海馬のデッキに採用されるという誉高き実績を持ちながらも、原作では実際に使用された事すらないという曰く付きな存在(アニメではドーマ編で使用されています)。
この度、そんな《カイザー・グライダー》が《ネオ・カイザー・グライダー》として生まれ変わりました!
生贄封じに阻まれたり、ハンデスされたりと、常にトラブル続きだった彼の人生。十数年の時を経て、今、花開く…かも知れない。
ネオ・カイザー・グライダー
収録:【20thアニバーサリーレジェンドコレクション】
手札から捨てて墓地のドラゴン族通常モンスターを蘇生する効果。2:1交換による蘇生なので基本的にディスアドではありますが、コスト次第ではそのディスアドを軽減したりメリットに変換出来たりするのがポイント。
①効果が②効果に繋がるのは勿論、外的要因・コスト等でも機能する全体弱体化(相手フィールドのモンスター全て)にも注目です。
2:1交換の蘇生効果!その価値は!?
ただ単にドラゴン族通常モンスターを蘇生するなら《銀龍の轟咆》でOKですし、ここは手札のモンスターを捨てられる・連動して相手フィールドのモンスター弱体化できるという点に注目すべきです。
種族限定の通常縛りとは言え、手札から捨てて起動できる蘇生効果持ちって結構有能な気がします。
シューティング・ライザーのレベル調整用としての価値
これは管理人が気になっているだけで別段有能って訳でもありませんが、《シューティング・ライザー・ドラゴン》をレベル1にする際に結構便利な組み合わせな気がしています。
まぁ単に、素引きしてもそこそこ強いレベル6モンスターってだけの話なんですけどね(笑)。
ドラゴン族通常モンスターが入ってて、《シューティング・ライザー》も立って、それをレベル1シンクロチューナーにする旨味があるデッキか……(何かあったかねぇ?)。
相性の良いデッキ・テーマ
まず前提として、”ディスアドを軽減できるコスト役”、”ドラゴン族の通常モンスター”の二つが絶対条件。この二つがうまくかみ合うデッキでの採用が恐らくベストマッチ!
青眼デッキとの相性
コスト面は《白石》《古石》で完璧。蘇生する対象も《青眼の白龍》がいるから当然ベストマッチ。
まぁここは元よりそういう想定なので相性良くないと嘘ですよね…(笑)。
500ダウンを含めれた攻撃力3500までが戦闘破壊範囲になるのも地味ながら悪くないですが、相性が良いからって採用にまで至るか?と言われれば、それはまた別の問題。
…既に洗練されている「青眼」デッキにこのカードを迎え入れるスロットがあるかどうか…。
レッドアイズデッキとの相性
個人的に大本命だと思っているのがコチラ!
《真紅眼融合》で《流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン》を融合召喚すると、バーンダメージを与えながら相手フィールドのモンスターの攻撃力を全て500ダウンできるというプチコンボ発動です。
「青眼」程ではないにしろ、《伝説の黒石》でコストもある程度軽減できますし、蘇生対象にも比較的困らないのが嬉しいですね。
…でも流石に《魔晶龍ジルドラス》の方が融合役としては適任ですかね?…でも素引きした場合は《ネオ・カイザー・グライダー》の方が強いシーンも多そうなのがなぁ…(悩ましいね)。
聖刻デッキとの相性
《ラブラドライドラゴン》を使う・レベルが6でマッチするという思い付き!
コスト面での優位性がイマイチなので、「聖刻」+αの構築でワンチャンあるかな?位に考えています。
マジで思い付きなので、スルーしてもらって結構です。
効果の理由を聞いて驚きました!
最後になりましたが、《ネオ・カイザー・グライダー》の効果のルーツがかなりエモいのでお知らせしておきます。
《ネオ・カイザー・グライダー》の効果は、原作漫画(遊闘186.187:光の仮面・闇の仮面戦)をイメージしたものであり、いきなり湧いて出たテキトーな効果ではありません。
読み返してみると分かるのですが、遊戯が《手札抹殺》を使い(発動コスト)、その効果で海馬が《青眼の白龍》を墓地に送って《死者蘇生》に繋ぐ(効果)。その過程で送られていた《暗黒魔族ギルファーデーモン》が相手のモンスター(マスクド・ヘルレイザー)の攻撃力を500ダウンするシーンこそが《ネオ・カイザー・グライダー》の効果なのです。
…気付いた人マジで凄い。そしてシーンを効果にした開発もまた凄い(笑)。
コメント
聖刻軸真紅眼ならライパルの除外コストとしても使えるので結構良さそうですね
こいつの効果はwikiの記述を見たときに感心しました。「エモい」がよく解らないのですが、どういう意味ですか?調べてみても意味がこの効果の元となった場面と繋がらなかったのです。
※年なので若い言葉に疎いだけですが
おっさんは引っ込んでろ
こういうのはどんどんアク禁にしてほしいね
エロくてキモいって意味だよ。
え?違う?あぁ感動とか尊いって方かぁ…
エモいは、感動した!の略だと思っておけば大丈夫ですよ。
エモーシャルからきてるよ。
感動したって、打つのめんどくさいですからね。あぁ、めんどくさい
管理人の言葉選びが原因でいらぬ不和を呼んでしまいましたね…(申し訳ねぇ)。
ちょっと若者ぶってエモいとか使ってみたかったんです…(スマネェ)。
エモいに意味なんてないですよ。
使ってる人に聞いたらみんなバラバラの回答返ってきました。
ポジティブなニュアンスなのは共通してたので上の人の言う通り感動したぐらいの感覚で使えばいいかと。
ネオカイザーさんの考察記事だと思って読んでたら、コメ欄は「エモい」のことしかかいてないから、次のリメイクはエモ・カイザー・グライダーですかね。
ネオカイザーさんレッドアイズに入れて1回回しただけでメチャクチャ活躍してくれたしその後もちょくちょく活躍してくれてめっちゃ優秀でした
真紅眼融合やインサイトで墓地に黒炎竜を事前に落として真紅眼を引いていた場合は手札から真紅眼を捨てて黒炎竜蘇生、そのままデュアルしたり墓地に落ちた真紅眼を後々亜黒で蘇生できたりで他のカードと組み合わせた場合の強さはハンパないです
ジルドラスとは使い分けになるけど個人的にネオカイザーのが攻めにいけるし場を整えやすいのでこちらを優先して採用してます
もっとエモっていけ(意味不明)
まあ冗談はともかく、ラブラドライと使用する場合は、手札コストとしてカーボネドンを捨てる動きとシナジーがあるのでそこを考慮出来れば一考の余地はあるかもしれません
個人的には地味な方の500ダウンに何か可能性が無いか考えてみたいと思っていますが
この書き方だと手札から捨てた後に選択って流れで良いのかな?
もしそうなら、強いかは別として手札のドラゴン族のバニラを特殊出来るって事なので守護竜とかで使えるかも?
フルモンや雪花の光型で蘇生が使えますね〜
ネオカイザーの方が真紅眼の動きが出来るのでネオカイザーを組み込みました。
何より500ダウンが地味に真紅眼に噛み合うのが強い。黒炎竜のデュアル効果を使いやすく尚且つそのまま殴りにいけるのは便利。
また場に戻りやすいライトパルサーからも呼び込めるのも利点
答えてくれた過多たち、ありがとうございました。