【急き兎馬の使い方・効果考察】シンクロ・エクシーズ・リンクの補助に役立つレベル５の特殊召喚モンスター！【赤兎馬】

かの「三国志」で有名な武将「呂布」の愛馬と言われた「赤兎」のように、赤毛で兎のように速い駿馬の事を「赤兎馬」というのは余りにも有名な話。

そんな「赤兎馬」が背中に兎をのせ、「急く」事で《急き兎馬》となるとは一本取られた。

いつも以上に洒落が利いてる新カード、《急き兎馬》について見ていこう。

急き兎馬

効果モンスター
星５/風属性/獣族/攻2000/守1800
このカード名の(1)の方法による特殊召喚は１ターンに１度しかできない。
(1)：カードが存在しない縦列がある場合、このカードはその縦列の自分フィールドに手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(2)：このカードと同じ縦列に他のカードが置かれた場合に発動する。このカードを破壊する。
(3)：１ターンに１度、自分メインフェイズに発動できる。このターン、このカードの元々の攻撃力は半分になり、直接攻撃できる。

容易に特殊召喚できるレベル５モンスター

条件が緩く、手札で腐る可能性がかなり低いカードというのは先程述べた通りですが、それがどれくらい緩いかを今一度ご説明したい。

相手フィールドと自分フィールドのモンスター状況を参照する《サイバー・ドラゴン》よりも緩い事は当然ながら、超高性能な新星、《トリックスター・キャロベイン》が持つ〈自分フィールドのモンスターが存在しないor「トリックスター」モンスターのみの場合〉よりも状況次第では緩いッ！

これを緩々と言わずして何とするか！

しかも、《キャロベイン》ちゃんの方は発動する特殊召喚効果ですが、《急き兎馬》の方は召喚条件に過ぎず妨害されにくいのだ！

「SR（スピード・ロイド）」なら風属性という点が活きる！

これは読者さんからコメント欄にて教えていただいたことなのですが、《急き兎馬》は風属性モンスターなので、「SR（スピード・ロイド）」デッキとの相性が非常に良いとの事です。

《SRタケトンボーグ》の効果を発動した際に発生する、〈この効果の発動後、ターン終了時まで自分が風属性モンスターしか特殊召喚できない。〉も華麗にすり抜けますし、シンクロ召喚の非チューナー側をしっかりとカバーしてくれる訳ですね！（レベルも合わせやすい）

あと、《ＳＲパッシングライダー》とで【ランク5エクシーズ】って選択や、《グレートフライ》で【風汎用リンク２】って選択も可能です。

自壊しやすい獣族モンスターという事で《グリーンバブーン》

このシナジーが、現代遊戯王でどれほど活きて来るかは正直未知数ですが、同じ縦列にカードを置くだけで自壊するカードという事で、《森の番人グリーン・バブーン》との併用も想定できますね。

管理人のローレベル獣に採用してるのもありですが、あいにく《森の番人グリーン・バブーン》を採用していないので、そこから構築をいじる必要がありますなぁ～(;^ω^)

リビデなどの蘇生札による妨害が少し懸念される

弱点と言える弱点があるとすれば恐らくコレ。

折角特殊召喚した《急き兎馬》も、相手の《リビングデッドの呼び声》等で同じ縦列にモンスターを蘇生されると、即落馬という悲しい結末になってしまいます。

汎用蘇生札は採用しているデッキも多いですし、もしかすると結構な弱点かもしれませんね…。

相手の場にバックがある時なんかは要警戒するに越した事はなさそうですねぇ～

光属性である必要が無いのであれば《急き兎馬》をレベル５のSS要員として採用するのはありかも？

簡単に特殊召喚できるレベル５モンスターと言えば、

《サイバー・ドラゴン》、《太陽風帆船》、《トリックスター・キャロベイン》、《ガーベージロード》など、種類も豊富にありますが、風属性かつそれらと比較しても条件が緩々ってのは大きな強みだと思います。

ノーマルレアの割に相場も安価で集めやすかった事もあり、管理人も「急き兎馬」の如く、手早く素早く3枚集めましたぞよ！

風属性・特殊召喚できるレベル５に「ピンッ」と来る方はぜひともチェックしてみて下さいね。

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