本日の朝記事は、Vジャンプの定期購読特典として配布された機械族モンスター《スターシップ・アジャスト・プレーン》に注目してみました!
漫画版『遊戯王ゼアル』において、八雲の刺客として登場したイビルーダーが使用した機械族モンスターで、作中では《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》のエクシーズ召喚の布石として活躍したモンスターだったと記憶しています。
かなり時間を置いてのOCG化だったので、密かに期待していたカードだったんですが、何故か逆に弱体化してしまうという衝撃の結末が待っていました……(;^ω^)ザンネン
『スターシップ・アジャスト・プレーン』効果考察
星3/風属性/機械族/攻 500/守1100
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの他の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードのレベルを、ターン終了時までその2体のレベルを合計したレベルにする。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族XモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
収録【Vジャンプ(2024年5月号開始) 一年間定期購読特典】

自身と対象としたモンスターのレベルを合計したレベルに変動させるシンプル効果!ひと昔前なら大喜びしてたかもしれないけど、今のカードパワー基準で考えると流石にちょっと物足りない印象を受ける1枚です。
タンホイザーゲート内蔵モンスター!
端的に言うのであれば、要するに《タンホイザーゲート》内蔵モンスターと言った所。
自分フィールド上の攻撃力1000以下で同じ種族のモンスター2体を選択して発動できる。選択した2体のモンスターは、その2体のレベルを合計したレベルになる。
十数年前までは、この動きをする為に1枚消費していたって事ですからねぇ……。
―――そう考えると、モンスター効果だけでそれをやってのけてる《スターシップ・アジャスト・プレーン》は中々に頑張ってるカードと言って良いのかも⁉
ただ、機械族のエクシーズモンスターしかEXデッキから特殊召喚出来なくなる縛りはかなり大きくて、実際、このカードはこの部分で相当評価を落としていると思いますね。

これ、漫画版では記述が無かったはずなので、
謎の弱体化を受けた可能性が微レ存……。
機械複製術対応なのは利点か?
良い所を挙げるとすれば、やっぱり《機械複製術》対応な事でしょうか?
(1):自分フィールドの攻撃力500以下の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの同名モンスターを2体までデッキから特殊召喚する。
攻撃力500は明らかにこのカードを意識しての事だと思うので、流石に評価したい所なんですが、これまた名称ターン1があるのが滅茶苦茶惜しいなぁーって……(;^ω^)

これ、名称ターン1が無かったら、
3⇒6⇒9⇒12みたいな階段コンボも出来たのになぁ…。
SRや幻獣機と併用し辛いのが惜しいですね

結果的に縛りの影響が色濃く出ちゃうのがやっぱりマイナスですよね。
エクシーズ展開に限定するのであれば、せめてエクシーズ素材になった場合の付与効果とかあっても良かった気がします。
コメント
まさかの遊戯王約30周年も続くとは、正直公式も思ってはいなかったでしょうから、後にも先にもインフレ的に仕方ないデメリットかな。
良くとらえれば、紹介された類似の延長でいずれあるであろうVの強化や何度目かの列車強化、もう何十周年かになるかもしれない漫画版ゼアルキャラ強化等で複数並びつつこのデメリットを意に介さないような機械族Xが開発されるのかもしれない
無限起動が6年前よ?
メリット効果を失う代わりに制約が付いてるのヤバいって
定期購読に強いカード刷るわけにはいかんわな