「差し戻し」で墓地回収対策?OCGとラッシュで効果もイラストも結構違うなぁ【マイナーカード紹介】

マイナーカード紹介記事第4回!

地味に好評をいただいているマイナーカード紹介記事。第4回は、みんな大好き(?)成金ゴブリンが描かれているカードの中から《差し戻し》をご紹介!

成金が描かれているカードって結構数が多くって、中には印象深いカードも割とあるんですが、今日紹介する《差し戻し》はその中でもかなり地味な部類だと思います(多分)。

少なくとも管理人は実戦で使われた事も使った事もないカードです……。

©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI
スポンサーリンク

差し戻し【マイナーカード紹介】

通常罠
相手が墓地のカードを手札に加えた時に発動できる。相手は手札に加えたそのカード1枚をデッキに戻す。

収録:【GALACTIC OVERLORD】

《差し戻し》は、2012年2月18日発売『GALACTIC OVERLORD』にノーマルで収録された1枚。それ以降、約11年間1度も再録されていないマイナーカードです。

発動条件・効果がかなり限定的

相手のカードをデッキに戻す事自体は間違いなく強力なんですが、問題はその発動条件と範囲。

相手が墓地からカードを手札に加えた時にしか発動できないとなると、「流石に腐るだろうなぁ……」ってのが率直な感想です。

そもそもの話、墓地回収を妨害したいだけであれば、《D.D.クロウ》等で回収自体を妨害したり、それ以外にも対応できる《屋敷わらし》を使った方が良いんですよねぇ(白目)。

最悪の場合、《差し戻し》にチェーンして回収したカードを使われるってパターン(速攻魔法を回収した場合)もあり得るので、やはり《差し戻し》を優先する理由はかなり薄いと思われます。

そうなってくると、やはりデッキに戻す事が最大の強みになり得る訳ですが、そこに関しては同じ通常罠である《転生の予言》で事足りるって印象は否めません。

通常罠
(1):お互いの墓地のカードを合計2枚対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。

ただまぁ、《転生の予言》は対象をとる効果なので、相手の対象をとらない墓地回収効果に対応しきる事は出来ないので、そういうシチュエーションなら頑張れるかもしれませんね。

ラッシュデュエル版は効果・イラスト共に結構違います

罠カード
【条件】相手が墓地のカードを手札に加えた時に発動できる。
【効果】相手の手札をランダムに1枚選んでデッキに戻す。

壺位置、店主のキレ方等、OCGとラッシュデュエル版では明らかにイラストが違いますね。

同名カードの場合、構図などはそのままで今風に手直しされている事が多いんですが、ここまで明らかに差があるのは珍しいかも?

壺の破損位置自体は一緒なので恐らく同じシーンではあるんでしょうけど、これはOCGよりラッシュデュエル版の方が時系列的に後と考えるのが自然かもしれませんねぇ……。

なお、ラッシュデュエル版はランダムでデッキに戻す為、効果自体も結構違います。

ちなみにMTGの差し戻しは結構強いです

きゃすと(管理人)
きゃすと(管理人)

なお、MTGにも《差し戻し》ってカードがあるんですが、コチラは中々に強いです。一時的なやり過ごし呪文ではありますが、1ドローが付いててハンドも減らないし、何なら打ち消されそうな自分の呪文を対象にとって回避する等のテクイ動きもできますからね。最近は白で打ち消さないバージョンの《差し戻し》みたいなカードが出てきたため、正直そっちの方が強そうではあるけど良いカードです。

 

コメント

  1. 匿名 より:

    MTGの場合は1ドローついていなくても発動のマナコストは支払っているから大型呪文だとそもそも連射できなかったりするしなぁ。遊戯王こそ1ドロー付けるべきだよな

タイトルとURLをコピーしました