新年一発目のレギュラーパックのお約束と言えば、【手札誘発娘】ですよね!?
…という事で、明日発売の『フレイムズ・オブ・デストラクション』にも《屋敷わらし》って新たな【手札誘発娘】が収録されているようです。
まぁ、ここまでは予想していた人も多いとは思いますが、個人的な一番の衝撃は、《灰流うらら》が登場してもう1年が経過したって事だよね…(光陰矢の如しィィ)
「手札誘発娘界」のニューフェイス《屋敷わらし》の実力や如何に!?
屋敷わらし
チューナー・効果モンスター
星3/地属性/アンデット族/攻0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その発動を無効にする。
●墓地からカードを手札・デッキ・EXデッキに加える効果
●墓地からモンスターを特殊召喚する効果
●墓地からカードを除外する効果
「墓地からカードを手札・デッキ・EXデッキに加える効果」の一例 |
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「墓地からモンスターを特殊召喚する効果」の一例 |
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「墓地からカードを除外する効果」の一例 |
使用頻度高めの追加した方が良い例を募集中 |
対応しているのは効果のみ!「インフェルノイド」などルールやコストの類は非対応です
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《屋敷わらし》の効果で対応できるのは、墓地からの回収・墓地からの特殊召喚・墓地からカードを除外する効果の無効化です。
なので、ルールによる墓地からの特殊召喚や発動コストによる墓地除外には対応していません。
初心者からすると少し難しい話になると思うので、「インフェルノイド」を例に出して少し説明します。
「インフェルノイド」は墓地のカードを除外しているし、墓地から特殊召喚されるので、《屋敷わらし》で無効にできるように見えますが、実は無効に出来ません。
除外はコスト・特殊召喚は効果ではなくルールによる処理なのでいずれも該当しません。
こういうカードは「インフェルノイド」の他にも色々とあり、意外と《屋敷わらし》の隙間を抜けているカードは多いので、使用する際には事前の確認をオススメします。
《灰流うらら》と違って効果ではなく発動を無効にしている点
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《うらら》は効果を無効にしているだけなので発動したという事実は残り、その効果に付随する制約(ターン1制限やその他デメリット)も適用されます。
一方、《わらし》は、発動を無効にしている為、発動したという事実そのものが残らずその効果に付随する制約は適用されません。
こう見ると一方的に《うらら》の方が強調整を受けたカードに見えますが、発動無効の効果ゆえに《わらし》はダメステ発動可能という利点も持っています。
戦闘行為で発生したリバース効果や墓地落ち効果に対応できると考えれば《わらし》的にはこっちの方が良かったとも言えますが、実際のところは状況によりけりと言った感じです。
《D.D.クロウ》や《スカル・マイスター》との比較
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「墓地関係のカードを軒並み止めれるなんてすげェェェ」
となるカードではあるのですが、《D.D.クロウ》や《スカル・マイスター》等、比較対象になり得る墓地メタカードは既に存在しています。
こういう比較が出て来ると、「クロウでOK」とか「クロウ終わったな」と言った短絡的な意見が飛び出しがちですが、事はそう単純な話ではありません。
これから先、我々は《屋敷わらし》《DDクロウ》《スカル・マイスター》の三種の中から取捨蘇生取捨選択してサイドを構築する必要が出てきたという話です。
環境を読みながら3種の中から選ぶ、または併用する選択を迫られるカードだと思います。
《屋敷わらし》の強み
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「PSYフレーム・ギア」系統が止められるのが最大の強みか?
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《D.D.クロウ》を《屋敷わらし》で止められるってのは話題になっていますが、メタカードのメタとして《PSYフレーム・ギア》関連のカードを止められる点にも個人的に注目しています。
「PSYフレーム・ギア」は、効果に「PSYフレーム・ドライバー」の蘇生が含まれているので《屋敷わらし》の効果に抵触しちゃってるんですよ!
相手の「PSYフレーム・ギア」に《屋敷わらし》を投げるってシーンを見かける日がやってくるかもしれませんよ!
地属性チューナーなので「ナチュル」の皆様がちらつく
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地属性チューナーが出て来るとついでに名前が挙がってくるチーム!
