大人気モンスター「サイレント・マジシャン」の軌跡を辿る
―――という事で、2024年1月27日発売『レガシー・オブ・デストラクション』にて「サイレント・マジシャン」新規となる《サイレント・マジシャン・ゼロ》が登場する事を記念して、皆大好き《サイレント・マジシャン》のOCGの軌跡（歴史）を振り返ってみました。
一応パックの看板はガンドラが飾ってはいますが、個人的には表遊戯のエースと言えば《サイレント・マジシャン》って印象が強く、個人的な好みも含めゴリゴリの推して行きたい所存！
勿論ソードマン派の人もいると思いますが、とりあえず今回はマジシャンのみ紹介していきます！
沈黙の魔術師：サイレント・マジシャンの軌跡
本記事で紹介する「サイレント・マジシャン」関連カードは以下の通り
Lvモンスターとしてサイレント・マジシャンLv4、Lv8が登場
星４/光属性/魔法使い族/攻1000/守1000
(1)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手がカードをドローする度に、このカードに魔力カウンターを１つ置く（最大５つまで）。
(2)：このカードの攻撃力は、このカードの魔力カウンターの数×５００アップする。
(3)：このカードに５つ目の魔力カウンターが置かれた次の自分ターンのスタンバイフェイズに、
魔力カウンターが５つ置かれているこのカードを墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから「サイレント・マジシャン ＬＶ８」１体を特殊召喚する。
星８/光属性/魔法使い族/攻3500/守1000
このカードは通常召喚できない。
「サイレント・マジシャン ＬＶ４」の効果でのみ特殊召喚できる。
(1)：このカードは相手の魔法カードの効果を受けない。
OCGに初めて「サイレント・マジシャン」が登場したのは、2005年7月21日にニンテンドーDS専用ソフト『遊戯王デュエルモンスターズ NIGHTMARE TROUBADOUR』の特典カード。
原作の超人気モンスターのOCG化という事もあり、当時もかなり反響は大きく、私個人でも「これを特典カードにするのかよグヌヌヌ……」ってなった事を今でも鮮明に覚えています。
どうにか3枚入手できないものかと色々思案しましたが、当時のきゃすと君的に同じDSソフトを3本も購入するのは流石に無理ゲーで、一セットで何とかやりくりしていました（笑）。
その後、『SD－ロード・オブ・マジシャン－』で再録される訳ですが、その頃には何とか3枚集まっていたので、再録発表で何とも言えない複雑な気持ちになったのを覚えています（若気の至り）。
もう20年近く前のカードですけど、Lv8の打点と耐性は今でも全然イケてるのが良いですよね。
相手の魔法カードの効果を受けない3500打点！シンプルに強い！そして美しい！至高の1枚です。
後続強化として「沈黙の魔術師サイレント・マジシャン」が登場！
星４/光属性/魔法使い族/攻1000/守1000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの魔法使い族モンスター１体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1)：このカードの攻撃力は、自分の手札の数×５００アップする。
(2)：１ターンに１度、魔法カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。
(3)：フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキから「沈黙の魔術師－サイレント・マジシャン」以外の
「サイレント・マジシャン」モンスター１体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
そして、初登場から約10年の時を経て待望の強化・テーマ化（？）として《沈黙の魔術師サイレント・マジシャン》が2016年6月4日発売の『デュエリストパック－王ファラオの記憶編』で登場！
魔法使い族モンスターをリリースするだけで手札から出せるお手軽さで、それでいて魔法カードを無効にできる制圧効果＆手札の枚数で打点が上がる強化持ちというかなり良い性能でした。
(1)：自分フィールドに「サイレント・マジシャン」モンスターが存在し、
自分の手札が相手より多い場合、自分・相手のバトルフェイズに発動できる
（このカードの発動と効果は無効化されない）。
お互いのプレイヤーは、それぞれ手札が６枚になるようにデッキからドローする。
(2)：自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「サイレント・マジシャン」モンスター１体を手札に加える。
