『黎銘機ヘオスヴァローグ』効果考察｜パワーボンドで出せば実質タダ！魔法・罠無効が頼もしいぜ

今日は、2024年7月27日発売『レイジ・オブ・ジ・アビス』に収録される新カード《黎銘機ヘオスヴァローグ》について見て行きます。

『TACTICAL-TRY DECK 終撃竜サイバー・ドラゴン』を意識したであろう素材指定・効果を持つ光属性の機械族モンスターで、ビジュアルもどことなくサイバーツインっぽい印象を受ける1枚。

「このビジュアルで攻撃力0ってどういう事？」って思う気持ちはありますが、実はこの攻撃力0がかなりいい仕事してるんですよね。《パワー・ボンド》が実質タダはお得だわぁ……。

「黎銘機ヘオスヴァローグ」効果考察

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Vジャンプ9月特大号掲載記事：第3回　『RAGE OF THE ABYSS（レイジ・オブ・ジ・アビス）』の収録カードを公開！②https://t.co/JNiKdLI24L#遊戯王 #OCG pic.twitter.com/xNccUULhSw

— 【公式】YU-GI-OH.jp (@yu_gi_oh_jp) July 9, 2024

融合・効果モンスター
星７/光属性/機械族/攻 0/守2800
機械族・光属性モンスター×２
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが融合召喚した場合に発動できる。
次のターンのスタンバイフェイズに、融合召喚する効果を持つカード１枚を自分の墓地から手札に加える。
(2)：相手が魔法・罠カードの効果を発動した時、
自分フィールドの表側表示の機械族・光属性モンスター１体または
自分の墓地の機械族・光属性モンスター２体を除外して発動できる。
その発動を無効にする。

収録【レイジ・オブ・ジ・アビス】

パワーボンドが実質タダ⁉先攻の択としてかなり良さそう

融合召喚に成功すると融合召喚する効果を持つカードの回収を予約できるという1枚。

融合召喚に成功してるって事は、融合召喚する効果を持つカードが墓地に落ちてるのが普通なので、回収先で困る事は基本的に無いはず。しかもコレ、カードの種類に指定が無いので、魔法・罠だけでなくモンスターも回収できるのがかなり器用ですよね。まぁ、大体魔法カードを回収する事にはなるんでしょうけど、状況次第ではモンスターや罠も選択できるってのは良いですね。

あと、このカードを語る上で外せないのが《パワー・ボンド》の存在！

攻撃力0なので《パワー・ボンド》で融合召喚しても攻撃力は0のまま。それ即ち、エンドフェイズに受けるダメージも0って事なので、先攻でも気軽に《パワー・ボンド》できちゃうのだ。

しかも、《パワー・ボンド》は次のスタンバイフェイズに回収できますからね。これは実質タダ！

魔法・罠の効果発動を無効にする妨害効果

すすんで先攻をとる方で無いにせよ、先攻をとった際の行動が増えるのは良い事ですよね。

2妨害位では心許ないかもしれませんが、今後はインフィニティ＋ヘオスヴァローグで先攻制圧するなんてシーンも割と見る事になるんじゃないでしょうか？

ナイスなカードだが、「超融合」はちょっと怖い

ただ、素材指定的に《超融合》はちょっと怖い存在ですよね。

それこそ、インフィニティ＋ヘオスヴァローグ盤面とか敷くと、これ1枚で妨害を削がれながらヘオスヴァローグで魔法・罠の効果発動を無効にされるって地獄が待ってるんですよねぇ（しかも超融合が次のスタンバイフェイズに回収されるオマケ付き）。

これ、最終盤面に機械族・光属性モンスターが2体以上残るテーマが流行ったら余裕で採用されるだろうし、ミラーとか絶対に想像したくないですね（白目）。

そう考えると『諸刃の刃』って印象もありますが、こればっかりはこの手のカード（素材指定緩めの汎用融合モンスター）の宿命なので仕方ないですねぇ。

金色のサイバーツインカッコイイですねぇ

きゃすと（管理人）

素材指定の緩さ故に《超融合》という弱点も抱えていますが、それを差し引いても良いカードだと思います。何より、金色のサイバーツインって感じでカッコイイですよね(*’▽’)

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