出張性ばかりに目を向けるのもアレなんで、今日は【斬機デッキ】における《塊斬機ダランベルシアン》の動き・役割を少しご紹介します。
2枚から安定して《炎斬機ファイナルシグマ》を立てられるようになったのはデカイですね!
塊斬機ダランベルシアン
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《塊斬機ダランベルシアン》 エクシーズ・効果モンスター ランク4/地属性/サイバース族/攻2000/守 0 レベル4モンスター×2体以上 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがX召喚に成功した場合、このカードのX素材を以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。 ●2つ:デッキから「斬機」カード1枚を手札に加える。 ●3つ:デッキからレベル4モンスター1体を手札に加える。 ●4つ:デッキから魔法・罠カード1枚を手札に加える。 (2):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。自分の手札・墓地からレベル4の「斬機」モンスター1体を選んで特殊召喚する。 |
収録:【Vジャンプ10月特大号】
任意のモンスター・魔法・罠カードをサーチ出来る部分が話題になりがちですが、テーマカードである以上、「斬機」デッキにおける役割・強みは重要なポイントになります。
2体素材からの「斬機」カードサーチ・自身リリースにも対応した特殊召喚効果。
テーマカード的な観点から見ても、《塊斬機ダランベルシアン》は隙の無い仕上がりのカードです。
斬機モンスター2種から《ファイナルシグマ》
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《炎斬機ファイナルシグマ》 シンクロ・効果モンスター 星12/炎属性/サイバース族/攻3000/守 0 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードはEXモンスターゾーンに存在する限り、「斬機」カード以外のカードの効果を受けない。 (2):EXモンスターゾーンのこのカードが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。 (3):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「斬機」カード1枚を手札に加える。 |
中でも「斬機」モンスター2枚からの《炎斬機ファイナルシグマ》の動きは必見!
どんな組み合わせも成立する訳ではありませんが、特定の「斬機」モンスター2枚で強耐性シンクロモンスターを展開できるのは魅力的です。
用意するもの |
- 斬機マルチプライヤーorナブラ
- 残機サブトラorアディオン
※ナブラの場合はナブラ効果でマルチプライヤーを引っ張りだす必要あり。
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手順 |
- 《マルチプライヤー》召喚
- 手札の《サブトラ》or《アディオン》効果で自身SS
- 《マルチプライヤー》と《サブトラ》or《アディオン》で《ダランベルシアン》をエクシーズ召喚
- 《ダランベルシアン》効果でデッキから《シグマ》をサーチ
- 《ダランベルシアン》効果で墓地の《マルチプライヤー》SS
- 《シグマ》効果で自身SS
- 《マルチプライヤー》効果でレベルを8にして8+4で成立
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《斬機マルチプライヤー》 効果モンスター 星4/地属性/サイバース族/攻 500/守2000 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドのサイバース族・レベル4モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルをターン終了時まで8にする。 (2):このカードが墓地へ送られた場合、EXモンスターゾーンの自分のサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで倍になる。 |
《サブトラ》or《アディオン》の部分は他の展開札で代用しても良いですが、墓地に《マルチプライヤー》を用意しておく事・手札or墓地に《シグマ》を確保する事は絶対条件となります。
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《炎斬機マグマ》 シンクロ・チューナー・効果モンスター 星8/炎属性/サイバース族/攻2500/守 0 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが戦闘でモンスターを破壊した時、相手フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。そのカードを破壊する。 (2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「斬機」魔法・罠カード1枚を手札に加える。 |
なお、《マルチプライヤー》が無い場合でも《炎斬機マグマ》は展開可能です。
《斬機方程式》を絡めた展開方法
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《斬機方程式ザンキホウテイシキ》 通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分の墓地の「斬機」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。 |
《シグマ》が初手にあり、《サブトラ》or《アディオン》の部分を《シグマ》で補わざるを得ないシーンは、《斬機方程式》を絡める事で《炎斬機ファイナルシグマ》にアクセス可能です。
用意するもの |
- 斬機マルチプライヤーorナブラ
- 残機シグマ
※ナブラの場合はナブラ効果でマルチプライヤーを引っ張りだす必要あり。
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手順 |
- 《マルチプライヤー》召喚
- 手札の《シグマ》効果で自身SS
- 《マルチプライヤー》と《シグマ》で《ダランベルシアン》をエクシーズ召喚
- 《ダランベルシアン》効果でデッキから《斬機方程式》をサーチ
- 《ダランベルシアン》効果で墓地の《シグマ》or《マルチプライヤー》SS
- 《斬機方程式》効果で《シグマ》or《マルチプライヤー》SS
- 《マルチプライヤー》効果でレベルを8にして8+4で成立
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「斬機」カードなら何でもサーチ出来るおかげで、かなり柔軟な動きが可能になっています。
《マルチプライヤー》以外の展開手段は「斬機」以外でもOK(フォトすらとかでも可)ですし、かなり安定して《ファイナルシグマ》にアクセスできることが分かりますね。
これなら確かに《サイバネット・マイニング》いらずかも?
あった方が便利だとは思いますが、これなら確かに《サイバネット・マイニング》への依存度はかなり下がりそうです。
手札コストが気になっている人は、思い切って《サイバネット・マイニング》を外してみても良いかもしれません。
コメント
レベル4サイバースが2体いれば良いという事でワンタイム・パスコード入れてるけど中々良いですよ
先行の初動はバランサーロードが欲しいルートが多いのでマイニングも入れてますが
手札にナブラと特殊召喚できるサイバース族があれば4体でファイナルシグマを出せるので、ニビルの来日に備えてサイバネットマイニングを入れた構築にしてます。
あー、いつもの斬機とほとんど変わらないパターンね(使ってればわかるが結局マルチシグマで〆のパターン)