王(ジェネレイド)は、レベル9モンスターを主軸とした最上級デッキです。
レベル9って聞くだけで「難しそう…」という考えが先行しますが、そこをうまく埋めるのもまた、カードゲームの面白さではないでしょうか?
今回は、そんなニッチ領域(レベル9テーマ)に、ポテンシャルは高いけどイマイチ煮え切らないテーマ(魔妖)を掛け合わせてみようと思います。
魔妖(まやかし)構築の強みと課題
「王(ジェネレイド)」と「魔妖(まやかし)」という異色の組み合わせが如何なる化学反応を見せるのか?
構築の強みと課題をいくつかピックアップしてみました。
妖狐を参照して《星遺物の胎導》を使う
《星遺物の胎導》は強力なレベル9サポートですが、その出力を安定させる為には、レベル9モンスターの安定展開が必要不可欠です。
《巨大戦艦 ブラスターキャノン・コア》等、セルフSS出来るレベル9モンスターを使うのも一つの手ですが、どうしても先手で使いづらかったり、コストがきつかったり、単体のパワーが低い等の課題がちらつきます。
そこで考案されたのが、《麗の魔妖-妖狐》で《星遺物の胎導》の発動を安定させて行く「魔妖(まやかし)」混合型です。
組み合わせる事で生まれる課題も勿論ありますが、実際問題、《翼の魔妖-波旬》と《星遺物の胎導》の2枚で完結できるのは結構魅力的です。
死の王ヘルの効果で相手ターン魔妖シンクロ達が活きる!
また、《死の王ヘル》の効果を使う事により、「魔妖」シンクロモンスターの効果を有効活用できるという利点もあります。
《死の王ヘル》の効果は相手ターンにも使える為、相手ターン「妖狐」や「天狗」と言った妨害ムーブも可能です。
とりあえず、先手「ニードヘッグ」、「ヘル」、「餓者髑髏」位の盤面が作れたら合格点と考えています。
誓約的に《星杯の神子イヴ》を使い辛い
御覧の通り、《星遺物の胎導》にかなり依存している為、本音を言えばサーチ手段である《星杯の神子イヴ》を使いたい所ですが、「魔妖(まやかし)」の誓約上、それは叶いません。
出来れば共存させたい所なんですが…そううまくいかないのが現実なのよね。
ジェネレイド側の動きができない時が鈍い
「王(ジェネレイド)」デッキというよりは、「魔妖(まやかし)」の強化プランとして「王(ジェネレイド)」を使うといった方が的確かも知れませんね。
ぶっちゃけた話、「イヴを放棄してまで採用するギミックか?」と言われたら…若干どころか、だいぶ返答に困るっていう…(笑)。
…まぁ、ダメそうなら別プランを考えれば良いだけだし、とりあえず「魔妖王」で組んでみようと思います。
コメント
アンワ軸の魔妖にヘルのみピン挿ししてます。
グローアップブルームでドーハスーラと選びながらリクルートできるのが強いです。
混合も面白そうだと思ったんですがフィールド魔法が被るのでやめました。王も豪快で面白そうなので組んでみたい。
王準構築で回したけど感覚ボスラッシュが出来てかなり楽しい。ただ場魔法がないとドローエンドになるから敗北は必至。
デッキスロット、引きたく無いパーツの存在などマイナス面もありますが、直接イヴに繋がらない出張パーツならサイキックリフレクターsもアリだと思います。針ファイバー経由でイヴ出せば一回だけ胎動サーチも可能です、強うかどうかは分かりませんが…
勿論浮夜城も作れる