王(ジェネレイド)新規を使ってみた感想をザザっと紹介!
既に使ってみた人はご存じだと思いますが、新カード《王の呪ヴァラ》と《影の王レイヴァーテイン》の2枚がとにかく強くって、もう【ジェネレイド】デッキに革命が起こりまくっています。
これまでの【ジェネレイド】のイメージと言えば、『ステージは強いけど事故る』『一部モンスターは良質だけど微妙なのも多い』って所だと思いますが、もうそんなイメージとはオサラバだ!
ヴァラのおかげで事故も減ったし、VFDに代わるランク9のエースも来たし、もういう事無いぜ!
王(ジェネレイド)新規を実際に使ってみた感想
「王の呪ヴァラ」が滅茶苦茶強い!
星9/炎属性/天使族/攻2500/守2500
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「王の呪 ヴァラ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが手札・墓地に存在する場合、
手札から他の「ジェネレイド」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(3):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「王の呪 ヴァラ」以外の「ジェネレイド」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
墓地発動可能!表示形式も問わない
星9/地属性/機械族/攻1500/守2500
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「鉄の王 ドヴェルグス」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは機械族モンスターを任意の数だけリリースして発動できる。
リリースした数だけ、リリースしたモンスターとはカード名が異なる、
「ジェネレイド」モンスターまたは機械族モンスターを手札から守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
この効果は相手ターンでも発動できる。
▲ヴァラはヘルとドヴェルグスの性質を併せ持つ!しかも攻撃表示で出せる!何故?
手札・墓地発動可能、コストは同名でもOK、特殊召喚の表示形式指定無し……。
効果無効による特殊召喚テキスト無し!③効果で特殊召喚するモンスターの表示形式指定も無し!
ドヴェルグスやヘルが守備表示で特殊召喚してるのに対し、平然と攻撃表示で特殊召喚できるヴァラってモンスターやば過ぎでは?―――このカード、色んな理を破りまくってる!!
②効果に伴う除外のデメリットは、当然エクシーズ展開でカバーするぜ(定番)。
天使族なのでディヴァイナーで墓地送りも可能です
星2/光属性/天使族/攻 500/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキ・EXデッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る。
このカードのレベルはターン終了時まで、そのモンスターのレベル分だけ上がる。
(2):このカードがリリースされた場合に発動できる。
手札・デッキから「宣告者の神巫」以外のレベル2以下の天使族モンスター1体を特殊召喚する。
ヴァラって何気に天使族なので、神巫で墓地送りにすることも可能なんですよね。
この流れで手札に「ジェネレイド」モンスター1枚でもあれば、そのままヴァラの効果を通してランク9エクシーズ展開(レイヴァーテイン)は思いのままって訳さ!
まぁ、神巫を使った展開ならもっと良いの沢山あるとは思いますが、ロプトルの補佐として採用して、ヌトスやヒエラルキアを落とすサブウェポン的な役割もとれるので良き!
リンク3/闇属性/サイバース族/攻3500
【リンクマーカー:左/右/下】
レベル5以上のモンスター3体
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
このカードはリンク素材にできない。
(1):リンク召喚したこのカードは他のモンスターの効果を受けない。
(2):種族と属性が異なるモンスター3体を素材としてこのカードがリンク召喚されている場合、
自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。
(3):相手がEXデッキからモンスターを特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「星遺物」モンスター1体を特殊召喚する。
あと、何気に《星神器デミウルギア》が簡単に出せるのも地味に気に入ってます(神巫でヴァラを落としてレベルUP、ヴァラの効果で自己蘇生&蘇生で高レベルが3体並ぶのだ)。
こうなってくると、埋葬の価値がかなり上がっているので、普通に《おろかな埋葬》とかもありか?
