【ヴァレット・コーダー|効果考察】コードトーカーとヴァレット両方の性質を持つ新規登場

今日の夜記事は、12月24日発売予定『SECRET UTILITY BOX(シークレット ユーティリティ ボックス )』に収録される新カード《ヴァレット・コーダー》の特集です。

プレイメーカーとリボルバーの力を集結させた様な胸熱新規ッ!

「コードトーカー」モンスターの特徴である手札リンク素材を継承しつつ、「ヴァレット」「ヴァレル」側にもしっかりとシナジーを持った絶妙な1枚。……うむ、これは素晴らしい新規だ!

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「ヴァレット・コーダー」効果考察

効果モンスター
星4/闇属性/サイバース族/攻1700/守 300
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのサイバース族モンスターを「コード・トーカー」モンスターのリンク素材とする場合、
手札のこのカードをリンク素材にできる。
(2):このカードを「ヴァレル」モンスターのリンク召喚に使用する場合、
このカードの種族をドラゴン族として扱う。
(3):自分フィールドのこのカードを「ヴァレル」モンスターのリンク素材とする場合、
手札の闇属性モンスターも1体までリンク素材にできる。

収録:【SECRET UTILITY BOX(シークレット ユーティリティ ボックス )】

手札リンク効果を持つ2体目の闇属性コーダー

効果モンスター
星1/闇属性/サイバース族/攻 300/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのサイバース族モンスターを「コード・トーカー」モンスターのリンク素材とする場合、
手札のこのカードもリンク素材にできる。
(2):このカードが「コード・トーカー」モンスターのリンク素材として手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「サイバネット」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
フィールドのこのカードを素材とした場合にはその1枚をサイバース族・レベル4モンスター1体にできる。

①効果は、《マイクロ・コーダー》達が持っているお馴染みの手札リンク効果。

現状、この効果を持つ闇属性のサイバース族モンスターは《マイクロ・コーダー》のみなので、《サイバネット・コーデック》の効果でサーチする闇属性モンスターとしても優秀ですね。

《マイクロ・コーダー》の様にサーチしたりはできませんが、《マイクロ・コーダー》を既に使用している状況下でのサーチ先としては中々にできるカードだと思います。

ドラゴン族として扱う効果は『ソーンヴァレル・ドラゴン』意識

リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/ドラゴン族/攻1000
【リンクマーカー:左/下】
「ヴァレット」モンスターを含むドラゴン族モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨て、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
この効果でリンクモンスターを破壊した場合、さらにそのリンクマーカーの数まで
自分の手札・墓地から「ヴァレット」モンスターを選んで特殊召喚できる(同名カードは1枚まで)。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はリンク2以下のモンスターをEXデッキから特殊召喚できない。

②のドラゴン族として扱う効果は、完全に《ソーンヴァレル・ドラゴン》を意識したもの。

《ソーンヴァレル・ドラゴン》は、破壊したモンスターがリンクモンスターだった場合、そのリンクマーカーの数まで手札・墓地から「ヴァレット」モンスターを特殊召喚できるという滅茶苦茶強力な効果を持ったモンスターなのですが、素材が重い為、意外と出し難いモンスターなんですよね。

―――その難易度は混ぜ物が増えれば増えるほど上がる傾向にあるので、ちゃんと配慮されているのは嬉しかったです。

③効果は素引きした高レベルモンスターの処理としても優秀

効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースし、
自分の墓地のカード名が異なる「ヴァレット」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「ラピッド・トリガー」または「ヘヴィ・トリガー」1枚を選んで手札に加える。

▲素引きした際の処理で本当に困るんですよね

③効果は①効果の逆版って感じの効果で、素引きしてしまった《ヴァレルロード・R・ドラゴン》や《デュアルウィール・ドラゴン》等の高レベル闇属性モンスターの処理方法として優秀です。

