主人公のエースモンスターでありながら規制されてしまっていた「FWD」こと《ファイアウォール・ドラゴン》が、テキストエラッタを受けて約2年ぶりに帰って来ました!
まぁ実際ぶっ壊れてたカードなので、当然と言えば当然なエラッタなんですが、ぶっちゃけた話、エラッタ後のFWDってどうなんでしょうか?
内容的にも単なる名称ターン1追加って訳でもないので、これは結構判断が難しそうに見えます。
10期未経験の方も多いと思うので、改めてFWDについてみていきますかねぇ…。
ファイアウォール・ドラゴンのエラッタ解禁どうでした?
変更点としては以下の通り
- 効果①②に名称ターンがつく
- ②効果で特殊召喚できる範囲がサイバース限定に
【エラッタ前】
リンク・効果モンスター
リンク4/光属性/サイバース族/攻2500
【リンクマーカー:上/左/右/下】
モンスター2体以上
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、このカードと相互リンクしているモンスターの数まで、自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードのリンク先のモンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。手札からモンスター1体を特殊召喚する。【エラッタ後:2021年1月1日から適用される新テキスト】
リンク・効果モンスター
リンク4/光属性/サイバース族/攻2500
【リンクマーカー:上/左/右/下】
モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、このカードの相互リンク先のモンスターの数まで、自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードのリンク先のモンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。手札からサイバース族モンスター1体を特殊召喚する。
②効果がサイバース族指定になったのは気になりますが、何でも出せるのはやっぱりバグっぽい動きですし、これはむしろ本来あるべき姿と言うべきかも?
これならエラッタ後でも使われそうですし、悪くない調整に見えます。
素材指定が滅茶苦茶緩い!
モンスター2体以上という超絶緩い素材指定は健在ッ!
中継をかます事なく《スケープ・ゴート》一枚から出てしまう素材指定はやっぱり脅威です(※勿論、スケゴを使ったターンには出せません)。
やっぱりトークンを使えるかどうかってのはデカいと思います。
墓地蘇生で全ての効果を使えるのが強い!
墓地から蘇生して強いリンク4ってのも注目ポイント!
①効果には、「このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ」という縛りがありますが、墓地を経由すれば再利用する事が可能です。
リンクモンスターには「リンク召喚した〇〇」というテキストを持つモンスターも多いので、墓地から蘇生して全ての効果を活用できるのは見どころの一つではないでしょうか?
①効果は除去にもコンボにも使える
フリーチェーンのバウンス効果ってだけでも大概強いんですが、この効果のポイントは、自分または相手の、フィールド・墓地を対象にできる点にあります。
例えば、グルグルして墓地に落ちた「未界域」モンスターを手札に戻して再度グルグルしたり、墓地の手札誘発モンスターを手札に戻して構えたり、状況に応じて柔軟な択をとる事ができます。
手札に戻す数自体は相互リンク数に依存しますが、妨害にもコンボにも使えるのは実際破格です。
プロキシー・ホースが使いやすくなりそうですねぇ
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《プロキシー・ホース》
効果モンスター
星4/光属性/サイバース族/攻1100/守1100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードをサイバース族モンスターのリンク素材とする場合、手札のサイバース族モンスターも1体までリンク素材にできる。
(2):自分エンドフェイズに墓地のこのカードを除外し、サイバース族リンクモンスターを含む自分の墓地のリンクモンスター2体を対象として発動できる。そのモンスターをEXデッキに戻す。
『Vジャンプ2月特大号』付録カード《プロキシー・ホース》との相性は純粋に良さそう…。
これなら召喚権の覇権争いが激しいサイバースデッキでも、《ファイアウォール・ドラゴン》から更に展開を伸ばすルートが模索できそうです。召喚権の食い合い問題さえクリアできれば《プロキシー・ホース》は文句なしの性能だと思うので、これはかなり期待ッ!
付録カードになる時期から考えてもこの二つはかなり意識されてるでしょうしねぇ…。
ファイアウォール・x・ドラゴンで特殊召喚できるようになりました
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/サイバース族/攻2500/守2000
レベル4モンスター×2体以上
(1):X召喚したこのカードの攻撃力は、このカードとリンク状態になっているリンクモンスターのリンクマーカーの数×500アップする。
(2):このカードのX素材を2つ取り除き、自分の墓地のリンク4のサイバース族リンクモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードとリンク状態となるように自分フィールドに特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できず、直接攻撃できない。
《ファイアウォール・X・ドラゴン》の効果で《ファイアウォール・ドラゴン》を特殊召喚できる!
