《魅幽鳥(みくらとり)》等、この手の位置参照系効果を持つモンスターの評価はイマイチ芳しくないというのが通例ですが、今回の《星向鳥》は一味違う!…そんな予感がしています。
位置によってレベルを自由自在(5~8)に変動させる可能性の鳥について見て行こう!
星向鳥(ホシムクドリ)
《星向鳥(ほしむくどり)》 効果モンスター 星4/風属性/鳥獣族/攻1000/守1500 (1):このカードはメインモンスターゾーンに存在する限り、 その位置によって以下の効果を得る。 ●左端:このカードのレベルは4つ上がる。 ●右端:このカードのレベルは3つ上がる。 ●中央:このカードのレベルは2つ上がる。 ●それ以外:このカードのレベルは1つ上がる。 |
いきなり高レベルをポンと展開できる(ただし召喚権)
レベル4だけどレベル4として活用出来ない面白さ。手札に引いたらレベル5~8のいずれかとしてフィールドに展開できる器用さ。高レベル展開できることを活かしたシナジーや、シンクロ・エクシーズ・リンクへの活用等々、このカードならではの良点は確かに多い。
しかし、この手のカードに要求されるセルフ展開の術を持っていない為、更にサポートしてやるカードを要求されるのがこのカード最大の弱点となっています。
▲《レッド・リゾネーター》でレベル7~10までのシンクロを謳歌したり…。
▲《混沌の戦士カオス・ソルジャー》の展開をサポートしたり…。
様々な可能性が示唆出来ますが、やはり展開手段という部分がネックになってきそうです。
ペンデュラム召喚等、ついでにフィールドに展開できるシステムを搭載しているデッキならその課題もワンチャン埋められるかもしれませんね。
《トランスターン》や《ダウンビート》にご用心!
当ブログのコメント欄にもたくさんご意見いただいたていた、《トランスターン》や《ダウンビート》で《霞の谷の巨神鳥》を展開するというプランについて。
結果から先にお伝えすると、残念ながらこれは不可能です。
《トランスターン》のレベルは墓地参照(よってレベル4)、《ダウンビート》は元々のレベル参照だからそもそも無理…。あぁ、残念無念!
ただし、フィールドでレベルを参照している《スワローズ・ネスト》なら可能です!
右端に出した《星向鳥》に《スワローズ・ネスト》を使えば《霞の谷の巨神鳥》展開OK!!
シンクロ・種族・属性運用しない限りは《ガガガマジシャン》でOK!
便利かつ浪漫を感じる《星向鳥》ですが、種族・属性・シンクロ運用をしない場合は、《ガガガマジシャン》でOKなのも事実です。
むしろガガガ先輩ならレベル1~8に変換できるので、更に幅広いレベル運用が可能です。
冷静に考えると、シンクロ運用と《スワローズ・ネスト》を活用するかどうかが差別化の重要なポイントになりそうですね。
シンクロできる以上、十分に差別化出来ています
やっぱりシンクロ出来る点が大きなポイントになりそうですね。
個人的には《レッド・リゾネーター》で色んなシンクロ展開が可能になるのが特に気になります。…そこら辺で何か出来たら良いなぁ。
風属性だから《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》とかも使えるな…。
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コメント
基本非チューナー側に縛りがないBFの高レベルシンクロに使えるのはありがたいですね
ガガガ先輩と違ってタンホイザーゲート対応かつ微調整可能なのでRRでランク9以上出したい時にも使えるかも
種族、属性、レベルが6と7に変更できる点からもハーピィと相性よさそうですね。
ただやっぱり展開手段が課題ですが…
ウィンターベルで右端に呼んでランク7作ったりとか考えたけれどそこまでする意味も薄いか…
自己SSできるなら更に使い道があったのですが、これならレゾネから高レベルシンクロが1番現実的ですかね
スワローズネストも、その先に有用な鳥が少ないですし
ランク6~8で黒白の波動を狙ったりできるどんなデッキがいいだろうか。
エスプリットバードに入れてテンペストと共に暴れさせるか、LLに入れてLLからリンクカオソルでも良いのでは、前にも書いた通りオッドアイズドラゴンのデッキで、儀式・エクシーズ・オッドアイズアドバンスドラゴンに使うのが良さそう。