ヘルの立場を危うくするほどのカードパワーを感じました
星9/闇属性/アンデット族/攻 800/守2800
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「死の王 ヘル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体をリリースし、
そのモンスターとはカード名が異なる自分の墓地の、
「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
ヴァラの強さを実感すると同時に、ヘルの立場の危うさが頭を過りました……。
【ジェネレイド】における《死の王ヘル》って、トークンをコストにできない限りは、基本的には等価交換になりがちで、どちらかというと回った上であると便利……って感じのカードなんですよね。
更に付け加えるなら、守備表示での特殊召喚で打点運用し辛いって欠点もあって、どうしてもヴァラと比較してしまう点が散見されてしまいます。まぁ、「ヴァラが強すぎるだけ」と言ってしまえばそれまでですが、ヴァラの登場でヘルの立場は確実に危ういものになっている気がします。
「レイヴァーテイン」が滅茶苦茶強い!
ランク9/炎属性/天使族/攻2500/守2500
レベル9モンスター×2体以上
(1):「影の王 レイヴァーテイン」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は1000ダウンする。
(3):自分・相手ターンに、X召喚したこのカードをリリースして発動できる。
EXデッキから天使族モンスター以外の「ジェネレイド」Xモンスター1体を特殊召喚する。
その後、このカードが持っていたX素材の数まで、自分または相手の、
フィールド・墓地のカードを選んでこの効果で特殊召喚したモンスターの下に重ねてX素材にできる。
オルムガンド君の展開と複数素材吸収除去を一気にこなす凄い奴!
素材にできる範囲も、自分または相手のフィールド・墓地と広域で、カードの種類も問わず対象等もとらないの為、ありとあらゆる耐性を貫通しながら戦場を荒らしまくります。
オルムガンドを救済しつつ、テーマとしての地力も華麗にUPさせる見事な手腕。天晴れです。
天使族モンスター以外の「ジェネレイド」エクシーズってテキストも、今後の伸び代を期待させてくれる書き方で滅茶苦茶好感が持てますね!
素材吸収という除去スタイルが環境にマッチしている
対戦相手が【クシャトリラ】だったんですが、フィールド魔法・永続魔法等の置物をしっかり素材化できたり、《六世壊他化自在天》にチェーンして対象不在にしたり等、除去の質が環境にマッチしている印象が非常に強かったです。やはりX素材化は除去としての信頼が高いですなぁ……。
もうお荷物とは言わせない!オルムガンド覚醒
ランク9/地属性/爬虫類族/攻 ?/守 ?
レベル9モンスター×2体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「永の王 オルムガンド」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードの元々の攻撃力・守備力は、このカードのX素材の数×1000になる。
(3):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
お互いは、それぞれデッキから1枚ドローする。
その後、ドローしたプレイヤーは自身の手札・フィールドのカードを1枚選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
レイヴァーテインの感想を語る上で外せないのが、現在のオルムガンドの立ち位置です。
かつては、絶対強者(V.F.D.)の陰に隠れまくっていたオルムガンドですが、V.F.D.がいなくなり、更にレイヴァーテインという名の超絶サポートが来た現在の彼の強さは本物ッ!
「え?それってレイヴァーテインが強いだけでは?」
―――ってツッコミもあるかもしれませんが、オルムガンドがいなければレイヴァーテインの効果も使えない訳で、そこに上下は無いものと管理人は考えます。
オルムガンドの効果自体も「ジェネレイド」視点なら強く使えるシーンがちゃんとあるし、隣にハールがいたらマジで化け物級の働きをしてくれますからね!打点も高くてキルが捗るぜぇ!
墓穴の指名者だけはマジで怖い!
(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及び
そのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。
レイヴァーテインを使っていて一番怖かったのはやっぱりコレ!
リリースして発動する性質上、そこに《墓穴の指名者》を合わせれると目も当てられません。
星5/光属性/天使族/攻1700/守2300
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
(3):相手ターンに、手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。
このターン、お互いにカードを除外できない。
真面目にヤバそうだったので、除外に対する他の対策も兼ねて《アーティファクト・ロンギヌス》の採用を真面目に検討するレベルでした!【クシャトリラ】にも刺さるし悪くないか?
大満足の強化でした!
ハール&ロプトルの追加だけでもかなりの満足感でしたが、今回の強化は更に革命的な内容でしたね。これまでお仕えしてきて本当によかった(感涙)。
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