マイナーカード紹介記事第10回!
《衰弱の霧》からバトンを託される10枚目のカードは、今から約21年前に登場した通常罠カード《魔力枯渇》をご紹介!
自分と相手フィールドの魔力カウンターを全て取り除く(迫真)!
――――いや、いくらなんでも範囲狭すぎじゃない……!?
マイナーカード紹介「魔力枯渇」
自分と相手フィールド上に存在する魔力カウンターを全て取り除く。
フィールドの魔力カンターを全て取り除く!以上
自分と相手フィールドに存在する魔力カウンターを全て取り除く!……以上。
同期に《王立魔法図書館》や《魔導戦士ブレイカー》と言った強力な魔力カウンター効果持ちがいる事を考えれば、確かに対策カードを用意しておいた方が良いなぁ…って発想は理解できる……。
―――が、しかし、どう考えても範囲が狭すぎる(白目)!
せめて相手の魔力カウンターだけ取り除くならまだしも、ご丁寧に自分の魔力カウンターも取り除いちゃいますからね。ちょっと律儀すぎますね(笑)。
500ライフポイントを払う。
フィールド上に存在する全てのカウンターを取り除く。
なお、カウンター対策としては《カウンタークリーナー》ってカードもあります。通常魔法と通常罠って差はありますが、こっちの方が色んなカウンターに対応できて幅広いのは間違いないです。
連続魔法のおっさんの魔力が枯渇してるのが面白い
自分の通常魔法発動時に発動する事ができる。
手札を全て墓地に捨てる。
このカードの効果は、その通常魔法の効果と同じになる。
どっかで見た事ある顔だなーって思ったら、なんだ《連続魔法》のおっさんじゃないか!?
登場タイミング的に《連続魔法》の方が後から登場したカード(2004年発売RISE OF DESTINY収録)なんですが、シーン的に《連続魔法》からの《魔力枯渇》って流れが自然かな?
《連続魔法》で無茶した結果、魔力が枯渇してしまったおっさんの運命や如何に!?
……なお、これ以外のカードでおっさんが描かれているイラストは今の所無い模様……(;^ω^)
テキストが短いカードは強いの法則を打ち砕く!
「テキストが短いカードは強い!」って論調が昔からありますけど、《魔力枯渇》を見ると「何事にも例外はあるもんだなー」って冷静になれますね。
――――まぁ、『魔力カウンター』ってシステムを導入するに際し、「一応対策カードも用意しておいた方が良いよなぁ」って発想の流れは理解できますし、当時のプールを考えればこういうテキストになるのは仕方がない気もします。妥当。
コメント
今一番使われているのはご存知魔力カウンターをコストに汎用魔法使い蘇生が可能なセレーネですが、蘇生効果がフリーチェーンなので魔力枯渇では先撃ち・チェーン発動に関わらず蘇生効果を止められません
今後の強化でエンディミオン環境になっても、肝心のエンディミオンが魔法罠無効の効果を持っているため機能しない可能性がある点でもマイナス
魔力カウンターが枷になっているイメージで、「召喚・特殊召喚時に乗った魔力カウンターが無くなった時に全体除去」みたいな新規カードの実装に期待しましょう(それでも使われるとは言っていない)
連続魔法した結果魔力枯渇してると考えると笑っちゃう
ほら、連射は高等技術だからさ、その反動で霊丸が使えなくなったりしたじゃん?