがよりかかってる木とゾンビーノが座ってる切り株は同じ木のような気がしますね
謎が謎を呼びますね… 時間が二人を隔てているとなるとそれはそれで切なすぎるが…
おぉなるほど
よく見てるなぁと素直に感心です
( ˘•ω•˘ )b
あー 時間軸が違うってことですか… 時が二人を分かつ要因なら色々とまた仮設がたてられそう。
画像の猫ちゃんが可愛いので許しました(何を)
可愛いからついつい頻繁に使っちゃいます。
二人のもう一人がゾンビーナである確証もないね。もうゾンビーナ関係ないんじゃね?
確かにそうかもしれませんね・・・・ 共通点が多いだけで別の者を指している可能性は十分にあると思います。
2人とも人間の頃の知り合いで、二人は死んでゾンビになった。でもゾンビになったのは肉体だけで魂そのものは二人とも毛虫に転生して、それぞれがお互いの魂の抜けたゾンビと一緒とか???でも二人が会えない理由は???
器と魂で考えるとまた新たな仮説が生まれてきそうではあります。会えない理由…理由か
パラレルワールドの自分説、ってなるともうアンデット関係ないね。
特集組んでくださりありがとうございます!
納得できる仮説は用意できませんでしたけどね…。
なんだかフレーバー内の「ふたり」って本当に「ゾンビーノ」「ゾンビーナ」のことなのかもわからん自分です。「ゾンビーノ」の手にした本?のお話とか。
あとは実は恐ろしい2人で、仲良しだった人間を「斧」で襲い、同じ場所に「スコップ」で埋めた(→しんでもいっしょ) 継ぎ接ぎガイコツは埋めた2人の骨やら何やらがごっちゃになってる(→よみがえってもいっしょ はなれることはない)
結果、「ゾンビーノ」「ゾンビーナ」に襲われた人間2人は「であうことは もうにどとない」なんて妄想を・・・ 長文失礼しました~
妄想に追記すれば、奥のお屋敷は2人に襲われた仲良し人間が住んでいた。
「ゾンビーノ」「ゾンビーナ」の衣服は襲われた2人のもの。
芋虫は襲われた2人の魂。 こんな感じでしょうか?
もしかしたらゾンビーナとゾンビーノは空っぽの器だったりするのかな? でも意識はきちんとありそうですしね~((+_+))
結構悲惨な話になってたぁ… 手に持つ本のお話という線も確かにあるのか…
ゾンビーナのほうの骨は頬杖して微笑んでいるようで、ゾンビーノのほうの骨は影からこっそり見ているような…
兄妹だったのだとしたら幸せでいてほしかったような
追記で、奥の屋敷の柵がゆがめられていますね
何かに襲われた可能性もありそうです、それで斧を持っている(何かに対抗するため)のかも
どうしても悲しいお話を想像してしまいます…。
かなりムリヤリかもしれないけど、アカシックマジシャンの後ろの2人に見えなくもない…
いやムリあるか。
でも色々と妄想するのは楽しいのでOK( *´艸`)
ゾンビーノ ゾンビーナの身体に魂は宿っておらず、芋虫の方に宿っていて身体を操っている。残る片方は骸骨の方に魂が宿るものの、意思疎通はできない。
無理矢理全部拾おうとするとこんな感じかな?で、魂は日によって入れ替わるか、パラレルワールドな設定なのかみたいな。
パラレルワールド設定ってのも意外としっくりきますね。イラストもフレーバーも本当に魅力的な一枚ですわ…
ゾンビーノが生きているとき(緑毛虫)はゾンビーナが死んでいて(スコップ人形)、
ゾンビーナが生きているときは(赤毛虫)はゾンビーノが死んでいる(オノ人形)?
背景の時間の進みは説明できるけど、ガイコツが分かんないな
考察材料が無さ過ぎて分からんってのは良くありますが…多すぎて分からんってのは逆に珍しいパターンですよね。
「ずっと」いっしょにいるから
改めて「であう」ことなどないという
超イチャイチャかも
であいのまえに わかれがあるなら
なるほど…そう来ますかw
ふと思い至ったので、考察してみました。
元々二人は芋虫で、相方が何らかの理由で死んでしまった。死んだ方はゾンビの体を得て蘇ったけれど、以前の記憶を無くしている。残された方は相方が蘇った事を知らずに「なんか似てるなー」と思いながらそばで見つめている。
そんなことを想像してみました。長文失礼しました。
優しいエピソード…(*´ω`)
・二人はとっても仲良し(ゾンビーノの背景の洋館で一緒に暮らす兄妹と仮定)
・死んでも一緒(洋館の柵が破壊されて何者かにそれぞれスコップと斧で襲われて二人は死亡したが外皮の損傷具合により妹が自身と兄の外皮を合わせゾンビーナとして蘇生、つまり兄が死んでもゾンビーナの一部として一緒に存在。但し、ゾンビーナの背景の骸骨は外皮を提供した兄であり、その魂はゾンビーナの肩に乗る毛虫に宿る。次文の「蘇っても一緒」なのはこの時のゾンビーナ視点)
・蘇っても一緒(ゾンビーナは何者かの手によって死亡した際に別の誰かを蘇らせる効果を持つ。これを利用すればゾンビーナの命と引き換えに骸骨である兄をゾンビーノとして蘇らせることができる。元々損傷具合により二人で一人分しか外皮が無いためゾンビーノの形成にはゾンビーナの外皮全てが必要となり、その結果としてゾンビーノの背景の骸骨は外皮全てを提供したゾンビーナであり、妹の骨である。これで妹はゾンビーノの一部であり、兄であるゾンビーノは蘇っても妹の一部を持つため一緒に存在。但し妹の魂はゾンビーノの肩に乗る毛虫に宿る。前文の「死んでも一緒」なのはこの時のゾンビーナ視点)
・離れることはない(互いに互いの一部が必要であるため)
・だから二人が出会うことはもう二度とない(前文により二人は体を形成した状態で同時に存在できないため)
余談としてゾンビーナのイラスト左下の骨は洋館に居たネズミか猫であり、ネズミならばゾンビーナの蘇生効果に伴い骨ネズミとして蘇った。猫ならばゾンビーノのイラストに存在する骨ネズミが猫への恨みを晴らした事後である。
このような事も想像できますね。細かく書いて長文になってしまいました。失礼しました。
いえいえ ご丁寧のどうもです。
今後もこのカードたちに続く何かがでてくれば数々の妄想の裏付けができそうなんですけどねぇ~ でも妄想するにはこれくらいの状況の方が逆に捗るとも言えますねw