しかも同時に《サイレント・バーニング》という専用サポートや、ソードマン＆マジシャンにまたがる関連カードとして《沈黙の魔導剣士－サイレント・パラディン》なんかも登場してました。
星４/光属性/天使族/攻 500/守1500
(1)：このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「サイレント・ソードマン ＬＶ３」または
「サイレント・マジシャン ＬＶ４」１体を手札に加える。
(2)：このカードがフィールドに表側表示で存在する限り１度だけ、
自分フィールドのモンスター１体のみを対象とする魔法カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。
(3)：フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
自分の墓地の光属性の「ＬＶ」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
まぁ、後者側は色々ネタにされてはいましたが、今になって見てみると、ソードマンLv3とマジシャンLv4を意識した奥ゆかしい効果で、これはこれで趣がありますよね。
あと、相変わらずイラストは可愛い（ネタにされがちだけどこれは大きなステータス）！
それにしても、《沈黙の魔術師サイレント・マジシャン》のイラストはいつ見ても本当にセクシーですよねぇ。なんだそのスリットは！けしからん！
いやぁ、真面目にもっとスリーブ買っておけばよかったなぁ……（後悔）。
そして2024年！光の黄金櫃と共に《サイレント・マジシャン・ゼロ》登場
星４/光属性/魔法使い族/攻1000/守1000
このカード名の(3)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：相手がドローした場合に発動する。
ドローした枚数分だけ、このカードのレベルを上げる。
(2)：このカードのレベルが元々のレベルより高い場合、その差分×５００だけこのカードの攻撃力はアップする。
(3)：自分フィールドに「光の黄金櫃」が存在し、相手が魔法カードの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、このカードのレベルを１つ上げる。
自分フィールドの《光の黄金櫃》を参照する必要があるとは言え、下級モンスターがシンプルに魔法に対して1妨害持っているのは流石に強いと言わざるを得ない！
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードは魔法＆罠ゾーンに存在する限り、モンスターの効果では破壊されない。
(2)：自分メインフェイズに発動できる。
「光の黄金櫃」を除く、「光の黄金櫃」のカード名が記されたカード１枚をデッキから手札に加える。
(3)：相手が墓地からモンスターを特殊召喚した場合、
手札から魔法カード１枚を捨て、その内の１体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送る。
しかも参照する《光の黄金櫃》がサーチ手段でもあるという至れり尽くせり構造。堪りませんね。
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：デッキから「光の黄金櫃」のカード名が記されたモンスター１体を手札に加える。
自分フィールドに「光の黄金櫃」及びそのカード名が記されたモンスターが存在する状態で、
このカードを自分・相手のバトルフェイズに発動した場合、
さらにお互いはそれぞれ手札が６枚になるようにドローする。
お約束みたいに《天よりの宝札》を意識してる《未来への沈黙》も良い感じで本当に言う事無し！
しかも今回はサイマジだけでなく表遊戯のエースたち全員（マシュマロン，ソードマン，マジシャン，ガジェット，ガンドラ）同時に使えるってんだから……もう最高過ぎなんだよなぁ……。
という事で発売日は来週！今からワクワクが止まらないぜ！
早く来週になれ！早く来週になれ！
―――って思う位にはワクワクしている自分がいる……。
新しいサイマジを早く使ってみたいぜぇ……。
コメント
元々、サイレントくくりでデッキ作ってました。
サイレント・ソードマンとマジシャン（沈黙と技名含む）ですが、光属性同士なので、結構まわります。《黒き森のウィッチ》をリンク素材に《聖魔の乙女アルテミス》にすれば、沈黙の魔術師もってこれるし。オネストもOK。
おろかな副葬で必殺技名落として、サーチにつながるし。
ただ、今回のは、「光の黄金櫃」のテーマ同士の方が相性いいので、元祖と混ぜるのは、思ったより厳しいかも。
沈黙さんのイラスト見るたびスリット頭おかしいなってなるし
いっつも皆その話するよなって思います
でもサイパラちゃんの頭おかしいスリットには誰も言及しないのはそういう格好するのがみっともない歳かどうかの差だろうなって思うとワクワク思い出しますよね