今日は、2022年10月15日発売『フォトン・ハイパーノヴァ』で強化される【カオスシンクロ】より、新カード《カオス・ミラージュ・ドラゴン》の特集です。
ご覧の通り、懐かしの《ミラージュ・ドラゴン》がカオス化(?)した姿なんですが、効果はオリジナル版とは全く異なるものになっていて、何故か展開補助+除外除去の二本立てになっています。
このカード自体がレベル4チューナーでありながら、除外されている自分・相手のモンスターから光・闇属性モンスターを1体特殊召喚し、そこからシンクロに繋げて除外って流石に優秀すぎぃ!
「カオス・ミラージュ・ドラゴン」の使い方を考える
星4/光属性/幻竜族/攻1600/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):除外されている自分または相手の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果を無効にして自分フィールドに特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は光・闇属性のSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合、そのS召喚の素材としたこのカード以外のモンスターの数まで相手フィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを除外する。
闇属性の非チューナーを特殊召喚すると新規の展開が捗る
《カオス・ミラージュ・ドラゴン》自身がレベル4チューナーなので、闇属性のレベル2非チューナーを特殊召喚すると《カオス・ビースト-混沌の獣-》、レベル4の非チューナーを特殊召喚すると《カオス・デーモン-混沌の魔神-》のシンクロ召喚が捗るようになっています。
星6/闇属性/悪魔族/攻2000/守1800
光属性チューナー+チューナー以外の闇属性モンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このターンにカードが除外されている場合、このカードの攻撃力は1000アップする。
(2):除外されている自分の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
(3):このカード以外の光・闇属性モンスターを1体ずつ、自分の手札・墓地から除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
▲《カオス・ビースト-混沌の獣-》の特集は上記記事にて
星8/闇属性/悪魔族/攻2500/守1800
光属性チューナー+チューナー以外の闇属性モンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このターンにカードが除外されている場合、このカードの攻撃力は2000アップする。
(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃でき、
このカードが戦闘で破壊したモンスターは墓地へは行かず除外される。
(3):このカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
「カオス・デーモン-混沌の魔神-」以外の「カオス」Sモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
▲《カオス・デーモン-混沌の魔神-》は上記記事にて
これら2体はどちらもカードが除外されていると強くなる性質があるのですが、仮にこのターン中に除外という条件を達成できていなかったとしても、《カオス・ミラージュ・ドラゴン》の②効果(対象をとって相手フィールドのカードを除外)で自然と達成できるようになっているのが偉いです。
あとは《混沌魔龍-カオス・ルーラー》や《ヴァレルロード・S・ドラゴン》を展開したり、レベル次第ではありますが《サイコ・エンド・パニッシャー》なんかも選択肢にありますね。
そもそもの話、光・闇属性のシンクロって優秀なモンスターがとにかく多いので、昨今だとバロネスが展開できないくらいのデメリットにしかなってないような気はします。
バロネスに関しても、ちょっと工夫すれば同じ系統の効果を持った選択肢は存在しているので、 《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス》とかで代用すると良いと思います。
細かくシンクロすると除外数が伸びる!
②効果は、シンクロ素材とした《カオス・ミラージュ・ドラゴン》以外のモンスターの数で対象を増やすことができるので、細かく刻めば刻むほど相手の場の荒らす事が出来るようになっています。
でもまぁ、展開しながらシンクロして1枚除外してくるだけで十分強いので、複数除外は念頭に何となく置いておく位でも問題なさそうです。
相手の除外はビーステッドに任せろ!
星6/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに、自分のデッキ・墓地から「深淵の獣マグナムート」以外のドラゴン族モンスター1体を選んで手札に加える。
①効果は相手の除外されている光・闇属性を特殊召喚する事も出来るのですが、これは最近流行の『ビーステッド』と併用すると捗りそうなテキストだなぁーって思いました。
相手の墓地活用を『ビーステッド』モンスターで妨害しつつ、自分が展開する時はその除外したモンスターを拝借するという非道極まりないムーブ!うーん、堪りませんねぇ……。
―――となると、ビーステッド自身はレベル6なので、4+6で10になる光・闇属性シンクロモンスターも選定しておいた方が良さそうですね。
展開と除去を一手に担う。カオス・ミラージュ・ドラゴン良いカードだ
初報のタイミングではなんかサラッと流し見してしまったんですが、よくよく見たら滅茶苦茶優秀で笑っちゃいました!うまく除外が作れるデッキならかなり良い活躍を見せてくれそうです。
コメント