本来なら想定されていた動きなので当たり前ではありますが、この動きが遂に可能になる訳ですね!
蘇生する事で《ファイアウォール・ドラゴン》の①効果を再利用する流れも可能ですし、これは是非とも狙っていきたいコンボです。
何のデッキに入れようかなぁ…。
かつては全てのデッキに入る勢いすらあったモンスターですが、これなら流石にデッキは選びそうですよね!(実際、禁止されるまでは採用率トップのリンクモンスターだったので…)。
まぁ、とりあえず使えそうなデッキの選定から始めましょうかねぇ…。
あと、FWDの帰還でサイバース族デッキがどんな変貌を遂げるのか、純粋に興味がありますね。
コメント
なんかあるべき所に収まった感がすごいですね
やっぱ過去のテキストは誤植かなんかで、こっちが本来の姿だったんじゃないかと思うほど
こんくらいのエラッタならヴレインズ放送中にできたろと思いました
これを放送中に行うべきだったろうに・・・
サイバースって展開は得意だけど手札補充が苦手なイメージあるから(2)は縛りさえあれば無制限でもそこまで暴れなさそう。(暴れる可能性を先んじて潰すのはいいことだけど)
この効果の方が本来の効果っぽくみえるな~
展開力はあったけどサイバネット・コーデックが来るまで中々アドバンテージを取れないと評判の種族だったからね
逆に言えば各種サポートが充実した今なら使いこなせる可能性も高い
2枚目のイラスト違い出した時にさっさとエラッタすれば良かったのにいつまでもしなかったのはなんなんですかね
素材緩いのは変わらないのがいいですね
最初からそうしとけと
①の汎用性は残ったままなのも踏まえるとまあ妥当な路線に持ってきてるかなと
エラッタ時期的に言いたいこと出てくるのはまあ分かるけど…
バグが直ったのはいいけど巻き添え規制喰らった被害者たちはまだまだ帰ってこれなさそうだ
まぁこいつのせいで禁止されたカードってこいつがいなくなればセーフなのかと言えばそうでもない連中ばっかだししゃーない
バグキャラがバグを利用してただけにすぎんからな
これを機に修正しとくべきカードたちよ
KONAMIさんって結構馬鹿だよね。
ヴェルテアナコンダにも捕食植物限定の交換にしたら、ドラグーンは禁止にならなかった説。
ドラグーン本人乙
ドラグーンさんがスマホ弄ってる図…シュールだな。
ドラグーンはアナコンダ禁止ぐらいじゃ止まらんよ。
しかも真紅眼融合が制限行きに逆戻りするよ。
@イグニスターの妨害要員として使えるかも?
リンク1で相互作れるのが少ないからちょっと重いかもしれないが
リンクモンスターメインのデッキならとりあえず入れておけばいろいろ回収できていいかもしれない
継ぐものとか欲しくなりますね
エラッタされて第二の人生を順調に歩んでいけそうですね。
エラッタによって人生を奪われるのが普通なので本当に良かったです。
イビルツインにお試し採用してみようかな?
初めて見たとき(エラッタ前)もちろんターン1だと思ってたから強いなーくらいにしか思ってなかったな
フィールドに表側表示で存在する限り1度だけはそのままだけど、1・2効果ともカード名のターン1縛りが付いたのだから、一度使えば、墓地から復活してもそのターンでは使えないですよね?
あと、素材もサイバース族縛りでよかった気がします。
先攻ワンキルの元凶のイメージしかないので、あまり喜べないかな。
それなら犠牲になったカードをエラッタしてあげればいいのに。
他のカードを身代わりに見苦しく規制を逃れ続けたくせに、自分だけさっさと「最初からそう書いておけ」という体でエラッタ出所してきたクズの中のクズ
規制されて相手ターンで動けるサイバースがいなくて妨害札無くなっていたので嬉しいですね。過去作のエースのようにはなれなかったものの、プレメデッキで使い続けていきますよ