【ヴァレット】って、カテゴリに属してない高レベルの闇属性ドラゴンを沢山有しているテーマでもあるので、こう言ったモンスターを採用した構築では事故回避にも一役買ってくれるはずです。

効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻1200/守2800
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「ヴァレット」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ヴァレット」モンスター1体を手札に加える。

《アブソルーター・ドラゴン》,《ノクトビジョン・ドラゴン》なんかは自らの効果でSSできるけど、そんな器用な奴らばかりではないですからねぇ……。

ヴァレットモンスターなので勿論『クイック・リボルブ』対応

速攻魔法
(1):デッキから「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。

このカードを語る上で一番重要と言っても過言ではない要素。

――――そう、「ヴァレット」モンスター専用リクルート魔法《クイック・リボルブ》の存在。

発動後のデメリット特に無し!速攻魔法!名称ターン1無し!というスーパーカード!

数多のリクルート札の中でも最強クラスに位置するカードに対応しているという事で、これは絶対に見逃せないポイントと言えるでしょうね。

しかも《ヴァレット・コーダー》自身の種族はサイバース族なので、《クイック・リボルブ》でサイバース族を出力できるようになっちゃったという訳ですよ……(*´▽`*)

まぁ、具体的なプランはまだないんですが、【斬機】とかに出張させてみるのは割とアリなんじゃないなかぁ~って密かに考えていたりします。

全ての効果をうまく扱えるデッキが理想

きゃすと(管理人)
きゃすと(管理人)

①が「コード・トーカー」、②③が「ヴァレット」って感じでそれぞれ独立している感じなので、どちらか片方だけ利用するってのも勿論できるんですが、出来る事なら両方丸ッと使いたいってのが本音ですよね。
まぁ、「コード・トーカー」側が②③を使うのはちょっとハードル高めですが、「ヴァレット」側が①を使うのは《アクセスコード・トーカー》とか混ぜてれば案外出来そうな気はするので、構築の際には少し意識したい所です。

コメント

  1. 匿名 より:

    ヴァレットとして見た場合はヒャッホウなカードだけど、クイック・リボルブだけでサイバースに出張できるかというと結構辛いと思う
    リボルブ素引きを要求する上に単独での展開手段を持たないし、手札からリンクに重点を置いても他の互換モンスターはだいたいアド取り能力を持っているから下位互換化している
    全ての効果を有効に使えるデッキといえばやっぱりトゥリスバエナ入れたヴァレットになるかな、ヴァレコの墓地効果で出してサイバース同士だから手札リンクのアクセスに繋がる

  2. 匿名 より:

    こういうカードを見るとついつい主人公と仲間たちの合体モンスターの展開を嘱望してしまう。兼ね合いとか無視してただ見て見たかったりする。しかし、個人的に希望の魔術師が好きでもあり、遊矢(魔術師)と歴代主人公が合体してくれるかしらと思っていたらあれっきりだし、派生はないよな。

    名前にたがわず、両方の要素があってカードとしては完成度が高いと思う。混ぜ物はユーザーの勝手とは言え、理想は適度に両人の要素をメインデッキでも混ぜ合わせたいのが正直なところ。そういう目で見るとこの嚙み合わせの悪さは一応、序盤は敵対関係だったからか?もしくはあくまでもライバルだから?

    また、前半の私の願望も踏まえて、対応するEXモンスター(トーカー)がいないとなるとヴァレット要素を象徴するコーダーで一線を画す存在になるのだろうか。色味的にはヴァレルだけど誰だ。対はいないのか。

  3. 匿名 より:

    コードトーカーやサイバースとしては微妙でヴァレットなら手札のデュアルウィールなどを素材として墓地に落とせるからヴァレットの方が相性は良いのかな?
    同じコーデックでサーチ出来る闇属性のサイバースにはマイクロコーダー以外に自身で特殊召喚出来て且つ何かしらの役割を持てるカードが複数あるから手札から素材に出来たところで特殊召喚後に素材とするのも大差ない気がする。

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