そう、「ナチュルシンクロモンスター」の皆様方ですね(*’ω’*)
非チューナー側の地属性もあるので、どんなデッキでも使える訳ではありませんが、一応頭の片隅には置いておいた方が良いかもしれません。
サイドで輝くカード。第二の《うらら》にはならないはず…。
《クロウ》や《スカル・マイスター》が比較対象になり得るという事は、メイン需要よりはサイド需要の強いカードであるという事が分かります。
《灰流うらら》や《幽鬼うさぎ》と言うよりは、《浮幽さくら》よりのメタカードだと管理人は考えます。
まぁ、イラストアドが高いので初動は高いと思いますが、《うらら》や《うさぎ》のように高騰したままの推移を維持するカードではないかな?…と。
しかし、良いカードである事は間違いなく、この手のカードを出すという事は、墓地絡みの効果を強化する流れが待っているともとれます。
いずれにせよ確保しておくに越した事はなさそう…それが管理人の見解です。
【屋敷わらしの使い方・効果考察】《灰流うらら》の墓地バージョン!?《DDクロウ》や《スカル・マイスター》と比較されそう https://t.co/iAGXxxj7vl pic.twitter.com/1sUj9YpkWk
— 遊戯王の軌跡 (@sangan103) 2018年1月12日
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コメント
召喚魔術はどうでしょう?
多分いけるはずですが…
両方ひっかかりますね あざーす
2回目すみません
ダークヴルムとデストルドーがありました(^-^;
それも重要… むしろ最初から管理人が入れておけよ感…((+_+))アザース
屋敷わらしに関する話でことごとく抜けるのがダメステ発動可能という点。これかなり大きな利点だし絶対に抜かしちゃいけない特徴なんだけどルールの理解が進んでいないためか話に出てこないのが残念でならない
召喚魔術を止められるのはデカそう
気になったのが、うららと違って効果の無効化ではなくて発動の無効化なところですねダメステで使える利点よりもターン制限とか誓約無効の欠点の方が大きい気がします
効果を無効だと残るけど発動を無効だと解除される誓約ってなんかあったっけ?
自己解決しました。
あー 確かに…結構そこはでかいっすね なるほど
もう9期も終わったし手札誘発娘は出ないだろう、とか思ってたら中々高性能な新入りが来ちゃいました。
うさぎ、うらら共にお値段が張るのでレアコレでばらまかれるのを期待してます。
墓地蘇生は刺さるカード多そう。うらら規制でもされない限りうららでいいし、うららほどのメタではないから採用しない気がする。
イラストの病んでる感じが好きで、手に入れて幸せにしてあげようと思ったのに、エレメントと霊神に邪魔された。
地チューナーはいいけど、ナチュビにはレベル2が必要だからなぁ。
わらしの強みの所にマクロコスモス系のカードがあっても使えるのもお願いします
大事ですね 了解です。
Dクロがキツいデッキがメタのメタとしてサイドから採用するかもしれませんね
現環境だと彼岸のミラーマッチ辺りで輝きそうです
psyフレ使ってる身としては止めてくるカードが増えるのはつらい
サイド向きっぽいけど実際使われてみないと分からない所あるしなー
刺さるデッキと刺さらないデッキが分かれますねぇ、愛しの召喚獣カオスロードはマッチ2戦目は厳しくなりそうです…
ガエルバジェで餅のサルベージ効果を止められるとしんどそうだなあと
バージェストマの共通効果が引っかかるのかは分からないですけど、粋カエルも一応踏みますし(ターン1ついてないからまた蘇生できますが)、地味に刺さってるのかな
影霊衣の降魔鏡、影霊衣の反魂術、儀式の準備がわらし踏むので影霊衣には刺さりそうですね
地属性でブロドラのコストになれるので磁石に投入してみます
うららやうらぎはもう足りないですし俺好みの見た目だから丁度いい・・(プラシド感)
ネクロバレー「墓地を封じて早幾年、また我の同志が現れたか。」
墓地にモンスターいなければ召喚魔術するだけならできるのかな??
墓地のカードを除外する効果を『含む』ので無効にされてしまうと思います
召喚獣使いとしては厳しい…