先日公開された最新のリミットレギュレーションにて、制圧系永続罠の内の1枚である《サモンリミッター》が新たに禁止カードとして指定されました。
昨今、この手の通るだけで互いのプレイヤーの行動を大きく抑制するタイプの永続魔法・罠への規制は厳しい傾向にありますが、制限を通り越して禁止まで行ってしまうのは、遂に来るところまで来たんだなーって感想を持ちました。
まぁ、実際、先攻有利を助長してしまう類のカードではあるので、《サモンリミッター》が禁止自体には文句は無いんですが、こうなってくると「次に規制される可能性のある永続魔法・罠が何なのか?」を探したくなるのが遊戯王系ブロガーとしてのsagaでして……。
という事で次に注目を集める可能性を持つ永続魔法・罠の候補について考えてみました!!
―――とは言っても、もう既に結構規制されまくってる為、候補自体はそこまで多くは無かったです(笑)。
制圧系永続魔法・罠規制加速!次の「サモンリミッター」枠は何だ⁉
この手の制圧系永続魔法・罠カードのレジェンドと言ったらやっぱりコレでしょ!
このカードのコントローラーはお互いのスタンバイフェイズ毎に700LPを払う。
700LP払えない場合このカードを破壊する。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、フィールドの全ての魔法カードの効果は無効化される。
《魔鍾洞》,《カイザーコロシアム》,《王宮の弾圧》,《虚無空間》等、他にも禁止されている凶悪なカードは色々とありますが、禁止状態からエラッタ解禁された上でエラッタ版が再度禁止にぶち込まれるって経歴を持っているのはこのカードだけ!!
―――つーか、このラインナップを見ていたら、流石に既存カードで並び立てるカードなんてない気がしてきました(笑)。

禁止になってるカードって、やっぱり納得できるだけの凄味みたいなものを持ってますね。こいつらに並び立てる可能性を秘めてるって相当凄い!
魔法使い族専用制圧札「魔法族の里」
フィールド魔法
(1):自分フィールドにのみ魔法使い族モンスターが存在する場合、相手は魔法カードを発動できない。
(2):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在しない場合、自分は魔法カードを発動できない。
実際、マスターデュエルでは既に禁止カードなので(真顔)!
互いに影響を及ぼす《王宮の勅命》が禁止なのに、一方殺できるこのカードが許されているという不思議。まぁ、自分フィールドに魔法使い族がいなくなった時点で状況が逆転するという虚弱性を持ってはいるんですけど、それにしても強い事に変わりありません。
フィールド魔法なのでアクセス手段も豊富ですし、滅茶苦茶強い魔法使い族テーマの隆盛次第では全然可能性ありそうな1枚だと思ってます。
あと、同じタイプの制圧札に《魔封じの芳香》がありますが、コチラも環境次第では規制される可能性はありそうですね。でも、流石に禁止までは行かない気がします。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、
セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない。
強烈なる除外メタ「次元の裂け目」,「マクロコスモス」
永続罠
(1):このカードの発動時の効果処理として、
手札・デッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚できる。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
《ディメンション・アトラクター》も制限になりましたしね!
この手の除外メタも環境次第ではあるんですが、実際、この2枚は海外で制限を経験した経歴を持っているので、世が世なら制限位までは行きそうな気がしてます。
でも、除外戦術を得意とするテーマの強みではあるし、里や魔封じよりは除去し易い事も考慮するなら、許されていて欲しいなぁーって気持ちは大きいです。
特に《マクロコスモス》はアムナエル強化まで生き永らえて貰わないと困りますからね!
個人的な大本命!噛み合えばスキドレ以上の強さ「能力吸収石」
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、モンスターの効果が発動する度に、このカードに魔石カウンターを1つ置く(最大2つまで)。
(2):このカードに魔石カウンターが2つ置かれている限り、フィールドの表側表示モンスターの効果は無効化され、お互いにフィールドの表側表示モンスターの効果を発動できない。
(3):自分・相手のエンドフェイズに、このカードに魔石カウンターが置かれている場合に発動する。このカードの魔石カウンターを全て取り除く。
個人的な大本命がコチラ!
上手く使えるデッキが限られるとは言え、噛み合い次第で《スキルドレイン》以上の強さを発揮する可能性を秘めているのは結構ヤバイと思うんですよねぇ……。
実際、【罠型炎王】とかこのカード1枚で負けたりするので、それこそ【炎王】レベルの噛み合いを持つテーマが新たに現れたりしたらやばそうな予感。
でも、このカードも流石に禁止はないよなぁ……(テーマでサーチし出したら話は別)。
でも、スキドレは1枚で踏ん張ってて欲しい

まぁ、現状1枚で踏ん張ってるカード達が更に規制されて禁止されちゃうって可能性の方が高くはあるかなぁ……(スキドレ等)。
でも、《スキルドレイン》は個人的に面白いカードだと思ってるので、1枚は残ってて欲しいですね(異論は当然認めます)。
コメント
この中なら里が一番いなくなりそうかなあ
だから後攻でも強く使える魔鍾洞を解除する必要があったんですね
スキドレ、能力吸収石が無くなっても《形勢反転》がある・・・・!(半分本音、半分冗談)
本音を言えば、永続罠や永続魔法って、トロイメア・フェニックスで簡単に割れるし、さらに対策するなら羽箒と大嵐の枚数増やせば十分だと思う……。羽箒と大嵐を両方制限解除してもなお永続が脅威なら、規制すればいいんじゃないかなと。
あまりに規制しすぎでテーマ外デッキで戦おうとしている人たちの楽しみを奪ってる気もして、デッキ構築の面白みが正直ちょっと薄れる部分もあるかな、、、
割るだけなら汎用EXモンスターで簡単に割れるが、現環境での永続罠パカはそのEXモンスターを決め打ちで妨害する布陣があったり、そもそも出させないカードを罠パカする感じになって単純に先行有利の象徴になるのよね
だから次々規制されるのはもう仕方ない
今1枚のカードで無理矢理低速化させようとしてもゲーム自体が破綻するのは魔鍾洞が証明している
サモンリミッターなんかモロそんな感じ
帚大嵐ライストが引けてるなら問題ないけどモンスター任せの除去は素材出した瞬間詰ませるか、スキドレなら手札捨てたタイミングで発動で計算を狂わせるのが主目的になる