本日は、『QUARTER CENTURY ART COLLECTION』でも色々と再録された【霊使い】【憑依装着】関連カードについて少し語ってみます。
【霊使い】【憑依装着】と言えば、遊戯王のかなり初期から人気を博したカード群で、これまで様々関連カード・派生カードが登場しています。
それこそ、単独でストラクチャーデッキ(ストラクチャーデッキ-精霊術の使い手-)が出た上で、フルレア仕様の特別バージョンが出る程の人気テーマですからね。そろそろ次なる強化や新規が来てもおかしくない頃合いだと思うんですよね!
アーコレで高レアリティ版が沢山出た事ですし、「そろそろどうですか?」ってお話。
霊使い・憑依覚醒について振り返る
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転換期と呼べるような大きな動きが4つ位あったので、今回はそこにフォーカスを当てながら霊使い・憑依覚醒について振り返っていきます。
霊使い,憑依覚醒の登場
【霊使い】が初登場したのは2005年2月24日発売『THE LOST MILLENNIUM』。※《古代の機械巨人》が表紙の第4期第四弾パック。
このタイミングで地属性から風属性までの4属性が揃って登場しました。
その次の弾の『CYBERNETIC REVOLUTION』で各属性(四属性)の霊術が登場し、その次の弾の『ELEMENTAL ENERGY』(2005年8月11日)で【憑依装着】が収録されたので、ここら辺の展開はかなり計画的に進められていたのが伺い知れます。
ちなみに《逆巻くエリア》等の「〇〇するシリーズ」は2006年2月16日発売『ENEMY OF JUSTICE』なので少し間があいてます。
更に言うなら、闇と光を司るダルクとライナの登場は更に後の『THE DUELIST GENESIS』(2008年4月19日発売),『THE SHINING DARKNESS』(2010年2月20日発売)って感じなので、徐々に徐々に時々掘り返される枠って感じで落ち着いて言った感じですね。
リンク霊使いの登場
その後も時々枠として使い魔モンスターがリメイクされたりとかしてたんですが、大きな動きも無く約10年近くが経った……そんな時、現れたのが彼女でした!
《灼熱の火霊使いヒータ》を皮切りに登場したリンク霊使いシリーズ!
相手の墓地から該当する属性のモンスターを拝借する超汎用カードシリーズで、今でも余裕で活躍し続けている凄いカード群です。
属性参照系のサポートリンクの決定版と言っても過言ではない良カードで、当時は新カードの情報として収録が決定するだけで界隈がざわついたものです(既に懐かしさある)。
霊媒師シリーズの登場
星5/風属性/魔法使い族/攻1850/守1500
このカード名はルール上「霊使い」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカードと風属性モンスター1体を捨てて発動できる。
デッキから「風霊媒師ウィン」以外の守備力1500以下の風属性モンスター1体を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性以外のモンスターの効果を発動できない。
(2):このカードが手札に存在する場合、自分の風属性モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
そして、次に現れたのが『Vジャンプ(2020年1月号)付属カード』として現れた《風霊媒師ウィン》をはじめとした【霊媒師】シリーズです。
こちらは、属性サポートの側面を尖らせる事により、より専門的なカードになったって感じですね。現状、環境でバリバリ使われてるって事はないですが、カードパワーはそこまで低くないので、どこかのタイミングで爆発しそうな可能性は秘めていそうです。
あと、コチラはまだ光と闇が出ていないので、ライナ,ダルクの登場にも期待がかかっています(まぁ、その内出るやろ……の精神)。
憑依覚醒使い魔たちの登場
そして、満を持して登場したのが『ストラクチャーデッキ-精霊術の使い手-』。
星5/地属性/獣族/攻2000/守 200
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは自分フィールドの表側表示の、
魔法使い族モンスター1体とレベル4以下の地属性モンスター1体を墓地へ送り、
手札・デッキから特殊召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で特殊召喚した時に発動できる。
自分の墓地からレベル4以下のモンスター1体を効果を無効にして特殊召喚する。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「地霊術」カードか「憑依」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
該当モンスターを墓地に送る事で手札・デッキからいきなり出てくる超システムを搭載した「憑依覚醒使い魔」達や、無効とサーチを同居させたフィールド魔法《大霊術-「一輪」》の新録、あと、大量の絵違いカードの収録も印象的でしたね!
そんなストラクの発売から既に約5年……。
テーマとしての強化と呼べるような新規は随分とご無沙汰になっているのが現状です。
―――しかーし、先日発売された『QUARTER CENTURY ART COLLECTION』での大量再録!……これは何かの吉兆と見て良いのではないのか?
東京ドームイベントの時にフルレアバージョンのストラクも発売したし、そろそろドドーンと強化されるような新規が出ても良い頃合いなんじゃないですかねぇ……チラッチラッ。
とりあえず、まだ見ぬ霊媒師と憑依覚醒使い魔に期待!
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とりあえずライナ&ダルクの霊媒師と、《ハッピー・ラヴァー》と《D・ナポレオン》の憑依覚醒は出ると思うので、そこを抑えつつ更なる可能性を見せて欲しいと思う今日この頃。次はエクストラデッキから音もなく融合モンスターが出てきたりしてね……。
コメント
メタビでない霊使いデッキ使ってる身としては、とりあえず憑依覚醒と憑依解放の両方を構えられるようになる初動の増加と、相手の妨害ができるエースモンスターが最低限欲しいところ
正直なんもかんも足りないのが現状なのですけど、最低限この辺は欲しい
6属性として扱うクソデカ融合体とか出てきそう